目次
オーブントースターの掃除前にする準備
オーブントースターの掃除は、オーブントースター本体、網、受け皿を外して重曹またはセスキ炭酸ソーダで掃除します。
オーブントースターの材質の確認
オーブントースターの掃除をする前に、オーブントースターの本体、網、受け皿がアルミ製かを確認してください。アルミ製の場合、使用する洗剤や重曹・セスキ炭酸ソーダによって変色することがあり、変色すると腐食の原因になりますので忘れず確認しましょう。アルミ製の場合は、台所用の中性洗剤を使用します。
重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水を作る
オーブントースターの油汚れやこげを落とすために重曹やセスキ炭酸ソーダを使用します。重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性で、油などの酸性の汚れを中和して落としてくれます。
臭いや湿気も取ってくれますのでエコで便利なお掃除アイテムとして人気があります。オーブントースターの掃除に使用する重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水をあらかじめ作っておきます。
用意するもの
- 重曹またはセスキ炭酸ソーダ
- スプレーボトル
- 水またはぬるま湯40℃程度
重曹水の作り方
セスキ炭酸ソーダ水の作り方
オーブントースターの掃除に使用するものを準備
用意するもの
- 重曹またはセスキ炭酸ソーダ
- キッチンペーパー
- 布巾
- 台所用中性洗剤
- 歯ブラシ
- ヘラ
- メラミンスポンジ
- 竹ぐし、つまようじ、綿棒のいずれか
- ゴム手袋
部品を取り外す
網や受け皿などの部品を取り外します。
コンセントを抜く
安全のためにオーブントースターのプラグをコンセントから抜いておきましょう。掃除前の準備はここまでです!早速オーブントースターの掃除をはじめましょう。
原産国:日本
容量:680g
全成分:炭酸水素ナトリウム(重曹)
お鍋のコゲ落としや魚焼きグリルの汚れ、換気扇やガスレンジの汚れ落としに使えるだけでなく、生ゴミやまな板、冷蔵庫やトイレの消臭にもお使いいただけ、さまざまなシーンで活躍する上に環境にもやさしい商品です。
重曹は弱アルカリ性なので、クエン酸と使い分けることで、より快適にお掃除ができます。
原材料名 :セスキ炭酸ソーダ(セスキ炭酸ナトリウム)
剤形:白色の粉末 サラサラした結晶状で扱いやすく、常温で長期間保存しても変質しません
重曹と炭酸塩の中間の物質で重曹より強いアルカリ性を示している為、油汚れがとても良く落ちます。シルクやウールの洗濯に適しており、繊維をいためずに仕上げることができます。また、血液の汚れ、汗や靴下の臭い取りにもお使いいただけます。
お洗濯に、キッチンやお部屋のお掃除に、などと幅広く使えます。布ナプキン生活のパートナーとしてもイチオシです。
オーブントースターの掃除の方法
オーブントースター庫内の掃除の手順
- ヘラで焦げを落とす
オーブントースターの庫内や網や受け皿などの部品についている汚れや焦げをヘラでこすり落とします。最初に焦げを落とすことがオーブントースターの掃除を楽にするコツですが、力を入れてゴシゴシすると傷がつきますので気をつけてくださいね。 - コゲを捨てる
落としたコゲをペーパータオルやティッシュなどで取り除きます。この際、オーブントースター庫内の隙間や角にコゲが入り込まないよう注意しましょう。 - セスキ炭酸ソーダ水または重曹水を吹きかける
焦げを落とした後、オーブントースターの中全体にセスキ炭酸ソーダ水または重曹水をまんべんなくスプレーし、キッチンペーパーまたは布巾で汚れを拭き取ります。 - 貼り付ける
頑固な汚れが残った場合、キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水または重曹水を浸し、オーブントースターの庫内の汚れが酷い部分、または庫内全体にピタッと貼り付けます。 - ラップをする
貼り付けたキッチンペーパーの上をラップで覆います。ラップでキッチンペーパーをぴったり密着させたら30分~1時間放置します。放置の目安は汚れが浮いてきたらOKです。 - ラップを剥がす
貼り付けてあるラップやキッチンペーパーを剥がして、新しいキッチンペーパーまたは布巾で汚れを丁寧に拭き取ります。 - 汚れを擦り落とす
この時点で、まだ頑固な汚れが残っている場合は、歯ブラシやメラミンスポンジで擦り落とします。汚れが残っていなければこのステップは飛ばしてください。
※ヒーター部分は衝撃に弱く割れやすいので別の方法で掃除します。メラミンスポンジで擦らないでください。 - 隙間の掃除
オーブントースターの庫内の角や隙間に詰まっている汚れは、竹ぐし(またはつまようじや綿棒)でかき出します。かき出した汚れは隙間に戻らないよう歯ブラシでほうきのように一箇所に集めてキッチンペーパーかティッシュで拭き取りましょう。 - 水拭きする
残っている汚れやセスキ炭酸ソーダ水または重曹水などをキッチンペーパーや布巾で水拭きしましょう。 - 乾燥させる
オーブントースターの庫内に水分が残らないようしっかり乾燥させた後、網と受け皿を戻したら、オーブントースター庫内の掃除は完了です。
オーブントースターのヒーターの掃除の手順
オーブントースターのヒーター部分にとても衝撃に弱いためゴシゴシ強くこすると傷がついたり割れたりします。ヒーターはやさしく掃除するのがコツです。
- セスキ炭酸ソーダ水をつける
キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水をまんべんなくたっぷり吹きかけます。 - ヒーターにパック
セスキ炭酸ソーダ水を含ませたキッチンペーパーをヒーターにくるっと巻いて貼り付けて、20分~30分ほど放置してください。放置時間の目安としては汚れが浮いてきたら放置終了です。 - 拭き取る
ヒーターからキッチンペーパーを外し、新しいキッチンペーパーまたは水を含ませ固くしぼった布巾で、ヒーターをやさしく左右にゆっくり動かして汚れを落とします。 - 水分を取る
ヒーターの汚れを落としたら乾いたキッチンペーパーは布巾でヒーターの水分を拭き取ります。この際も力をいれずやさしく拭いてください。 - 加熱する
ヒーターがきれいになりましたらオーブントースターの電源を入れて加熱してください。加熱することでヒーターに残った水分が乾きます。スイッチをOFFにしたらオーブントースターのヒーターの掃除は完了です。
オーブントースターの外側の掃除の手順
- セスキ炭酸ソーダ水をつける
キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水をまんべんなくたっぷり吹きかけます。 - 拭き取る
セスキ炭酸ソーダ水を含ませたキッチンペーパーでオーブントースターの外側を拭いてください。 - 水拭きする
オーブントースターの外側の汚れを落としたら水分を含ませたキッチンペーパーや布巾で水拭きし、残った汚れやセスキ炭酸ソーダ水をきれいに拭き取ります。 - 落ちない油汚れを拭く
頑固な油汚れが残って落ちない場合は、水で薄めた台所用の中性洗剤をキッチンペーパーや布巾につけて油汚れを落とします。落とした後は、中性洗剤が残らないよう水拭きしましょう。 - 水分を取る
オーブントースターの外側がきれいになりましたら、乾いたキッチンペーパーまたは布巾で水分を拭き取ればオーブントースターの外側の掃除は完了です。
オーブントースターの掃除での注意点
コンセントを抜きましょう
オーブントースターのプラグをコンセントから抜き忘れないようにしてください。水分がついてショートしたり、発火するなどの可能性がありますので注意しましょう。
アルミ製のオーブントースターは中性洗剤で掃除しましょう
掃除を始める前に、オーブントースターの本体、網、受け皿などの材質がアルミ製かを確認してください。アルミ製の場合、重曹やセスキ炭酸ソーダで掃除をすると変色する可能性があります。
変色は腐食の原因にもなりますので忘れず確認してくださいね。アルミ製のオーブントースターは台所用の中性洗剤で掃除をしましょう。
ヒーターは優しく拭きましょう
オーブントースターのヒーターの多くはガラス製ですので、力を入れて強くこすると割れたり傷つけたりしてヒーターが故障する可能性があります。割れたガラスの破片でケガをする危険もありますので注意してください。
オーブントースターの掃除の裏ワザ
プラスチックカードを使う
オーブントースターのこげを落とす際、へらが無い場合は使わなくなったプラスチックカードを使用しましょう。私は傷がつかないようにヘラよりプラスチックカードを使っています。
アルミホイルを敷く
オーブントースターの受け皿にアルミホイルを敷くことで油が落ちてもアルミホイルを替えるだけでOKですので掃除が楽になります。
お酢で洗う
お酢を水で薄め、その中にオーブントースターの網を浸して洗うと油が落ちます。もし口に入っても酢なら安心ですね。
オーブントースターの掃除を怠ると火災の原因になります!
オーブントースターの中にパンくずや食材のカス、油汚れが残っていると、オーブントースターの熱で引火して家事になる恐れがありますので注意しましょう。忙しくてオーブントースターの掃除ができない場合は、トーストを焼く前にに、パンくずや食材のカスだけでも取り除きましょう。
まとめ
トーストを焼くたび、パンくずやこげが目に付いて気にはなってもついついオーブントースターの掃除が後回しに…というのもわかりますが、放置すればするほどガッチリ汚れやこげがはりついてどんどん落とせなくなります。お掃除で苦労しないためにも、使う前にさっと拭き掃除してみましょう。