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スーパーでの買い物…きちんと見定めてる?
スーパーで野菜を買う際、新鮮な物とそうでない物をきちんと見定めていますか。意外と「よくわからないから、目の前にある物を手に取っている」という人も多いのではないでしょうか。
しかし、新鮮な野菜を選ぶことは、日持ちや身の詰まり方にも関係してきます。すでに古い野菜を購入してしまうと、家に帰ってから日持ちせず、すべて使い切らないうちに捨てることになってしまうことも珍しくありません。
特にキャベツは一玉丸ごと売られていることも多く、「お得だから」と一玉購入したものの、思っていた以上に早く傷んでしまったという経験を持つ人も多いでしょう。もしかすると、選んだ段階から傷みは進行していたかもしれません。
買うべきではないキャベツの特徴とは?
スーパーには、すでに並んでから日が経っている古いキャベツが置かれていることも珍しくありません。では、このように買うべきではないキャベツには、どのような特徴が現れているのでしょうか。以下のような特徴のキャベツには注意しましょう。
1.外側の葉がシナシナになっている
一玉丸ごと売られている場合、外側の葉が付いていることが多いですよね。まずは外側の葉の状態をチェックしてください。葉がシナシナにしおれていませんか。葉がしおれているキャベツは、日が経ち古くなっている証拠です。日持ちしにくいので選ぶべきではありません。
2.外側の葉の色が色あせて見える
しおれているだけでなく、外側の葉の色が色あせて見える状態も古くなっているサインです。キャベツの葉は、古くなると外側から徐々に変化が見え始めます。その変化の1つに色が当てはまるので、外側の葉が色あせていないかどうかも判断目安になりますよ。
3.外葉がない状態で売られている
スーパーで売られているキャベツの中には、外の葉が取り除かれた状態で販売されている物もあります。意外と見落としがちですが、実はこのキャベツはすでに古くなっている証拠です。
なぜなら、外の葉が取り除かれている原因は、外の葉がしおれていたり、色あせてしまったりしているからです。つまり、スーパーに置かれて日が経ち、古くなっている判断材料となります。
4.持った際に軽く感じる
キャベツを持った際に、「なんだか軽い」と感じる事はありませんか。これは、キャベツの中に身があまり詰まっておらず、使える部分が少ないことを示しています。しっかり身の詰まっているキャベツはずっしりしているので、できるだけそちらを選ぶようにしましょう。
5.底から見て芯の部分が太い
キャベツを底側から見た際、白い芯の部分が明らかに太い場合は、キャベツの葉の中身も芯が多く面積を占め、使える部分が少ないことを表しています。できるだけ多くの葉を使いたいという場合は、このようなキャベツを選ぶべきではありません。
6.底の芯の切り口が黒ずんでいる
また、底側から見える芯の部分が黒ずんでいるかどうかも確認しましょう。古くなっているキャベツは、芯の部分から腐り始めます。この腐っているサインが芯に黒ずみという形で現れていることがあるのです。意外と見落としがちな部分なので、忘れずに確認してくださいね。
7.カット断面の芯の長さが2/3ほど伸びている
最近では、カットキャベツも多く売られています。少ない量で使い切りやすいサイズなので人気ですよね。
カットキャベツの場合は、カットした断面から見える芯の長さが、全体のキャベツの高さの2/3まで伸びているものは避けましょう。キャベツは古くなると、徐々に芯が伸びていく性質を持っているからです。
8.カットされた断面が盛り上がっている
カットキャベツを選ぶ際は、断面の盛り上がり具合も確認してください。古くなったキャベツは、カットされた断面が盛り上がっていきます。そのため、スーパーで他のカットキャベツより、断面が盛り上がっているキャベツは日持ちしないので避けましょう。
美味しいキャベツの選び方をおさらい!
最後に、スーパーでキャベツを選ぶ際の美味しいキャベツの選び方をおさらいしておきましょう。以下のような特徴がなるべく多く揃ったキャベツを選んでください。
- しっかり外の葉が付いている
- 葉にツヤ・ハリがある
- 葉がしっかりとした緑色をしている
- 芯の部分がきれいで500円玉程度の太さのもの
- ずっしりと重みを感じるもの
これらの特徴を揃えたキャベツは新鮮で中身もしっかりと詰まっています。日持ちもしやすいので、多くの料理に使えますよ。
新鮮な特徴を持つキャベツを見定めるべし!
今回は選ぶべきではないキャベツの特徴と正しい選び方を紹介してきました。キャベツに限らず、野菜は新鮮な物を選ぶことで、日持ちもしやすく、ギュッと中身が詰まっている物が多いです。目の前にある物を選ぶのではなく、きちんと見定めて選ぶことは大切です。