床下収納にカビが生えた時の対処法!おすすめ防カビグッズ5選

新築の床下収納

床下収納は熱や湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい場所です。今回は、床下収納にカビが生えた時の対処法5つと、防カビグッズ5選を紹介していきます。この機会に床下収納にカビが出ないようにするための手入れ・掃除の方法を覚えておきましょう。

床下収納にカビが生えた時の対処法

住宅の床下収納

床下収納にカビが生える主な原因は湿気です。床下収納は地下にあるので湿気を取り込みやすい環境にあります。

また、床下収納は構造上密閉状態になるので、湿気がこもりやすい作りになることも影響しています。中に入れる物の内容によっても、湿気が溜まりやすくなります。

床下収納に使われている建材の質によっても湿気がこもる原因になるので、こまめに掃除をして湿気を払う努力をしていきましょう。

ここからは床下収納にカビが生えた時の対処法として、次亜塩素酸ナトリウムを使った掃除方法を紹介していきます。

次亜塩素酸ナトリウムで掃除する

床下収納にカビが生えたら、次亜塩素酸ナトリウムでの掃除がおすすめです。

次亜塩素酸ナトリウムとは、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ・アルカリ物質)に塩素が混ぜられた水溶液です。次亜塩素酸ナトリウムは有効塩素4%未満のものを選んでください。

家庭で一般的に使われている台所用の漂白剤がおすすめです。次亜塩素酸ナトリウムを1、水を5の割合で希釈しましょう。

カビが生えた床下収納部分に希釈液を吹き付けて、しばらく放置します。拭き取ってもカビが落ちないようであれば、何度かこの作業を繰り返しましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを使うときの注意点

次亜塩素酸ナトリウムを使うときは、特に換気に注意してください。窓を開けて短時間で使用しましょう。

次亜塩素酸ナトリウムの容器に書かれた説明を遵守して、決められた用量・用法を守って利用してください。濃度が濃いからといって次亜塩素酸ナトリウムの効果が上がるわけではないので、水で薄める場合は正しいやり方で希釈してください。

水で薄めた次亜塩素酸ナトリウムの溶液は、1回で使い切るように心掛けましょう。また、次亜塩素酸ナトリウムの溶液は危険ですので絶対に口にしないでください。

酸性の洗剤と混ぜると塩素ガスが発生する危険性があります。子供の手が届かない場所に保管するなど、取扱いには十分な注意が必要です。

床下収納のカビ対策

新築住宅の床下収納

床下収納はカビが発生しやすい場所です。こまめに換気にすることや、物をぎゅうぎゅう詰めにしないといった、普段からカビ対策をとっておくことが重要です。

定期的にまたは毎日や使うたびに、拭き掃除をして湿気を取っておくことも必要です。

カビが発生するとしたら頑固な黒カビです。次亜塩素酸ナトリウムでしっかり除去しておきましょう。カビの予防にもなります。床下収納のカビの原因は湿気なので、水分を含む食材の貯蔵には特に注意が必要です。

また、マンションは密閉度が高いため、一戸建てよりも床下収納にカビが発生する割合が高くなっています。

こまめに換気をする

床下収納は頻繁に開けることがないので湿気がこもりやすくカビ発生の大きな原因になります。定期的に開ける習慣を設けて、こまめに換気をしておきましょう。

床下収納にこもった湿った空気を、からっと乾いた新鮮な空気と交換します。

床下収納の蓋を開けておくだけで、カビの発生をある程度抑えられるので、面倒でも頻繁に行ってください。床下収納の蓋を開け放しておくときは、落ちないように十分な注意が必要です。特に子供やペットがいる家庭は気をつけてください。

モノを詰め込みすぎない

床下収納にモノを詰め込みすぎると空気が滞留して湿気がこもり、カビ発生の原因になるので注意が必要です。

床下収納は便利なのでついつい色々な物を入れてしまいがちです。しかし空気が漏れない構造になっているため熱や湿気がこもりやすいので、モノとモノとの間はなるべく隙間を作るようにしてください。

また、容器が倒れて中身がこぼれ出すようなことがあると、ますますカビが発生しやすくなります。床下収納の中をきちんと整理整頓して、モノが倒れたりしないように気をつけましょう。

定期的に拭き掃除をする

床下収納の中を定期的に拭き掃除しましょう。床下収納は湿気がこもりやすい場所です。汚れがなくても乾いた清潔な布でこまめに拭き掃除をしてください。

特に梅雨の時期や夏場は湿気がこもりやすく熱もこもりやすいので、床下収納の内部に水滴がつきやすくなります。拭き掃除を徹底してください。

また、年に1回は床下収納の大掃除をしましょう。中身を全部、取り出して、消毒用エタノール・中性洗剤を薄めた溶液・除菌アルコールなどで拭き掃除をしましょう。

新聞紙を敷く

床下収納の底に新聞紙を敷いておくと湿気を吸い取ってくれるので効果的です。

読み終わった新聞紙を床下収納に入れたモノの下に敷き詰めておくと、カビ予防になります。床下収納の底に敷き詰めた新聞紙は湿気を帯びてしっとりしてくるので、こまめに交換してください。

新聞紙を長期間敷き詰めたまま放置しておくと、湿気を吸った新聞紙がカビ発生の原因になります。逆効果にならないように気をつけましょう。

防カビグッズを活用する

床下収納のカビ対策に、防カビグッズを活用する方法もあります。収納用の除湿剤を購入して、床下収納の中に置いておきましょう。

スーパーやホームセンターに売っているので、用法を守りながら利用してください。防カビグッズには期限があります。こまめに点検して、効果がなくなったら交換しましょう。備長炭などを代用品として使用することもできます。

おすすめの防カビグッズ5選

Hand holding a spray bottle.

防カビグッズにはさまざまな種類があります。そのなかから床下収納のカビ予防に最適の製品を5つ選び、以下から順番に説明していきます。

どの商品もネット通販で気軽に購入できる製品ばかりなので、家庭の床下収納の防カビグッズとして便利に使用できます。

これらの製品を利用して、床下収納から徹底的にカビを追い出していきましょう。

オカモト 水とりぞうさん 550mlx12個セット

オカモト 水とりぞうさん 550mlx12個セット(3個パックx4)

「オカモト 水とりぞうさん 550mlx12個セット」は、大容量のお得なパッケージサイズの防カビグッズです。

水とりぞうさんは家庭で多く使われている商品です。床下収納にも使用できます。床下収納に水とりぞうさんを入れておくだけで、カビのもととなる湿気をしっかりと吸い取ってくれます。

中のシートを剥がして床下収納に置くだけの、手軽な湿気取りです。水とりぞうさんの中に水が溜まっていくので、いっぱいになったら交換します。古くなると効果がなくなるので、こまめにチェックしてください。


備長炭ドライペット 除湿剤 使い捨てタイプ

【まとめ買い】備長炭ドライペット 除湿剤 使い捨てタイプ (420ml×3個パック)×3個

「備長炭ドライペット 除湿剤 使い捨てタイプ」とは、除湿剤に備長炭と活性炭を特殊配合してプラスした、画期的な除湿剤です。床下収納の中に置いて使用してください。

床下収納の湿気や臭いを、備長炭の特殊成分の働きで強力に吸収してくれます。中に水が溜まるので、定期的に取り換えてください。


キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml

キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml

「キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml」を1:5の割合で水で薄めて床下収納の拭き掃除をすれば、未然にカビの発生を防止できるでしょう。掃除の際はゴーグルやマスク、手袋をしっかりと着用して、窓を開けて十分な換気をしながら行ってください。


備長炭シート V 防カビ仕様

備長炭シート V 防カビ仕様 シートを敷くだけで防カビ効果。気になる臭い・湿気も改善!より防カビ効果を高めたハイグレード品 【下駄箱・シンク下・床下収納用】カット済 30×450cm

「備長炭シート V 防カビ仕様」は、床下収納に敷いておくだけで、防カビグッズの役割をしてくれる便利なシートです。床下収納の大きさに合わせてカットできます。半永久的に使用できるので、たいへんコスパがいい商品です。


パワーバイオ シンク下のカビきれい

コジット パワーバイオ シンク下のカビきれい 防カビ・消臭 (交換目安:4ヶ月)

「パワーバイオ シンク下のカビきれい」は、入れておくだけでカビを防ぐ便利なアイテムです。

食品の嫌な臭いも防ぐので、脱臭剤代わりにもなります。効果の持続は1つにつき約4カ月です。2個入りでたいへんお得なお値段になっています。バイオの力でカビの増殖やカビの臭いを防ぐので安全です。

床下収納の場合は、蓋の裏面に貼り付けて使えるので、場所を取らず邪魔になりません。通常サイズの床下収納であれば、1つ設置すれば支障ありません。強力な脱臭効果を上げたい場合は2個同時使用をおすすめします。

床下収納にはしっかりとカビ対策を行いましょう

スプレーを持った女性

じめじめとした季節は特に、床下収納のカビ対策をしっかりと行っていきましょう。床下収納にカビが生えると、中に入っているモノにまで悪影響があります。

小まめな換気と掃除、そして中にぎゅうぎゅうにモノを詰め込みすぎないなど、工夫と徹底した管理をしながら、床下収納を快適に利用していきましょう。

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よくある質問

  • カビの落とし方は?

    小さなカビの発生であれば簡単に落とすことができますが、黒カビにはカビキラーなどの塩素系漂白剤を使わないと、なかなか落としきれません。

    他にも、片栗粉と塩素系漂白剤を混ぜ合わせた洗剤や、重曹とクエン酸を混ぜ合わせたスプレーなどもカビに有効のようです。カビの発生した場所や状態に応じて洗剤も使い分けましょう。

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  • 黒カビの落とし方は?

    水周りの黒カビには塩素系の漂白剤と片栗粉が効果的です。風呂場のタイル目地の黒カビは取りにくい場所ですが、酢と重曹を使うと効率的に落とす事が出来ます。壁やマットレスなど水洗い出来ない場所は、消毒用エタノールが便利です。

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