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シチューのルーが足りないときの代用品5選
シチューのルーが足りないという状況の中でも、全然足りないという場合から、あと少しだけ足りないので欲しいという場合があります。
シチューの味にも好みがあるので、シチューのルーをあとどれだけ足したら良いということを明確にすることはできません。シチューのルーが足りない時はどの代用品を使う場合でも少量ずつ加えながら味を調整してください。
代用品①:小麦粉+牛乳+バター
シチューのルーが足りないときに代用する場合の小麦粉は炒めてから使用します。そこに牛乳とバターを加えて代用品にします。小麦粉を多めにすればとろみが出て、バターを多めにすればコクが出せます。
小麦粉の炒め方
- 小麦粉がバターと同じ割合になるように重さを測ります。
- フライパンにバターを入れて溶かして小麦粉を入れて炒めます。
- 炒めたらそこに牛乳を加えて煮詰めます。シチューに加えます。
代用品②:小麦粉+バター
シチューのルーが足りないときに代用する、小麦粉を炒めて使うのは手間が増えて面倒だという場合は、小麦粉とバターを練り合わせて代用しましょう。
小麦粉とバターの練り合わせ方
- 小麦粉がバターと同じ割合になるように重さを測ります。
- ボウルに小麦粉とバターを入れて練ります。
- 40℃くらいの少量のぬるま湯を加えてペースト状になるまで混ぜて練り合わせます。
- 塩やコショウを加えて味を調えてシチューに加えます。
代用品③:片栗粉+牛乳
シチューのルーが足りないときに、片栗粉を加えることでとろみを出して牛乳でコクを出します。牛乳が無い場合には水でも可能ですが、そこにバターやチーズを加えてコクをだしましょう。
片栗粉と牛乳の合わせ方
- ボウルに片栗粉と牛乳を1:2の割合で入れて溶かします。
- 少量をシチューに加えて加熱します。
- 好みの粘度になるまで少量ずつ加えて調整します。
代用品④:小麦粉+コンソメ+牛乳
シチューのルーが足りないときは、コンソメでシチューに旨味を加えて、小麦粉でシチューにとろみを加えます。コンソメは中華スープの素や鶏がらスープの素でも代用可能です。
小麦粉とコンソメと牛乳の合わせ方
- ボウルを用意してコンソメを水に溶かします。
- そこに小麦粉を加えてダマにならないように注意してよく混ぜます。
- それをシチューに入れて加熱しよく溶かしてください。溶けてとろみがでた段階で牛乳を入れてください。
代用品⑤:じゃがいも+チーズ
シチューのルーが足りないときで、牛乳やバターも無い場合は加熱したじゃがいもとチーズを入れて煮込みます。じゃがいもに含まれているデンプンを利用してとろみを出すことができます。溶けるチーズや粉チーズを加えるとコクを出すことができます。
じゃがいもとチーズの加え方
- じゃがいもの皮を剥いて1cm角の大きさに切って、電子レンジで加熱してしっかり火を通してください。
- 火を通したじゃがいもとチーズをシチューに加えて煮込んでください。
《 ポイント 》
- シチューのルーが足りない場合、小麦粉と牛乳とバターがあれば代用することが可能です。
- シチューのルーが足りないときに使う、小麦粉と牛乳とバターの組み合わせは他の代用品を使用する場合でも基本となります。
- 今回はシチューのルーが足りないときに役立つ、5種類の代用法を紹介したので、その中で家にあるものを選んで代用品として使用してみてください。
シチューにとろみが出ないときの対処法
シチューをルーだけで作ったときにとろみが足りない時の対処法はいくつかあるので、完成したはずのシチューにとろみが足りない場合に試してみてください。後付けでとろみを出すことができます。
シチューのとろみをつける方法
- よく煮込む
- 水とき片栗粉や小麦粉を加える
- とろけるチーズや粉チーズを加える
- 擦ったじゃがいもを加える
- 餅をすりおろして加える
シチューをよく煮込むことで水分が蒸発するので「とろみが足りない=水分が多い」の問題をクリアすることができるので、とろみが出てきます。水とき片栗粉や小麦粉は代用品の項でも出ていますがとろみを加えてくれます。
ただし、片栗粉や小麦粉やチーズは、入れ過ぎてしまうと、とろみを通り越して固まってしまうので、少量ずつ加えるようにしてください。じゃがいもはでんぷんを多く含んでいるので、とろみをつけることができます。餅も加熱すると粘りのある状態になるのでとろみをつけることができます。
《 ポイント 》
- シチューのルーのとろみが足りない場合には、まずよく煮込んでみましょう。
- シチューのルーが足りないときの代用で使う片栗粉は水を加えると、とろみがでることは有名です。
- どのシチューのルーが足りないときの代用方法も、片栗粉や小麦粉やチーズを一気に多く加えてしまうと、とろみを通り越して固くなってしまうので少量ずつ加えながら様子を見て調整してください。
シチューにおすすめの隠し味
市販のシチューのルーをそのまま使うと、シチューのルーが足りないときを除き、誰でも同じ味に仕上がります。シチューのルーが足りないときなど、シチューのルーにひと工夫して隠し味を加えることで、シチューをより美味しく仕上げることができます。
ここではシチューのルーが足りないときの代用とは別に、シチューのルーにおすすめの隠し味を紹介します。
和風の隠し味
- 味噌
- 醤油
シチューのルーに味噌や醤油を加えることで深いコクをだすことができます。色や味を考慮すると多く入れてしまうと影響が強く出てしまうので、少量を加えるようにして調整してください。
洋風の隠し味
- 白ワイン
- はちみつ
シチューのルーに白ワインを加えることで、シチューの粉っぽさを和らげてくれます。はちみつは料理にコクを追加してくれますが、入れ過ぎてしまうと甘みが勝ってしまうので注意してください。
《 ポイント 》
- 市販のシチューのルーだけでシチューを作ってしまうと、誰が作っても同じ味になってしまいます。
- 市販のシチューのルーにひと工夫して隠し味を加えることでコクが増してよりおいしく仕上げることができるので試してみてください。
シチューのルーを使わないレシピ
シチューのルーが足りないときの代用以前に、シチューのルーそのもががないときに、シチューのルーを使わずにシチューを作るレシピを紹介します。
材料(4人分)
- 鶏もも肉:大1枚(300g)
- じゃがいも:1個
- にんじん:1/2本
- 玉ねぎ:1個
- 小麦粉:大さじ3または片栗粉:大さじ2
- オリーブオイル:大さじ2
- 牛乳:300cc
- 水:200cc
- 固形スープの素:2個
- 塩、こしょう:少々
作り方
- 鶏もも肉をひと口大に切ってください。
- 玉ねぎ、じゃがいも、にんじんをひと口大にカットしてください。
- 鍋にオリーブオイルを入れて中火にして鶏肉を炒めます。
- 野菜を加えて2~3分炒めて玉ねぎが透けてきたら火を止めて小麦粉または片栗粉を入れてください。
- 火を止めたまま小麦粉と具材をよく混ぜ合わせてください。
- 火を点けずに牛乳、水、固形スープの素を加えて全体をかき混ぜてください。
- 全体がよく混ざったら火を点けてください。時々かき混ぜて、入れた具材が柔らかくなり全体的にとろみが出るまで7~8分ほど煮込んでください。味を確認して、必要でしたら塩、こしょうで味を調えれば完成です。
最後に
今回はシチューを作っていてルーが足りないときに代用で使えるものを詳しく紹介しました。わざわざシチューのルーを買いに出かけなくても家にあるものでシチューを作ることができます。
基本的にシチューのルーが足りないときの代用は小麦粉または片栗粉と牛乳があれば、シチューをつくることができます。シチューのルーに隠し味を加えることでオリジナリティーの味を出すことができます。
また、シチューのルーが足りないときの代用で使う牛乳の代わりに、豆乳を使用してもシチューをヘルシーに仕上げることができます。