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料理に欠かせない塩が切れてしまった…!どうすべき?
調理に欠かせない調味料の代表として、塩が挙げられます。常に自宅にあるものと思っていると、ふとしたときに切らしてしまうものです。塩の代用品として挙げられる食品や調味料を紹介しているので、料理の内容や種類によって試してみてください。
塩に代わる『身近な代用品』3選
調理中塩を切らしてしまったときには、以下のような対処方法で塩味をプラスしましょう。
1.塩漬けの食材
塩漬けになっている食材を少し加えることで、塩味を足せます。
- 浅漬けなどの漬物
- 塩漬け加工された肉…生ハム・ベーコン・サラミなど
- アンチョビなどの保存食品
塩漬けになっている食材は、少量でもかなりの塩味を感じられるのが特徴です。そのため料理内容にあった塩漬けの食材を刻んで入れるなどすると、食材の風味を足すこともできて塩味も補えます。
肉を使用した塩漬け食品は肉の脂もプラスできるので、その部分も活かして加えると、料理の仕上がりをアップできますよ。
2.醤油やみそ
和風テイストの料理に塩味を足したい場合は、醤油やみそを使用するのもおすすめです。塩分だけでなく、旨味もプラスできます。双方ともに味が濃いので、足し過ぎには注意してください。味を見つつプラスし、仕上がりを整えましょう。
みそはダマになることがあるので、水やお湯で溶いておくと使いやすいですよ。
3.チーズ
チーズはコクがあり、塩味もしっかりと感じられる一品です。洋風の料理との相性が特によいので、ちょっと塩味が足りないときなどに使用すると仕上がりがよくなりますよ。モッツアレラなどの塩分が低いチーズでは塩気を感じにくいので、以下の種ついのチーズを使用するのがおすすめです。
- パルミジャーノ・レッジャーノ
- ペコリーノ
- フェタチーズなど
家庭にあるものをうまく利用して、食事に塩味を加えましょう。
塩を入れずに少し味を濃くしたいときに対処方法
塩分は料理の調整に欠かせないものですが、塩分を制限している人もいます。また、上記のものを足すことにどうしても抵抗があるという場合は、以下のような対処方法を試してみてください。
- 煮詰める
- 少量こしょうを振ってみる
- 料理内容によって、ラー油などの絡みを足してみる
- 出汁を効かせた調理方法にするなど
スープや鍋など、水分が多い煮込み料理は、水分を煮込むことで味が濃くなりやすいです。和食の場合は出汁をひいて、出汁の旨味を十分に引き出すことで、塩分を控えても風味豊かな仕上がりになりやすくなります。
こしょうは少量でもかなりパンチがある味なので、使用するときは量に注意しましょう。中華料理などの場合はラー油、洋食の場合はタバスコなどをかけてみるのもおすすめです。
まとめ
料理をしているときに塩がなくなってしまったり、料理にどうしても塩を足したくないときには、上記で紹介している方法で味付けを調整してみましょう。料理内容にあった塩味の強いものをちょい足しすることで、安定感のある仕上がりになります。