目次
泡風呂の作り方①ボディソープやシャンプーを使う
家庭にあるもので簡単に、そしてリーズナブルに泡風呂の作り方を助けてくれるものがあるんです!
今回は泡風呂の作り方で、家庭にあるもので細かい泡を作る方法や、溜めたお湯から作る裏技などをご紹介して参りましょう!
ボディソープを使って作る泡風呂の作り方
最も簡単なのは、市販のボディソープを使用する泡風呂の作り方です。
泡風呂の作り方は浴槽の中に数センチお湯を張ってから、ポンプタイプのボディソープを蛇口の下辺りに10プッシュ入れます。
そして蛇口を全開にして、水流で叩きつけるような勢いのあるお湯を出して泡立てます。
メーカーによって泡立ちが異なるので、泡立ちが物足りないと感じたら、少しずつボディソープを足していきましょう。泡風呂の作り方の一つで、ボディソープで作った泡風呂は、そのまま浴槽内で身体を洗えるうえに、残った泡で浴槽まで掃除できるので一石二鳥ですね。
また、シャワーに切り替えて、水面から離した高い位置から強めのシャワーを注いで細かい泡を作ってみましょう。シャワーの水圧によって、お湯の中の洗浄成分がみるみるうちに泡立ち、きめ細かな泡でふわふわになったら泡風呂の完成です。
シャンプーを使って作る泡風呂の作り方
シャンプーを使った泡風呂の作り方はボディソープと同様の手順で作ります。
最初にシャンプーを蛇口の下に流し込んで、蛇口からの水流、またはシャワーを使って泡立てていきます。ある程度泡が立ったら身体が浸かるところまでお湯を張りながら、さらに泡立てていけば完成です。
泡風呂を作るときの注意点
掃除をしてから泡風呂にする
泡風呂の作り方で泡を長持ちさせるためのコツは、掃除しておくことがポイントです。
泡風呂には汚れが大敵なので、浴槽に汚れが残っていると泡立ちが悪かったり、せっかくできた泡が減ってしまいます。お湯を入れる前は念入りに掃除しておきましょう。
そして、泡風呂入浴を楽しんだ後は、早めにお風呂の栓を抜き、シャワーでお風呂場に付いた泡を洗い落としておきます。
放置したままだとお風呂場や浴槽を傷めてしまうだけでなく、床が滑る危険があるので、要注意です!
液体は蛇口の真下に入れる
泡風呂の作り方でボディソープやシャンプーなどの液体を使用する時は蛇口の真下に流し入れるようにします。泡を立てるためには強い水圧を利用して、勢いよくお湯を出すようにすると泡立てやすくなります。
ちょっと低めのお湯を使用する
泡風呂の作り方で注意する点は、熱すぎるお湯や反対に温度が低すぎるお湯では、泡立ちが悪くなってしまいます。
37~39℃程度のちょっとぬるめの湯でないと、例え最初に泡立ったとしても、泡が消えやすくなります。泡風呂はバスタブに長めに浸かって楽しむものですから、ちょっとぬるめの温度くらいが丁度いいようです。
2回に分けてお湯を張る
泡風呂の作り方でボディソープやシャンプーを流し込んで、いっきにお湯を張ってしまうと泡が立ちにくくなるってご存知でしたか?
上手な泡風呂の作り方は最初に数センチのお湯を浴槽に張ってからボディソープやシャンプーを流し込みます。その後、水圧を強く出したお湯を張りましょう。
仕上げとして、手で泡に空気を含ませるようにして、かき混ぜるとより泡が作れますよ。
《 ポイント 》
- 泡風呂の作り方のコツは、蛇口から出すお湯やシャワーの水圧を利用する。
- 泡風呂の作り方で注意する点は、湯船に汚れが残っていると泡立ちが悪くなる。
- 泡風呂の作り方で注意する点は、熱すぎるお湯や温度が低過ぎるお湯だと泡立ちが悪い。
泡風呂の作り方②重曹とクエン酸を使う
ここでは重曹やクエン酸を使った、泡風呂の作り方を紹介します。
お掃除の優良アイテムとして皆さんご存知の「重曹」や「クエン酸」ですが、汚れ落としや消臭剤として、ご家庭で大活躍ですよね。エコの観点からも生活排水を汚すこともなく、また安価なので家に常備している方も多いのではないでしょうか。
それだけでなく、実は「重曹」と「クエン酸」は、市販の入浴剤の成分のひとつでもあるんです。
泡風呂の作り方で使用する、重曹を加えたお湯は「弱アルカリ性」の柔らかいお湯になり、酸性である汗や皮脂の汚れ落ちがよくなります。もちろん、脱臭効果も持ち合わせています。
この「重曹」に「クエン酸」を加えて水を加えると、化学反応が起きて炭酸ガスが発生し泡風呂ができるのです。
重曹とクエン酸を使って作る泡風呂の作り方
- まずは、浴槽200Lに対して、クエン酸 200gと重曹 260gを準備します。
- 強めの炭酸が好みの方は、クエン酸 300g、重曹 390gにしてみましょう。
- お湯を浴槽に少し張ってから、クエン酸を投入ししっかりかき混ぜて溶かします。
- 次に重曹を加えてよく混ぜると、しゅわしゅわと炭酸の泡が発生し始め、炭酸風呂が完成します。
泡風呂を作るときの注意点
泡があふれ出てしまう
重曹とクエン酸を使った泡風呂の作り方で注意する点は、沢山入れ過ぎると止まらないくらいに泡があふれ出してしまいます。
重曹は掃除用で使う
泡風呂の作り方で注意する点は、「工業用」「薬用」、そしてお菓子作りにも使われる「食用」がありますので、口に入っても安心な「食用」もしくは「薬用」を使用してください。
敏感肌の人には刺激が強い
泡風呂の作り方で使用する、クエン酸は梅干しやレモンなどに含まれる酸っぱい成分で、食用にも用いられますが、古い角質を取り除く働きもありピーリングなどにも利用されています。
ただし、皮脂を落とす作用が強いため、敏感肌の方は毎日使うのではなく、週に1~2回程度の使用にとどめておきましょう。
また、泡風呂で長風呂をしてしまうと肌が乾燥しやすくなりますので、入浴は15分程度を目安に自分の肌質に合わせて時間を調整し、上がったらしっかり保湿しましょう。
換気をする
泡風呂の作り方で使用する、重曹やクエン酸で発生する炭酸ガスが浴室に充満すると、場合によっては酸欠を起こしてしまう危険性もあります。
換気扇を回すか窓を開けるなどして、換気をしながら泡風呂を入浴するようにしましょう。
《 ポイント 》
- 重曹とクエン酸を浴槽に入れると炭酸ガスが発生し泡ができ泡風呂が作れる。
- 泡風呂の作り方で使う重曹は口に入っても安心な「食用」か「薬用」を使用する。
- 敏感肌の方は泡風呂は週に1~2回程度の使用にとどめておく。
- 炭酸ガスで酸欠にならにように、換気をしながら泡風呂入浴する。
泡風呂の作り方③入浴剤・入浴料を使う
ここでは入浴剤や入浴料を使った、泡風呂の作り方を紹介します。
疲れた身体や心を癒し、贅沢な時間が楽しめる泡風呂入浴剤ですが、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
実は、有効成分が入った医薬部外品は「入浴剤」、香りや泡立ちを楽しめる化粧品が「入浴料」いうように、判別されています。なので、ふわふわのリッチな香り豊かな泡風呂を楽しみたい方は、泡風呂専用の入浴料を選びましょう。
また、泡風呂用の入浴剤や入浴料は、ボディソープとしても使えるものが数多く販売されていますので、香りを混ぜたくない場合はボディソープとしても使えるバスバブルを選ぶとよいでしょう。
リーズナブルな「パウダータイプ」
初めての方には、お得なボトルタイプのもの、さまざまな泡風呂を試してみたい方や、旅行先に持参して使う方には1回使い切りタイプがおすすめです。
泡風呂の作り方は浴槽に張ったお湯の中に適量を入れるだけの簡単さで、自宅で簡単に泡風呂を楽しめるのが魅力でしょう。
高級感のある「固形タイプ」
デザイン性に優れて高級感のあるものが多いので、贈り物として戴くのがこの固形タイプです。普段、自分では購入しないような贅沢な泡風呂を楽しめるので、特別なバスタイムを演出できます。
お湯に溶けやすい「液体タイプ」
浴槽の中のお湯に溶けやすく、溶け残りがないためとても使いやすく、コスパが良いのも魅力のひとつでしょう。さまざまな香りを1回分の使い切りパウチにしたタイプは、気分を変えたい時や旅行に重宝します。
《 ポイント 》
- 有効成分が入った医薬部外品が「入浴剤」、香りや泡立ちを楽しめる化粧品が「入浴料」
- 「パウダー」「固形」「液体」の3タイプがある。
泡風呂を楽しむためのおすすめアイテム
バスソルトで泡が長持ち
ミネラルを豊富に含んだ天然の塩に、ハーブや香料を混ぜて作られたバスソルトは、デトックス効果や代謝アップなど、お湯に溶かすだけで効果を発揮します。
バスソルトにアロマオイルを配合したものもあり、よりリラックス効果が高まります。
これを泡風呂に使うと石鹸の成分の一つ、イオン性界面活性剤が塩に反応して、泡が安定して消えにくくなり、長持ちさせることができるでしょう。
花びらを散らして高級感を演出
泡風呂の作り方の癒し効果として、バラなどの花びらを浴槽にパラパラと散らして泡に浮かべてみましょう。白い泡に華やかな花びらが映えて、ちょっとした贅沢感や幸福感に包まれるのではないでしょうか。
バスソルトと一緒に花びらや香りが含まれている製品も販売されているようです。
好きな香りのアロマオイルでリラックス
泡風呂の作り方の癒し効果として、好きな香りのアロマオイルを数滴垂らして混ぜれば、泡の柔らかさとお湯の暖かさで、眠ってしまいそうなほどリラックスできます。
お風呂場の明かりを消してアロマキャンドルを灯してみましょう。ふんわりとしたアロマの香りと、泡風呂のふわふわ感で、一日の疲れを忘れ、心と身体を癒せそうですね。
《 ポイント 》
- デトックス効果や代謝アップに効果を発揮するバスソルト。
- 泡風呂の作り方の癒し効果として、花びらを散らして泡に浮かべて贅沢感や幸福感アップ。
- 泡風呂の作り方の癒し効果として、好きな香りのアロマオイルを泡風呂に数滴垂らす。
泡風呂のメリット
いろいろな泡風呂の作り方を紹介しましたが、ここでは泡風呂のメリットを紹介します。
保温効果
追い焚き機能がないお風呂では、泡がフタの代わりをしてお湯を冷めにくくしてくれるので、視覚的な楽しさだけでなく、保温効果で体を芯から温めてくれます。
ゆっくりとお湯に使って汗をかくことで身体の代謝を上げ、血行促進や冷え性の改善が期待できます。
リラックス効果
泡風呂が好きな人は、リラックス効果を一番に期待しているのではないでしょうか?
泡風呂は体を温めながら心身ともにリラックスでき、それが疲労回復やより良い睡眠に繋がり、翌朝すっきり目覚められるでしょう。
美肌効果
泡風呂そのものに美肌になれるような効果があるわけではありません。多くの人がボディブラシやタオルでゴシゴシ擦りがちですが、そうした摩擦がお肌に大きなダメージを与えています。
そこでお肌に優しい入浴剤を使って泡風呂にすると、泡が毛穴の汚れを取り除いてくれるのでゴシゴシ擦る必要がなく、デリケートなお肌に刺激を与えずにすみます。
デトックス効果
泡風呂にゆっくり浸かると、発汗が促されデトックス効果が期待できます。特に、発汗作用が含まれている入浴剤を併用するとことで、より発汗作用が促され体内から毒素を排出しやすくなります。
掃除がラクにできる
浴槽には皮脂や石鹸カスの汚れがつきやすく、使う度にお風呂掃除をしなくてはいけません。
ですが、ボディソープなどを使った泡風呂をすると、お風呂掃除専用の洗剤を使わなくてもブラシで軽くこするだけで浴槽の汚れを落とすことができます。
《 ポイント 》
- 保温効果で体を芯から温めてくれる。
- リラックスで疲労回復やより良い睡眠を得られる。
- デリケートなお肌に刺激を与えずにすむ。
- 発汗作用で体内の毒素を排出してくれる。
- お風呂掃除専用の洗剤を使わずに浴槽の汚れを落とすことができる。
最後に
泡風呂の作り方を3点紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
自宅で簡単に泡風呂が楽しめて、体の汚れを落としながら保温効果やデトックス効果、そしてストレスで疲れた体や心を癒してくれるリラックス効果が実感できるバスタイムになるでしょう。
今までシャワーだけで済ましていた方でも、お風呂に入ることが多くなる寒い季節になりましたが、この記事を参考に、泡風呂の作り方やコツを把握して、泡風呂でリラックス&リフレッシュしてみてくださいね。