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洗った食器の置き方
洗い終わった食器を、適当に重ねて置くのはNGです。食器の大きさや重さはまちまちなので、適当に置いてしまうと乾きにくいうえに食器を傷める可能性があります。
ではここで、洗った食器の置き方のポイントを見ていきましょう。
水切りかごに食器を立てて置く
洗ったお皿や茶碗を横にして積み重ねるのではなく、立てて置くとすっきり収まります。陶器の和食器などは重くて割れやすいため、水切りかごの内側に置くといいでしょう。
小さな小鉢やお椀などは水切りかごの外側に置くと、乾いたときスムーズに取り出すことができますよ。
《 ポイント 》
- 洗った食器は横にせずに立てて置く!
- 重い食器は水切りかごの内側、小さくて軽い食器は外側に置く
吸水力のあるマットの上に置く
吸水力の高い専用のマットを調理台に敷き、食器を伏せて並べて置くのもおすすめ。ひとり暮らしで使う食器の量なら、これだけでも十分です。
水切りかごがある場合でも、繊細で割れやすいグラスなどは専用マットの上に置いたほうが安心。お気に入りのふきんや手ぬぐいなどを敷き、その上に置くのもいいでしょう。
使用後は洗濯すればいいので食器置き場がカビる心配もなく、いつも清潔な状態を保てます。
《 ポイント 》
- 洗う食器の量が少ない場合は、専用のマットやふきん、手ぬぐいの上に置くのがおすすめ!
- 割れやすいグラスなども、水切りかごに入れずにマットやふきんの上に置く
水筒のパッキンはふきんの上に置く
夏場は水筒を洗う機会も増えると思います。水筒のフタに付いたパッキンは、洗った後どこに置けばいいのか迷ってしまいますよね。細かいものは水切りかごに置けないので、調理台にふきんやキッチンペーパーを敷き、その上に置きましょう。
《 ポイント 》
- 水筒のパッキンなどの細かいものは、水切りかごに置かずにふきんやキッチンペーパーの上に置く
食器を素早く乾かすコツ
洗い終えた食器を水切りかごに入れっぱなしにすると、水切りかごや水受けトレイにカビや雑菌が繁殖しやすくなります。
濡れた食器は、なるべく早く自然乾燥させたいですよね。洗い終えた食器を素早く乾かすコツについて、詳しく解説します。
水切れのいい洗剤を使う
食器を早く乾燥させたいときにおすすめなのが、速乾効果が期待できる洗剤を使うこと。水切れがよく乾きやすいため、長時間食器が濡れたまま…ということがなくなります。
食器を自然乾燥させたい方は、ぜひ試してみてください。
《 ポイント 》
- 速乾効果のある洗剤を使うと、食器の乾きが早くなる
水ではなくお湯で洗い流す
食器についた洗剤の泡を洗い流すときには、なるべくお湯を使いましょう。お湯のほうが泡切れと水切れがよく、水で流すよりも明らかに乾きが早くなります。
ただし、熱すぎるお湯を使うと手が荒れやすくなるので、体温よりも低い温度に設定してください。手荒れが心配な方はゴム手袋やビニール手袋を使うといいでしょう。
《 ポイント 》
- 食器についた洗剤をお湯で流した方が水切れがよく乾きやすい
食器を適当に重ねて置かない
洗った食器を重ねて置くと、上の食器についた水滴が落ちて下の食器が濡れてしまいます。下に置いた食器がいつまでたっても乾かずに、食器の内側も水分が残ったまま。
立てて置けない食器は少し傾けて置くようにすると、すき間ができて乾きやすくなります。バラバラに置かずに形やサイズごとに揃えて置くと、水切りかご内のスペースも有効活用できますよ。
《 ポイント 》
- 立てて置けない食器は斜めに傾けて置く!
- 食器の形やサイズを揃えて置くと、水切りかご内のスペースを有効に使える
洗い終わったらふきんで軽く拭いてから乾かす
洗い終えた食器を一度ザルなどに入れて、時間を空けずにふきんで軽く拭き取っておくと、乾燥時間を短縮できます。
拭いた後そのまま5分ほど調理台に放置すれば、食器は完全に乾いてピカピカに。水切りかごに食器をためることなく食器棚に収納できるので、水回りもすっきり。水切りかごを置くスペースがない方にもおすすめの方法です。
《 ポイント 》
- 洗った食器をすぐに拭いて5分ほど置けば、短時間で完全に乾かすことができる
水切りかご(食器置き)の選び方
水切りかごには、いろいろな素材やデザインのものがあります。水切りかごの購入を検討している方は、まず自分が求める水切りかごがどんなものなのか、しっかりイメージしてみましょう。
水切りかごの選び方を4つにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
置く場所に合わせて選ぶ
住む家によって、調理台やシンクの広さはさまざま。水切りかごを置く場所のサイズを測ってみて、ぴったり合う商品を探しましょう。
水切りかごを置くスペースが狭い場合は、2段式水切りかごがおすすめです。
シンクに渡せる水切りラック2段 19076【川口工器】
調理台が狭いけど洗い物が多い…という方にぴったりの2段式水切りかごです。シンクのふちに設置できるため、調理台が広く使えます。2段式なので、収納力も抜群。下の段には、直径26cmの平皿やフライパンもすっぽり収まります。
総耐荷重は、なんと30kg。サビに強いステンレス製で、お手入れも簡単です。
デザインで選ぶ
水切りかごのデザイン次第で、水回りがグンとおしゃれになります。インテリアにこだわる方は、キッチンも自分好みのテイストで統一したいですよね。
そこで、食器をたっぷり収納できるおしゃれな水切りかごを紹介します。
ほうろうトレイ付き ステンレスディッシュラック【倉敷意匠×野田琺瑯】
温かみのある乳白色の塗装が素敵な、ステンレス製の水切りかごです。本体部分は仕切り付きで、洋食器の平皿もラクラク立てられます。真っ白なほうろうのトレイが、とってもおしゃれ。
サイド部分にはカトラリーケースが付いており、機能性も申し分ありません。置くだけでキッチンをセンスよく見せることができますよ。
使わないときに収納できるものを選ぶ
キッチンの水回りは、どうしてもゴチャゴチャしやすいもの。調理台にはなるべく物を置きたくない、という方におすすめの、取り外し可能な水切りラックを紹介します。
折り畳み水切り シリコーントレー付き L【tower】
使うとき以外はクルっとたたんでコンパクトに収納できる、使い勝手のいい水切りラックです。シンクにサッと渡せば、あっという間に食器の水切りラックに早変わり。
もちろん、平らな皿はしっかり立てて置くことができます。両サイドにシリコンの滑り止めが付いており、ズレる心配もありません。箸やスプーンなどの細かいものが置ける、シリコントレー付き。
食器の水切り以外に調理台の補助的な役割も果たす、機能性の高い商品です。
水切りかごを置かない
ひとり暮らしで洗う食器の数が少ない方は、無理に水切りかごを置かなくても大丈夫。水切りかごを使わない場合は、珪藻土の水切りマットやスポンジワイプ、水切りシートなどを使うといいでしょう。
食器が乾いたらそのつど食器棚にしまうようにすれば、水回りがすっきり片付きますよ。
珪藻土 水切りマット 30×20cm【AKEIE】
天然素材である珪藻土の水切りマットは、濡れた食器の水分を素早く吸収し、蒸発させることができます。カビが生えにくく、半永久的に使用可能。
洗濯しなくてもいいので、お手入れも楽ちんです。長期間使うことで吸水力が弱まることがありますが、やすりで軽く削れば復活します。
食器を置く場所は工夫次第ですっきりおしゃれに!
洗い終えた食器を工夫して置くことで、食器が乾きやすくなり、調理台をすっきり清潔に保つことができます。
水切りかごはバリエーション豊かなので、この記事で紹介した水切りかごの選び方を参考にして、じっくり吟味してみてくださいね!