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水菜は消費期限が短い野菜
水菜はサラダや鍋など、いろいろな用途で使用できる便利な野菜です。葉物野菜なので、早めに消費しましょう。賞味期限の目安は、以下の通りです。
- 常温…1~3日
- 冷蔵…約1週間
- 冷凍…約1か月
夏場の常温で放置してしまうと、すぐに傷んでしまいます。基本的な保存場所は、冷蔵庫の野菜室です。
水菜をさっと茹でて水分を絞り、ラップにくるんで冷凍庫での保存も可能。しかし、冷凍庫で保存したら水菜本来のシャキシャキした食感がなくなるので、冷凍保存はあまりおすすめしません。
水菜が腐っている時のサイン5選!
水菜が腐ると、どんな変化がみられるのでしょうか?傷んだ野菜を食べると食中毒になることもあるので、健康を維持するためにも腐っているときのサインをしっかりと把握しておきましょう。
1.茶色や黄色に変色している
葉物野菜に多く見られる腐っているときのサインに、葉の色の変色が挙げられます。水菜もその例外ではなく、葉先が黄色くなり始め、徐々に葉っぱや茎の部分が茶色く変色していき、腐ってしまいます。
水菜は、傷んでいる部分だけを取り除いても食べられません。傷んでいるのを見つけたら、破棄しましょう。
2.葉っぱがしなびて元気がない
水菜は乾燥に弱い野菜です。たとえ野菜室で保存していたとしても、徐々に水気を失って葉に元気がなくなってきます。
少ししぼんでいるくらいで変色していなければ食べられますが、葉の先っぽや葉全体がカリカリに乾燥しきっているときは、傷んでいるサイン。おそらく茎が溶け始めているため、野菜室内に悪臭を充満させないためにも早めに破棄してください。
3.茎や葉が溶けている
水菜は傷んでくるとぬめりが発生し、それが進行すると徐々に溶け始めます。葉や茎が溶けるのは、腐敗がかなり進行している状態。まだ溶けていない箇所も、内部ではすでに腐敗が進んでいます。溶けていなくても全体が腐っているので、食べるのは危険です。
4.ぬめりが出て水分が出ている
葉の部分が茶色く変色してさらに腐敗が進むと、茎や葉からぬめりが出てきます。葉や茎から水分が出てくるのは、腐敗が進んでいる証拠。
ぬめりを洗い流して水菜が元の見た目に近くなったとしても、水菜の内部はかなり腐敗しています。食べるのは非常に危険!水菜は本来ぬめりなどがない野菜なので、触れたときに嫌なぬめりがあったら食べない方が無難です。
5.酸味のある臭いがする
新鮮な水菜は、特にニオイはありません。しかし、腐敗してしまうと酸味のある嫌な臭いを放ち始めます。野菜室を開けたときに酸味のある臭いがしたとなると、腐敗がかなり進んでいる状態です。
葉の先が黄色くなっていて怪しいなという状態になっているとき、ニオイを嗅いで酸味のある臭いがしたら腐っているサイン。調理はしない方がよいでしょう。
水菜を日持ちさせるコツ
水菜は、野菜室で保存しましょう。
- 切らずに立てた状態で保存する
- 水菜を水洗いして1分ほど水に浸して水気を切り、タッパーにキッチンペーパーを敷いて水菜を入れて上からもキッチンペーパーを置いて密閉して保存
水菜は高温や乾燥、水に触れている状態で保存すると、あっという間に傷みます。
野菜は植えられていた状態と近い形で保存すると長持ちしやすいので、冷蔵庫に余裕があるときは立てて保存しましょう。
カットしてタッパーで保存する場合は、水菜などから水分が出たときにキッチンペーパーをまめに交換すると長持ちしやすくなりますよ。
まとめ
水菜は傷みやすい野菜なので、傷んでいるサインは見逃さないようにしましょう。味にくせがないので、気軽に食べられる野菜です。ちょっとした一品もすぐに作れる野菜なので、上手に保存して美味しく食べてくださいね。