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人の気持ちをパッと明るくしてくれる美しい花たち
花はインテリアとしても部屋の中を華やかに見せてくれますし、見ている人の心を明るくしてくれる心の栄養にもなります。ガーデニングが好きな人は、まるで我が子のように可愛がる人も多く、素敵な花を咲かせると、嬉しい気持ちになるものです。
近年、観葉植物やガーデニング人気が急上昇中!
近年、仕事で忙しい人が多く、夫婦で共働きのご家庭も増えたことから、観葉植物やガーデニングの人気が高まっています。理由は、犬や猫といったペットでは、忙しく、適切なお世話ができないからです。
その点、土のお手入れや栄養補給、水やりなどは必要ですが、比較的忙しくても育てることのできる観葉植物やお花は、多くの人の要望に応えてくれる生き物なのです。
また、コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅で過ごすことが圧倒的に多くなりました。そのため、ベランダやお庭でガーデニングを楽しんだり、部屋の中で観葉植物を楽しむ人が増えているのも一因です。
お花がすぐに枯れてしまう…やってはいけないNG行為とは?
愛情を注ぐことで、やがてきれいな花を咲かせてくれる植物たちは、育てていると我が子のようにかわいく思えます。しかし、一生懸命愛情を注いでいるつもりなのに、なぜかお花がすぐに枯れてしまう…ということはありませんか。もしかすると、無意識にやってはいけない育て方をしているのかもしれません。
1.水をあげすぎてしまう
花といえば水やり!そう思い、愛情をかけてたっぷりと水を注いであげている…という人も多いでしょう。しかし、花を始めとした植物は、水を与え過ぎても枯れる原因となることを理解しなければいけません。
水を与え過ぎてしまうと、花の根元から根腐れしてしまい、枯れる原因となります。それぞれの花によって、与える水の適量や頻度は異なるので、その花に適した量を水やりするように心掛けてください。
2.土の表面だけを水で濡らす
花に水やりをする際、花や土の表面だけを見ている人がとても多いです。しかし、花や土の表面だけ濡れていても、根元まで水が行き渡っていなければ、花は水を吸い取ることができません。なぜならば、水は根元から吸収するからです。
水を与える際は、花が植えてある土の様子を観察し、土が完全に乾ききっている場合は、ハチの下に置いている受け皿に水が漏れ出てくるまで水を与えてください。漏れ出てきたら、与えすぎを防ぐために水を注ぐのをやめましょう。
3.受け皿に水を溜めっぱなしにする
水を与えた後、受け皿に流れ出てきた水が溜まります。基本的に、受け皿に水がある程度溜まったら、すぐに捨てなければいけません。しかし、お花を枯らしてしまう人は、受け皿の水を溜めたまま放置していることが多いです。
受け皿に水を溜めたまま放置していると、土がその水を再び吸収してしまい、水分過多となってしまいます。すると、根腐れを引き起こす原因となり、お花が枯れてしまうのです。水を与えた後、受け皿に水が溜まったら、すぐに捨てることを忘れないでください。
4.使い古した土に新しい花を植える
以前使っていたガーデニング用の土に、新しいお花を植えているという人がいますが、この行為は新しいお花に悪影響を及ぼし、枯らしてしまう原因となりますので、絶対にやめてください。
以前使っていた土は、すでに栄養分がなくなっていたり、病原菌や虫が湧いていることもあります。そこにお花を植えてしまうと、栄養が補給できないだけでなく、病原菌や虫によって食い荒らされてしまい、根元からダメになってしまうのです。
新しいお花を植える際は、必ず新しい栄養のある土を使用し、病原菌や虫の湧いていない清潔な状態で育て始めてください。
5.花によっては直射日光で枯れることも
暑さや日光に強い花であれば、直射日光に当たっても問題なくすくすくと育ちます。しかし、日光や暑さに弱い花は、直射日光を浴び続けると、枯れてしまうことがあります。
また、夏場は直射日光に当てていると、土の乾きが早くなり、水が足りずに枯れてしまうケースも珍しくありません。季節によって、育てる場所を変えてあげることも大切ですよ。
これさえ押さえれば完璧!お花を育てるコツを解説
お花を育てる上で、大前提として、それぞれのお花の特徴や性質を知る必要があります。暑さに強い花、寒さに強い花、水やりは少量で良い花もあれば、頻繁に与える必要のある花もあります。これらを理解した上で、お花を育てる際に押さえておきたいコツは以下の通りです。
- 水は土の表面が乾いてから与える
- 受け皿に水が流れ出るまで水を注ぐ
- 水やりの際は花や葉にかからないようにする
- それぞれの花に合った肥料を定期的に与える
- 花がしぼんだらカットする
花を育てることになれていない方は、まず上記の5点を押さえましょう。また、花を置く場所は、直射日光の当たらない、涼しい場所が原則です。花によってはこの例に当てはまらない物もあるので、花の特性を理解しましょう。
正しい水やり方法と花の特性を理解してすくすく育てよう
いかがでしたでしょうか。花を枯らしてしまうというお悩みを持つ人の多くは、水やりに原因があることが多いです。まずは水やりの方法を見直し、その上で花の特性に合った環境や肥料を与えることで、元気な花を咲かせましょう。