テレビのリモコン暴走の対処法6つ!よくある原因もチェックしよう

テレビのリモコンを操作する手

リモコンを使っていてある日突然操作できなくなった、かってについたり消えたり暴走している、そんな経験はないでしょうか。リモコンが暴走する原因はいくつかありますが、対処法は簡単なものが多いのです。暴走を防ぐための対処法を把握しておきましょう。

何が起きる?テレビのリモコンの暴走とは

Analog noise on TV and human hand with TV remote control
たいていのお宅にあるテレビ、そのテレビを操作するために必要なのがリモコン(リモートコントローラ)です。しかし長く使っているうちに、突然リモコンが暴走してしまうことがあります。

暴走するとどのような状態になるのかを確認していきましょう。

リモコンが正常に作動しなくなる

リモコンが正常に作動しなくなるというのは、リモコンを操作中に選択したボタンとは別の操作が実行されたり、選んだボタンの操作が実行されなかったりといったような症状です。

例えば、リモコンでチャンネルを選択したのにまったく別のチャンネルが表示されたり、電源ボタンを入れたのに反応しなかったりします。とくにリモコンでボタンを選択したのに反応しない、という暴走はわりと起きやすいのではないでしょうか。

リモコンが勝手に作動する

リモコンに触っていないのに勝手にテレビがついたり消えたり、チャンネルが切り替わったり、音量が小さくなったり大きくなったりする暴走をしてしまうこともあります。

リモコンを触っていないのに勝手にテレビが動くことから、テレビの方が故障して暴走しているように見えます。しかしテレビの側には問題がなく、リモコンの暴走が原因ということもあります。

テレビのリモコンが暴走する原因4つ

疑問を持つ女性
ここからは、どうしてテレビのリモコンが暴走するのか、4つの原因について紹介します。

原因を見ていけば分かることですが、実はテレビのリモコンの暴走は比較的起こりやすい出来事です。もしテレビのリモコンが暴走してしまったらこれらの原因が考えられますので、チェックしてみてください。

原因1:リモコンの電池不足

まず1つ目は、テレビのリモコンに入れた電池の容量が減ってきていて、リモコンの反応が鈍くなってしまうことが原因の場合です。

この場合に起こるリモコン暴走は、リモコンの反応が遅れるまたは反応しない、といった現象があるでしょう。電池が原因かどうか判断するには、電池を入れ替えればよいだけです。

電池の容量不足が原因ですので、リモコンの電池を交換すれば正常になるので比較的わかりやすい原因といえます。

原因2:リモコンの赤外線不良

続いて、テレビのリモコンの赤外線を発信する部分が不良を起こしている場合があります。

テレビのリモコンは、赤外線でテレビに信号を送っています。この部分がなんらかの不良を起こすと、赤外線がうまく照射されない状態になってしまいます。

リモコン暴走のうち、リモコンのボタンをいくら操作してもテレビがまったく無反応であったり、遅れて反応したりするような場合はこの原因の可能性が高くなってきます。

原因3:テレビ側のリモコン受信部の不具合

リモコンではなく、テレビ側のリモコン受信部の不具合でリモコンからの赤外線信号を正しく受け取れない場合もあります。

この場合に起こるリモコン暴走の現象としては、リモコンを使ってボタンを押してもテレビを操作できない、リモコンで操作してもテレビ側の反応が鈍くなかなか反応してくれない、などがあるでしょう。

原因4:別のリモコンによる干渉

テレビもリモコンも正常に動いているはずなのに暴走が起こってしまう場合は、別のリモコンの干渉によって暴走している可能性があります。

別のリモコンによる干渉が原因の場合には、リモコンで選択した操作とはまったく別の操作をしてしまったり、テレビのリモコンに手を触れていなくても勝手にテレビのチャンネルが変わったり、ついたり消えたりといった現象が起こります。リモコンが複数あると、起きやすい暴走です。

テレビのリモコンが暴走した場合の対処法6つ

Inserting batteries
テレビのリモコンが暴走してしまった場合にどのように対処すればよいのか、対処法を6つほど見ていきましょう。

リモコンの暴走を解決するためには、まずは何が原因で暴走しているのか原因を突き止めることが必要です。原因を見つけるための対処法を知っておきましょう。

対処法1:リモコンの電池を交換する

リモコンの暴走に対して、もっとも簡単な対処法はリモコンの電池を交換することです。お手持ちのリモコンの電池を取り外し、全て新しい電池に交換しましょう。

リモコンは電池を入れっぱなしで長い間使うものなので、電池交換で改善する可能性が高いでしょう。リモコンが反応しない、または反応が鈍くなったという暴走をするようなら、まずは電池の交換から行ってみましょう。

対処法2:リモコンから赤外線が出ているかを確認する

暴走の原因を把握するため、リモコンの赤外線の信号が正しく出ているかどうか確認してみてください。確認にはスマートフォンを使います。リモコンの先端部分には透明な部分があり、たいていそこから赤外線を照射しています。

スマートフォンのカメラを起動し、リモコンの透明部分に焦点を当ててリモコンのボタンを操作してみてください。画面越しに赤や白に光っているのが見えたら、赤外線は正常に送信されています。

対処法3:テレビのリモコン受信部を拭いてきれいにする

リモコン側に問題が見つからなかった場合は、テレビのリモコンの受信部を拭いてきれいにした上で改めてリモコンで操作し、暴走しないか確認してみてください。テレビのリモコン受信部分は、ホコリやゴミをかぶって汚れている場合があります。

受信部分が汚れているとなかなか赤外線の信号を受け取りにくくなっているため、一度拭いてきれいにして、暴走が改善するかどうか確認してみましょう。

対処法4:テレビのリモコン受信部に強い光が当たっていないか確認する

テレビのリモコン受信部をきれいに拭いても暴走が改善しなかった場合は、リモコン受信部に直射日光や蛍光灯の強い光が当たっていないか確認してみましょう。

テレビのリモコン受信部に強い光が当たっていると、赤外線ではなくそちらの光に反応していて、リモコンによる赤外線での操作を受け付けていない可能性があります。

ちょっと大変かもしれませんが、テレビの位置を変えて光を当てないようにしてみましょう。

対処法5:テレビ以外のリモコンの電池を抜いてみる

部屋の中に複数のリモコンがある場合は、他のリモコンの電池を抜いてみて、他のリモコンによる干渉が起こっていないか確認してみましょう。

リモコン側にとくに問題がなく、テレビの側にも問題が発見されなかった場合にはこの対処法を行ってみてください。他のリモコンの電池を抜いて、テレビのリモコンを操作してみましょう。

とくに暴走が起こらないなら、他のリモコンとの干渉が原因だと特定できます。

対処法6:リモコンを修理・交換する

リモコンの電池交換、赤外線やテレビのリモコン受信部の掃除や確認、他のリモコンの電池を外してもまだリモコンが暴走するようなら、修理・交換する必要が出てくるでしょう。

何をしてもリモコンの暴走が改善しなかった場合は、暴走の原因はリモコンの故障である可能性が高くなってきます。修理に出すか、新しいリモコンに交換してみましょう。

テレビのリモコンを長持ちさせる方法3つ

女性 アイデア
テレビのリモコンも長く使っていると故障してしまうことがあります。そこで、ここからはテレビのリモコンを長持ちさせる方法について紹介します。

毎日のようにテレビをつけ、リモコンを使っている家庭が多いでしょう。長持ちさせるため、また清潔に使うために、日ごろからこれらのポイントに気をつけておきましょう。

方法1:こまめにホコリや汚れを取り除く

リモコンを長持ちさせる方法の1つ目は、こまめにリモコンのホコリや汚れを取って綺麗にしておくことです。

リモコンにはボタンがありますが、ボタンとリモコンの境目からホコリや汚れが侵入し、リモコンの暴走の原因や故障の原因となることがあります。リモコンのホコリや汚れをこまめに取り除くことで、長持ちささせながら清潔に使えるでしょう。

方法2:ラップやフィルムで汚れを防ぐ

こまめに掃除をすることが難しい場合には、ラップやフィルムでリモコンを包んで汚れの付着を防ぐことが有効でしょう。

100均でもリモコンカバーが売られていたりしますが、ご自宅にあるラップを使って軽くリモコンを巻いておくと、空気中の汚れやホコリからリモコンを保護できます。

方法3:直射日光に当たらないところに置く

最後に、リモコンを置く場所は直射日光に当たらない場所にしましょう。直射日光に当たると熱や紫外線によりリモコンが劣化したり、故障したりすることを防ぐためです。

ストーブのように高熱になる場所の近くに置くことも、リモコンが変形したり変質する可能性があるため、避けた方が無難です。

対処法をチェックしてテレビのリモコン暴走を防ごう!

overhead view of family with dog watching tv on sofa, isolated on white
毎日のように使うテレビだからこそ、リモコンが暴走してしまうことがよくあります。ですが、たいていは電池の入れ替えや少し掃除してあげれば暴走はおさまります。

今回の記事で紹介した対処法を参考にリモコンをチェックし、暴走を防いてで快適に使用しましょう。

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