目次
洗濯ネットに入れるもの
キャミソールや下着、レースのついたもの
キャミソールやブラジャーなど、レースがついているものも多いですよね。レースのついている下着をそのまま洗濯機に入れて洗濯すると痛みやすくなります。
1回や2回ではあまり傷みを感じないかもしれませんが、洗濯するうちにレースが破れて穴が広がってしまったり、千切れてしまったりしてしまうことがあります。
ニットやセーター
ニットやセーターなどは、洗濯することで型崩れして毛玉ができてしまいやすい素材です。そのまま洗濯機に入れて洗濯してしまったら、たった一度の洗濯でも型崩れしてしまうでしょう。ニットやセーターを洗濯するときは必ず洗濯ネットに入れ、おしゃれ着用の洗濯洗剤を使用します。
コースを選択することができる場合には、ドライコースやおしゃれ着コースなどを洗濯し、優しく洗います。また、洗濯ネットに入れるときは脱いだままのニットやセーターをそのまま投げ入れるのではなく、かるくたたんでから入れるとより良いです。
ストッキングやタイツ
ストッキングやタイツは他の洗濯物と一緒に洗濯すると絡みやすいです。また、洗濯のときに伝線してしまったら履くことができなくなってしまいますよね。
ストッキングやタイツは、洗濯機で洗濯するときはもちろんなのですが、手洗いをするときも洗濯ネットに入れて洗濯するのがおすすめです。手洗いのときも洗濯ネットに入れて洗濯すれば、爪を引っかけて伝線してしまうことも防げます。
洗濯ネットを使用する効果
洗濯ネットに入れて洗濯することで、どのような効果があるのでしょうか。
- 型崩れを防ぐことができる
- 毛玉を防ぐことができる
- 生地や素材が傷みにくくなる
- 他の洗濯物と絡まない
- シワを防ぐことができる
- 時短になる
傷みやすい素材を洗濯するとき、洗濯機で洗濯しても良いけど、少しでも傷みにくくするために手洗いをしているという方も多いのではないでしょうか。
服のタグに書かれている洗濯表示に洗濯機のマークがあれば洗濯機で洗濯してOKです。いちいち手洗いしていては面倒です。洗濯ネットに入れて洗濯することで時短にもなると思います。
洗濯ネットの選び方
洗濯ネットを選ぶときは、洗濯物の形にあわせて選ぶようにしましょう。大きすぎる洗濯ネットは中で洗濯物が動いてしまいネットに入れた効果が半減します。ベストな大きさは洗濯物を畳んだ状態で洗濯ネットに入れ、余白がほぼないくらいの大きさです。
また型崩れが気になるブラジャーなどはワイヤーが入ったブラジャー用の洗濯カップがありますので、それを使うことによって型崩れを防ぐことができます。
洗濯したいものの生地や素材、大きさなどに合わせて洗濯ネットを選ぶと良いです。小さな洗濯物なのに大きな洗濯ネットに入れて洗うと、シワになりやすくなり、洗濯ネットに入れて洗濯したのに傷みやすくなってしまうことがあります。
洗濯ネットは100円ショップやホームセンターなどで安価で購入することができるもので構いません。高価なものでなければ意味がない、なんてことはありません。
下着を洗濯したいときは下着用の洗濯ネット、靴下を洗濯したいときは靴下用の洗濯ネットを使用すると良いです。女性ならブラジャー用の洗濯ネットもあります。
専用洗濯ネットをいくつかご紹介します。
まとめ
- キャミソールや下着、レースのついたもの
- ニットやセーター
- タイツやストッキング
この3つは自宅で手軽に洗濯できるものなのですが、必ず洗濯ネットに入れて洗濯することをおすすめします。洗濯ネットに入れて洗濯することでより傷みにくくなり、長く愛用することができます。
洗濯ネットに入れて洗濯するのは面倒と思うかたもいるかもしれませんが、やってみると意外と単純作業で簡単です。
大小様々な大きさの洗濯ネットを複数用意しておき、洗濯物ごとに入れてあげることで、より長く綺麗な状態で洋服を着ることができるようになります。繰り返しになりますが、洗濯ネットの選び方は衣類のサイズにあわせること。
大きすぎる洗濯ネットはネットを使っていないのと同様になってしまいますのでご注意ください。
家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。
また実は洗濯の仕分けにも便利なのが洗濯ネットです。脱いだときに人別、もしくはアイテム別に洗濯ネットに入れてから洗濯をすることで、干すときもまとめて干せ、仕分けの手間を省くことができます。