洗濯ネットに入れるものまとめ!正しい使い方や効果から選び方まで

洗濯ネット

洗濯のとき、みなさんが洗濯ネットに入れるものって、どんなものですか?洗濯表示にネット使用と表示されているもの、傷みやすいもの、大切な衣類などでしょうか。女性なら下着は必ず洗濯ネットに入れて洗濯している、という方も多いかもしれません。洗濯のとき、洗濯ネットに入れるもの、洗濯ネットに入れて洗濯するべきものについてご紹介します。また、洗濯ネットを使用することでの効果や、洗濯すること以外での使い方についてもお話したいと思います。

記事の監修
家事アドバイザー

家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。

洗濯をするということは多かれ少なかれ生地にダメージを与えてしまいます。それを多少なりとも軽減してくれるのが洗濯ネットです。衣類の形に応じた洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れることで、洗濯物同士の摩擦や洗濯機との摩擦を軽減してくれ、優しく洗うことができます。

また実は洗濯の仕分けにも便利なのが洗濯ネットです。脱いだときに人別、もしくはアイテム別に洗濯ネットに入れてから洗濯をすることで、干すときもまとめて干せ、仕分けの手間を省くことができます。

洗濯ネットに入れるもの

キャミソールや下着、レースのついたもの

ハンガーにかけられたキャミソール

キャミソールやブラジャーなど、レースがついているものも多いですよね。レースのついている下着をそのまま洗濯機に入れて洗濯すると痛みやすくなります。

1回や2回ではあまり傷みを感じないかもしれませんが、洗濯するうちにレースが破れて穴が広がってしまったり、千切れてしまったりしてしまうことがあります。

ニットやセーター

古着のセーター

ニットやセーターなどは、洗濯することで型崩れして毛玉ができてしまいやすい素材です。そのまま洗濯機に入れて洗濯してしまったら、たった一度の洗濯でも型崩れしてしまうでしょう。ニットやセーターを洗濯するときは必ず洗濯ネットに入れ、おしゃれ着用の洗濯洗剤を使用します。

コースを選択することができる場合には、ドライコースやおしゃれ着コースなどを洗濯し、優しく洗います。また、洗濯ネットに入れるときは脱いだままのニットやセーターをそのまま投げ入れるのではなく、かるくたたんでから入れるとより良いです。

ストッキングやタイツ

冬の快適な室内

ストッキングやタイツは他の洗濯物と一緒に洗濯すると絡みやすいです。また、洗濯のときに伝線してしまったら履くことができなくなってしまいますよね。

ストッキングやタイツは、洗濯機で洗濯するときはもちろんなのですが、手洗いをするときも洗濯ネットに入れて洗濯するのがおすすめです。手洗いのときも洗濯ネットに入れて洗濯すれば、爪を引っかけて伝線してしまうことも防げます。

洗濯ネットを使用する効果

洗濯ネットに入った洗濯物

洗濯ネットに入れて洗濯することで、どのような効果があるのでしょうか。

  • 型崩れを防ぐことができる
  • 毛玉を防ぐことができる
  • 生地や素材が傷みにくくなる
  • 他の洗濯物と絡まない
  • シワを防ぐことができる
  • 時短になる

傷みやすい素材を洗濯するとき、洗濯機で洗濯しても良いけど、少しでも傷みにくくするために手洗いをしているという方も多いのではないでしょうか。

服のタグに書かれている洗濯表示に洗濯機のマークがあれば洗濯機で洗濯してOKです。いちいち手洗いしていては面倒です。洗濯ネットに入れて洗濯することで時短にもなると思います。

洗濯ネットの選び方

グレーの洗濯ネット

専門家による補足

洗濯ネットを選ぶときは、洗濯物の形にあわせて選ぶようにしましょう。大きすぎる洗濯ネットは中で洗濯物が動いてしまいネットに入れた効果が半減します。ベストな大きさは洗濯物を畳んだ状態で洗濯ネットに入れ、余白がほぼないくらいの大きさです。

また型崩れが気になるブラジャーなどはワイヤーが入ったブラジャー用の洗濯カップがありますので、それを使うことによって型崩れを防ぐことができます。

家事アドバイザー:矢野きくの

洗濯したいものの生地や素材、大きさなどに合わせて洗濯ネットを選ぶと良いです。小さな洗濯物なのに大きな洗濯ネットに入れて洗うと、シワになりやすくなり、洗濯ネットに入れて洗濯したのに傷みやすくなってしまうことがあります。

洗濯ネットは100円ショップやホームセンターなどで安価で購入することができるもので構いません。高価なものでなければ意味がない、なんてことはありません。

下着を洗濯したいときは下着用の洗濯ネット、靴下を洗濯したいときは靴下用の洗濯ネットを使用すると良いです。女性ならブラジャー用の洗濯ネットもあります。

専用洗濯ネットをいくつかご紹介します。

ダイヤ ランドリーネット ALドーム型ブラジャーネット

ダイヤ ランドリーネット ALドーム型ブラジャーネット 直径約18cm×高さ約12cm

ダイヤコーポレーション レッグウェア用洗濯ネット

ダイヤコーポレーション レッグウェア用洗濯ネット 日本製

まとめ

洗濯ネット

  • キャミソールや下着、レースのついたもの
  • ニットやセーター
  • タイツやストッキング

この3つは自宅で手軽に洗濯できるものなのですが、必ず洗濯ネットに入れて洗濯することをおすすめします。洗濯ネットに入れて洗濯することでより傷みにくくなり、長く愛用することができます。

専門家による補足

洗濯ネットに入れて洗濯するのは面倒と思うかたもいるかもしれませんが、やってみると意外と単純作業で簡単です。

大小様々な大きさの洗濯ネットを複数用意しておき、洗濯物ごとに入れてあげることで、より長く綺麗な状態で洋服を着ることができるようになります。繰り返しになりますが、洗濯ネットの選び方は衣類のサイズにあわせること。

大きすぎる洗濯ネットはネットを使っていないのと同様になってしまいますのでご注意ください。

家事アドバイザー:矢野きくの
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よくある質問

  • おしゃれ着洗いの方法は?

    1、洋服を裏返します。直接肌に触れる内側を表に出して汗汚れなどを落としやすくします。
    2、洋服のボタンやファスナーを閉め、洗濯ネットの大きさに合わせてたたみます。
    3、たたんだ洋服を崩れないよう洗濯ネットにいれます。
    4、「手洗いコース」や「おしゃれ着洗いコース」などおしゃれ着洗い用のコースで洗う。
    5、すすぎが終わって脱水する時は、脱水スタート後10秒~20秒ほどで止めます。
    6、脱水後はすぐ洗濯機から出して干しましょう。

    >> 詳しくはこちら

  • おしゃれ着コースと通常コースの違いは?

    <おしゃれ着コース>
    特徴:水流が弱く、軽い脱水
    適した衣類:デリケートな衣類、ニット、ワンピース、スーツなど型崩れしやすい衣類
    対応する洗濯表示:手洗いマーク

    <通常コースの場合>
    特徴:一般的な洗濯内容(洗い・すすぎ・脱水)
    適した衣類:Tシャツ、下着、タオルなど
    対応する洗濯表示:桶や洗濯機のマーク

    >> 詳しくはこちら

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