キッチンの油汚れに効くおすすめの洗剤12選!タイプ別に紹介

キッチン

家庭用洗剤の洗浄効果は主に界面活性剤によるものですが、用途(衣類や台所など)・形態(液体・粉末など)・成分(合成洗剤・石鹸など)によって分類されます。とりわけ台所用洗剤には油汚れなどの洗浄効果だけでなく、経口摂取や手荒れ防止など人に対する安全性が求められます。

油汚れ用洗剤のタイプ4つ

蛇口・キッチン

市販されている台所用洗剤は、殆どが中性洗剤か弱アルカリ性洗剤で占められていますが、商品によって

  • 界面活性剤
  • 安定化剤
  • 芳香剤
  • 酵素
  • 殺菌剤

など含まれる成分に違いがあります。

洗剤を選ぶ際は、油汚れ落としや泡切れ性能の善し悪しで判断しがちですが、毎日使うものなので香りや肌への刺激など自分に合ったものを選ぶ必要があります。

大まかに分類するなら、肌への刺激が少ないものを重視するなら弱酸性、油汚れ落としを重視するなら弱アルカリ性、汎用的に使えるのが中性と覚えておくと良いでしょう。

以下に台所用洗剤の4つのタイプを紹介いたしますので、選ぶ際の参考にして下さい。

タイプ1:強力洗剤

油汚れ落としの効果が大きい洗剤は、油を包み込んで中和する働きを持っている弱アルカリ性洗剤のものです。ただし、油汚れを落としやすい弱アルカリの性質は、使用時に人の手指など肌の脂肪(皮脂)も奪ってしまうため、ゴム手袋を使用するなど対策をしておきましょう。

タイプ2:万能洗剤

万能洗剤はキッチンの油汚れだけではなく、家庭のさまざまな汚れにも多目的に使える洗剤です。キッチン用やお風呂用など洗剤を別に用意するのが一般的ですが、万能洗剤なら同じ原因の汚れならば場所を問わず使用できます。

タイプ3:除菌ができる洗剤

油汚れ用洗剤には、除菌ができるタイプのものも発売されています。一般的な中性洗剤には、性質上除菌の効果はありません。メーカーが除菌効果のある成分を独自に配合しているので、除菌タイプが欲しい方はパッケージに「除菌」という表示のあるものを選ぶといいでしょう。

タイプ4:クリーナーシート

クリーナーシートタイプは、あらかじめ油汚れを落とす成分をシートに染み込ませてあります。クリーナーシートのメリットは、なんといっても拭き取るだけで簡単に油汚れが落とせることです。洗剤も飛び散る心配がないので、使いたい箇所にピンポイントで使用できます。

おすすめの強力洗剤

掃除 スプレー Cleaning spray bottle

ガンコな油汚れ落とし用の洗剤は、一般的な台所用洗剤のような中性洗剤を使うより、強力に油を中和するアルカリ性の洗剤を使うことがポイントです。食器などについた軽い油汚れは、中性洗剤でも十分に油汚れを落とせるでしょう。

ところが一旦加熱されてこびり付いた油は、アルカリ成分で中和しながら分解しなければ簡単には落とせません。油汚れ落とし用の洗剤を選ぶ際は、必ず商品の表示ラベルを確認して下さい。

例えば、成分表示にアルカリ剤、液性表示にアルカリ性などの表記があれば問題ありません。

茂木和哉 油汚れ用洗剤 「 なまはげ 」 320ml

茂木和哉 油汚れ用洗剤 「 なまはげ 」 320ml (キッチンの頑固な汚れ 溶かして落とす! )

油汚れ用洗剤「なまはげ」は、焼肉屋のガンコな油汚れでも落とせるように開発された業務用洗剤を、一般家庭のキッチンまわりでも使いやすように加工した強力洗剤です。台所の換気扇・レンジフード・コンロ・オーブンなど、ガンコな油汚れ落としに絶大な効果を発揮します。


技・職人魂 油職人 業務用超強力油用洗剤 スプレーボトル 500ml

技・職人魂 油職人 業務用超強力油用洗剤 スプレーボトル 500ml

おすすめ強力洗剤の2つ目に紹介するのは、実際にプロの清掃業者も使っているガンコな油汚れ落とし用洗剤「技・職人魂・油職人 業務用超強力油用洗剤 スプレーボトル 500ml」です。

レンジフード・ガスコンロのガンコな油汚れやコンロの五徳にこびり付いたガンコな油汚れを強力に落とす油汚れ専用の強力洗剤です。一般家庭での簡単な油汚れなら希釈して使用したり、あらかじめ希釈液に漬け置きしたりといった使い方でも十分に効果が得られます。


強力 汚れ落とし 洗剤 ダートパス 500g

強力 汚れ落とし 洗剤 Dirt<Pass(ダートパス) 500g キッチン、レンジフード、浴室の汚れ、油汚れ、皮脂汚れ専用(業務用)DT-PP500

おすすめ強力洗剤の3つ目に紹介するのは、中性洗剤では落ちにくい換気扇・レンジフード・ダクトなどの厨房機器の脱脂肪洗剤「強力驕れ落とし洗剤 ダートパス500g」です。

強アルカリ性で、厨房機器以外にも風呂場の皮脂汚れや機械のグリス汚れまで簡単に落とせる洗剤です。使用時にはメガネやゴム手袋などの保護具を着用し、汚れの程度に応じて2~20倍に希釈して使用しましょう。

おすすめの万能洗剤

Bottles with detergent and cleaning supplies on orange background, space for text

キッチンの油汚れだけでなく、多目的に使える万能洗剤を3つ紹介します。

万能洗剤のメリットは、場所ごとに別の洗剤を用意しなくても済むこと。もちろん使用できる素材には注意する必要がありますが、何種類も洗剤を使い分けなくて済むことは魅力的です。

リンレイ ウルトラオレンジクリーナー 700ml

リンレイ ウルトラオレンジクリーナー 700ml

おすすめ万能洗剤の1つ目の紹介は、高純度のオレンジオイルを配合した「リンレイウルトラオレンジクリーナー」です。汚れに作用する成分の98%が天然由来なので、環境にも優しく使えます。

プロが使っているアルカリを含有している洗剤なので、使用時には必ず保護メガネや炊事用手袋を着用して下さい。なお、使用した後は手を良く洗い、必要に応じて手荒れ防止用クリームを塗りましょう。

キッチンの油汚れはもちろん、洗面所の黒ずみやお風呂場の石鹸カスなどにも使用できる万能洗剤です。


セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 500ml

セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 500ml ( アルカリ電解水 + セスキ炭酸ソーダ )

おすすめ万能浄の2つ目に紹介するのは、アルカリ電解水に独自のセスキ炭酸ナトリウムを配合した無色無臭の万能クリーナー「セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 500ml」です。

細かい泡が汚れに貼り付くので、レンジフードや壁などの傾斜部分にも安心して使用できます。臭いの元となる汚れや雑菌を除去し、除菌や消臭の効果も備えています。

リビングの手垢汚れや衣類の襟・袖の皮脂汚れにも多用途に利用可能です。アルカリイオンの働きで汚れを包み込むため、排水を汚しにくい環境に優しいエコタイプの万能洗剤です。


激落ちくん オキシキング 除菌プラス 酸素系漂白剤 500g

激落ちくん オキシキング 除菌プラス 酸素系漂白剤 500g (漂白 消臭 除菌) 粉末タイプ 日本製

おすすめ万能洗剤の3つ目の紹介は、漂白活性化剤・界面活性剤・酵素の3成分を配合することによって、洗浄力と漂白力を大幅に向上した万能洗剤「激落ちくん オキシキング 除菌プラス」です。

過炭酸ナトリウムを含む酸素系漂白剤で、99.99%の優れた除菌効果をアピールしています。キッチン以外でも、お風呂や排水口、排水パイプの掃除にも使用できます。

おすすめの除菌ができる洗剤

Male Janitor Cleaning Kitchen Counter

台所用の洗剤の主な成分は界面活性剤と安定剤ですが、除菌効果を謳っている洗剤には漂白剤が含まれています。

台心用洗剤に含まれている漂白剤は、酸素系漂白剤か塩素系漂白剤のどちらかです。酸素系漂白剤は臭いが殆どなく手肌に優しいのが特徴ですが、塩素系漂白剤は鼻をつく独特の臭いがあり肌荒れの心配もあります。

よく使う布巾やまな板の殺菌は、食酢やエタノールを使うことや熱湯をかけたり、日光に当てたりするのも有効な方法です。

ライオン レンジまわりのルック スプレー

レンジまわりのルック スプレー 400ml

おすすめ除菌ができる洗剤の1つ目は、W洗浄メカニズムで油汚れも嫌な臭いもスッキリ取れる、爽やかなオレンジオイル配合の除菌洗剤「ライオン レンジまわりのルック スプレー」です。

ベタベタ汚れを溶剤成分で乳化し、カチカチ汚れをアルカリ成分が溶解するW洗浄メカニズムが強力な洗浄力の決め手です。


除菌ジョイ コンパクト 食器用洗剤 175mL

除菌ジョイ

除菌ジョイ コンパクト 食器用洗剤 本体 175mL

おすすめ除菌ができる洗剤の2つ目に紹介するは、菌のエサとなる油汚れ99.9%の除菌でスポンジやまな板・ふきんなどの移り菌を防止できる除菌洗剤「除菌ジョイ コンパクト 食器洗剤」です。

ジョイの除菌シリーズ史に残る大改良が施され、シリーズ史上最強の洗浄力を発揮します。泡立ちが長持ちするので、継ぎ足しをしなくても頑固な汚れを一度でスッキリ洗い落とせるのも特徴です。


チャーミークリスタ 消臭ジェル 食洗機用洗剤 480g

チャーミークリスタ 消臭ジェル 食洗機用洗剤 本体 480g

おすすめ除菌ができる洗剤の3つ目は、食器も食洗機の内部もしつこい汚れをスッキリ清掃できる食洗機用除菌洗剤「チャーミークリスタル 消臭ジェル」です。

なかなか落としきれない「臭い汚れの膜」まで剝がし取るジェルタイプの消臭・除菌ができる食洗機専用洗剤です。ジェル状なので洗剤の溶け残りを気にしなくていいのも嬉しいポイントです。

おすすめのクリーナーシート

キッチンまわりの掃除

クリーナーシートといえばトイレ用クリーナーシートを思い浮かびますが、それ以外にも窓用・網戸用・風呂用・壁用・台所用など、実にさまざまのクリーナーシートが販売されています。ウェットタイプのクリーナーシートは、湿り具合によって使い勝手が替わります。

例えば、乾き過ぎだと汚れが取れにくく、逆に湿り過ぎだと跡が残りやすい傾向があります。クリーナーシートは、用途によって使い分けするとたくさんの種類を持つことになり、経済面や保管スペースも圧迫されます。

数あるクリーナーシートの中には、1種類で何処でも掃除ができるダイソー「万能クリーナーシート」があるので試してみてはいかがでしょうか。

セスキの激落ちくん シート キッチン用 20枚入

セスキの激落ちくん シート キッチン用 20枚入

おすすめクリーナーシートの1つ目に紹介するのは、炭酸ソーダとアルカリ電解水を配合した「セスキの激落ちくんシート キッチン用 20枚入」です。水拭きだけでは取れないキッチンの油汚れを、マイナスイオンで包み込みスッキリ落としてくれます。


重曹の激落ちくん 超厚 ウェットシート 20枚入

重曹の激落ちくん 超厚 ウェットシート 20枚入 (重曹 + アルカリ電解水)

おすすめクリーナーシートの2つ目の紹介は、アルカリ電解水と重曹を配合したウェットタイプのクリーナーシート「重曹の激落ちくん 超厚 ウェットシート 20枚入」です。超厚シートなのでガスコンロ周りやIHコンロなど、キッチン周りにあるエンボス加工の凹凸汚れを絡めて拭き取ります。


レック 除菌の激落ちくん ウェットシート 30枚入

レック 除菌の 激落ちくん ウェットシート 30枚入

レック 除菌の 激落ちくん ウェットシート 30枚入

おすすめクリーナーとの3つ目は、あまり洗剤を使いたくないキッチン周りをまとめてカバーできる「レック 除菌の激落ちくん ウェットシート」です。

アルコール除菌をベースに、配合されたアルカリ電解水が油汚れを浮かせて落とします。食器棚やレンジ、コンロなど気になるところもまるごと掃除できます。

おすすめのスポンジ

Cleaning shiny tiles in the bathroom. Spraying antibacterial sanitizing spray. Pollution prevention. Spray detergent. Napkin in hands. Protective rubber gloves. Hygiene home. Vector flat design.

毎日何気なく使っているキッチンスポンジですが、定期的に交換する消耗品なので、こだわりを持って選ぶ人はそれほど多くはないでしょう。

キッチンスポンジの選び方を見直すだけでも食器洗いの効率が良くなったり、スポンジの交換サイクルが長くなったりと経済的にも効果があります。

パックスナチュロン キッチンスポンジ

パックスナチュロン キッチンスポンジ ナチュラル

おすすめのスポンジの1つ目は、泡立ちや水切れが抜群でぬめりがつきにくい衛生的な「パックスナチュロン キッチンスポンジ」です。研磨剤を利用していないので、食器を傷つけてしまう心配がありません。


スコッチブライト キッチンスポンジ 泡立ちゆたかネット

スリーエム(3M) スコッチブライト キッチンスポンジ 泡立ちゆたかネット ブルー WNT-77KB

おすすめスポンジの2つ目は、2種類のパイル素材が使われた「スコッチブライト キッチンスポンジ 泡立ちゆたかネット」です。特殊構造のネットによって泡立ち効果をアップするほか、抗菌加工が施されているのでスポンジ内部に菌が増殖するのを抑えてくれます。

使用目的に合った油汚れ用洗剤を選ぼう

Cleaning with spray detergent, rubber gloves and dish cloth on work surface

頑固な油汚れを落とすなら「アルカリ性洗剤」がおすすめです。買う前に必ずラベルの成分表を確認して下さい。

洗剤を選ぶ際のポイントは、それぞれ目的に合ったものを選ぶことが大事なことです。蛇口やシンクのカルキや水アカ落としは「酸性洗剤」、食器洗いには刺激の少ない「中性洗剤」が適しています。使用目的に合った洗剤選びは、成分表示を見る習慣が何より大事です。

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よくある質問

  • キッチン周り汚れの原因は?

    ステンレスシンクによく見られる白い汚れの正体は水垢です。また茶色汚れの多くがサビやもらいサビです。飲食物や調味料などを放置したままにすると、細菌やカビなどが繁殖して薄ピンクになることがあります。油を使う調理を行う場合は、油汚れがキッチンまわりのほかにもレンジフードなどにもこびりつきます。

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  • キッチンの掃除に必要な道具は?

    重曹、クエン酸、アルカリ性洗剤(オキシクリーンなど)、雑巾、布巾、キッチンスクレーパー、新聞紙、40~50Lのナイロン袋、ラップ、ドライヤー、消毒用エタノールなどを準備しましょう。それぞれ使うタイミングや用途にも違いがあるので、必要なものを揃えると良いでしょう。

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  • キッチン汚れを落とすコツは?

    油汚れは50度前後のお湯と洗剤を混ぜて使うと油汚れが浮き上がり、落としやすくなります。焦げ付きはお湯と重曹を使います。食べ物汚れは食器洗い洗剤をスポンジにつけて洗ってください。必要に応じてお湯をかけてふやけさせるとよいでしょう。

    >> 詳しくはこちら

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