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ラップの代用品はラップを使う状況で変わる
ラップは使い勝手がとても良いので、手ごろな価格なことも相まって結構何にでも使用して無駄に多く使用していることもあるかと思います。
少し考えてみるとラップは1度使ったらほとんどの場合は使い捨てをしてしまっていることに気が付きませんか?
ということは何度も使えるラップの代用品があれば使い捨てしてしまっているラップは無駄ということになります。
また、ラップを使い切って無くなってしまった場合にもラップの代用品になるものを知っていれば慌てることもなく行動することができます。
どちらの状況でもゴミを減らすことができるので、ラップの代用品を知っておくと大変便利です。
《 ポイント 》
- ラップの代用品になるものは使用するときの用途によって異なる。
- ラップを使用する用途に合わせてどの代用品がおすすめか理解する。
- ラップを使用する用途から何を代用品にすると便利なのかを考える。
電子レンジ使用時のラップの代用品
まずは、電子レンジを使用するときです。ほとんどの料理を温める時にはラップを使うと思います。使う頻度も高いので何かを温めたいときに、ラップが切れてしまっていることに気づきやすいタイミングになります。
電子レンジ用のフタ
ラップの代用は100均ショップでも購入できるポリプロピレン製の電子レンジを使用する時のフタでできます。いろいろなサイズが販売されているので自分の使いやすいサイズを選んで購入しましょう。
温めたいものが乗っているお皿にフタをして温めるだけで、洗うことができるので何度も使用することができるので節約につばがります。
シリコンラップ
ラップの代用で便利なのが、繰り返し使えるシリコン製のラップです。こちらも100均ショップで購入できます。
ごく稀に電子レンジに対応していないシリコンラップもあるので、購入するときはパッケージをよく読んで電子レンジに対応しているか確認してください。
シリコン素材で出来ているので伸びて皿やボウルにしっかり張り付いてくれるので、使い勝手が良くこちらも何度も洗って繰り返し使用することができるので節約できて経済的です。
お皿
どこの家でも何枚かあるお皿ですがその中でも耐熱性がある皿でしたら、ラップの代用品として使用することができます。お皿をラップの代用品として使用する場合は温めたい食品を乗せた容器の上にお皿をさらに乗せるだけです。
容器とお皿の大きさがピッタリで隙間ができないようにすることで蒸気が逃げる場所が無くなるので、しっかり温めることができます。お皿も何度でも洗って使うことができるので経済的です。
タッパー
作り置きの食品などを入れておくのに便利なタッパーですが、タッパーは電子レンジに対応している製品がたくさんあります。
電子レンジに対応しているタッパーでしたら、ラップの代用品として使用できます。使用する前に必ずタッパーが電子レンジに対応しているか確認することを忘れないでください。
《 ポイント 》
- 電子レンジを使用する時のラップの代用品は全て洗って繰り返し使える。
- ラップの代用品の使用が慣れればラップは必要なくなるので節約できる。
食品を包むときのラップの代用品
次に食品を包むときのラップの代用品として使用できる物を紹介します。
ビニール袋
食品をラップで包んでから保存しようと考えたときに、ラップを使い切ってしまった場合はビニール袋を使用しましょう。包みたい食品をビニール袋に入れて口を縛っておけばラップの代用となります。
但し、使い古したビニール袋ではラップの代用品と考える場合は、衛生面を考えて未使用の新品のビニール袋を使用しましょう。
ワックスペーパー
サンドイッチやお菓子を包むときに使用するワックスペーパーは食品の下に敷いて使用したり、包んだりするのでラップの代用として使用することができます。
ワックスペーパーはロウやパラフィンが紙にロウやパラフィンが塗られているので、油を通さず耐水性があります。100均ショップで花柄など柄が入ったものも購入できるので、ラップで包むよりもおしゃれで楽しめます。
アルミホイル
アルミホイルはラップを使用する時と同じように食品を包めるので、ラップを切らしてしまった場合はアルミホイルで代用しましょう。アルミホイルで食品を包むと光を通さないので食品が傷みにくくなります。
但し、アルミホイルを使用すると電子レンジを使用することができないので、そのまま電子レンジで温めることはできません。
竹の皮
おにぎりを包むときに使用される竹の皮。最近はおにぎりをラップで包んで持ち運びすると思いますが、昔は竹の皮におにぎりを包んで持ち歩いていました。
よってラップをきらしてしまった場合は、竹の皮をラップの代用品として使用しておにぎりを包むこともおすすめします。
おにぎりを竹の皮で包んで持ち歩くと竹の香りがほのかにおにぎりにも移り、ラップと比較すると蒸気がこもらないので時間が経ってもおにぎりを美味しく食べることができます。
《 ポイント 》
- 食品を包むときのラップの代用品は直接食品に触れることになる。
- ラップの代用品を使用する際は衛生面に注意して清潔な物を使用する。
冷凍するときのラップの代用品
次に食品を冷凍するときにラップの代用として使用できる物を紹介します。
ジッパーつき保存袋
食品を密封保存できるジッパー付きの冷凍可能な保存袋でしたらラップの代用として冷凍保存をするときに使用することができます。
ジッパーつき保存袋には色々なサイズがあるので、食品の形状や大きさに合わせて試用できる上、鮮度を保つことができます。
タッパー
冷凍も可能なタッパーでしたら、ラップの代用品として使用できます。
一般的な冷蔵庫の冷凍室の温度は-18℃から-20℃なので、タッパーの対応温度が-20℃以上のものでしたら、問題なく使用することができます。
また、冷凍庫から出してそのまま電子レンジで温める場合は110℃程度までは対応しているタッパーを選んで使用すると安心できます。ラップは1度使用したら捨ててしまいますが、タッパーの場合は洗えば何度も使用できるので経済的です。
フタ付きの陶器
フタ付きの陶器は食品を保存するときも便利です。フタをしたまま冷凍できる陶器も多いので、フタ付きの陶器をラップの代用品として使用することができます。
フタ付きの陶器はフタを外せばそのまま食器として使えるので、別の容器に移し替える必要がありません。手間を減らすこともできるだけでなく、使い捨てのラップを使用することが無くなるのでとても経済的になります。
アルミホイル
アルミホイルはラップを使用する時と同じように食品を包んで冷凍することができます。
アルミホイルはラップと比較すると熱伝導率が圧倒的に高いので、より短時間で包んだ食品を冷凍することができます。お肉や魚の鮮度を落とさずに素早く冷凍できるので便利な代用品となります。
アルミホイルで冷凍した食材は解凍時に注意が必要です。アルミオイルは電子レンジを使うことができないので自然解凍をするか、冷凍した食材のみを別の皿に移動させて電子レンジの解凍機能を使用して解凍してください。
《 ポイント 》
- 冷凍するときのラップの代用品は素材に注意する。
- ラップの代用品を使用する際は空気を入れないように工夫をして長期保存させる。
食料品以外でのラップの代用品
食品以外でラップを試用する場面とそのときのラップの代用品に使うものとその方法を紹介します。
髪染めをするとき
髪を染める薬剤を髪に塗ってから放置しておく時に頭にラップを巻くことがあります。その時のラップの代用品としてビニール袋の左右を切り開いて加工して帯状にして頭に巻いて放置します。
《 ポイント 》
- 食品以外でもラップを使用する場面がある。
- アイデアと工夫でラップの代用になるものを見つけて使用する。
ラップの代用品を使用する時の注意点
ラップの代用品の中には電子レンジに入れて使用してはいけないものや対応していないものがあります。
アルミホイルは電子レンジで使用してしまうと火花が飛び散ったり、故障させてしまったり大きな被害が出てしまうことがあります。
また、耐熱性が低いタッパーを使用してしまうとタッパーが溶けてしまうことがあるので、電子レンジを使用する場合はラップの代用品にも注意してください。
《 ポイント 》
- ラップの代用品の中には電子レンジに入れて使用してはいけないものがある。
- ラップの代用品を電子レンジに入れて加熱する場合は、素材に注意する。
ラップを2種類用意して使い分けて節約しよう
ラップはサランラップやクレラップなどのそれなりに高価で耐久性・耐熱温度が高い物と100均にある安価で耐久性・耐熱温度が低い物があります。
安価なラップは短期間で再利用することが無い場合に使用して、高価なラップは長期間の冷凍保存するときやラップが食材に直接触れる時に使用するなどの使い分けをすれば、長期保存をするときの高価なラップが減るスピードが緩やかになるので節約になります。
ラップを代用しないで使う場合は、安価なものと高価なものの2種類のラップを用意して用途を分けて使用することで、同じタイミングでラップを使い切ってしまうこともほとんど無くなるので、ラップをきらしてきまったと慌ててしまうことが無くなります。
《 ポイント 》
- ラップには高価で耐久性・耐熱温度が高い物と、安価で耐久性・耐熱温度が低い物がある。
- ラップを使用する場合は安価なラップと高価なラップの2種類を用意して節約する。
最後に
ラップの代用品は用途によって異なります。
何をするときにはどの代用品を使うのかラップの代用品をおぼえておくとラップをきらしてしまったときに慌ててしまうだけではなく、1度使うだけで使い捨てになってしまうラップを使用せずに代用品でまかなえるということがわかるので、ラップに掛かっていた費用を浮かせることもできますし、ゴミを減らすこともできます。
使い捨てになってしまうラップの購入費用を節約することができます。