相手を不快にする『絶対NGな話し方』5選!もしかしたら嫌われてしまうかも…?

NGな話し方とは?

人間関係を良好に保つ上で、会話の内容はもちろんのこと、話し方も重要です。話し方の印象が悪いと、会話の相手を不快にさせてしまう恐れもあります。今回は、相手を不快にする絶対NGな話し方をご紹介しますので、自分がしてしまっていないか確認してください。

人の話し方はその人の印象を左右する重要なイメージ要素

話し方は重要

初対面の相手、普段付き合いのある友達、義両親など、人と対面する際には必ず『会話』が入ってきます。会話において、その内容はもちろんのこと、その人の話し方によって、その場の雰囲気やその人への印象は大きく変わります。

話し方の良い人が1人でもいると、その場は明るく楽しい雰囲気が漂います。反対に、常にネガティブだったり、威圧的だったりと、話し方の悪い人がいると、それだけでその場の雰囲気が悪くなってしまいますよね。

人の話し方は、その場の雰囲気を左右するだけでなく、その人に対する印象や評価も左右します。話し方が良い人は、「配慮ができる」「気さくな人だな」などと良い印象を与える一方、話し方が悪いと「なんだか怖い」「楽しくない人」と悪い印象を与えてしまいます。

特に初対面の相手との話し方には注意が必要

中でも、初めて会う相手と会話する際は、細心の注意を払う必要があります。初対面の相手にとって、あなたの話し方は第一印象となります。第一印象は、その後のその人に対する印象を大きく決定付ける要素になるため、第一印象が悪いとその後の人間関係に悪影響を及ぼす恐れすらあります。

第一印象を構成する要素には、その人の話し方や内容の選び方なども含まれます。話し方が悪いと相手を不快にし、第一印象も最悪になってしまう恐れがあるので、要注意です。

相手を不快にする『絶対NGな話し方』5選

NGな話し方

では、相手を不快にしてしまう『絶対NGな話し方』とは、具体的にどのような話し方なのでしょうか。「この人と話していると気分が滅入る」「できるだけ会話したくないな」「疲れる」と思われないためにも、相手を不快にしてしまう話し方を改善しましょう。

1.強い口調で指図するような話し方

強い口調はNG

普段の話し方を客観的に思い返したとき、「自分は高圧的な話し方をしているかも」と感じることはありませんか。良かれと思い、友達などにアドバイスをしている人は要注意です。

話し方が高圧的であったり、強めの口調であったりすると、アドバイスされている側は「指図されている」「怖い」と感じてしまう恐れがあります。すると、相手は『疲れる話し相手』という印象を持ってしまうため、距離を置かれてしまう可能性すら出てきます。

アドバイスを求められていないにもかかわらず、アドバイスすることは非常にリスクが高いです。「ありがた迷惑」と思われる可能性が高いので、極力控えるべきでしょう。

仲の良い友人や家族で、どうしても言うべきだと思うことがあるならば、なるべく優しい口調や言い回しを意識して、「アドバイスする」ではなく「伝える」ようにしましょう。

2.恩着せがましい言葉を使う

恩着せがましい

相手のために何かを「してあげる」という意識があると、人はどうしても恩着せがましい言葉を使ってしまうことがあります。例えば、「せっかく~したのに」という言葉が当てはまります。

しかし、言われる側の立場に立ってみましょう。「せっかく~してあげたのに」と言われると、なんだか自分が下に見られているような気がして、不快になりませんか。恩着せがましい言葉を使われた側は「頼んでいない」と反発心が生まれ、不快に感じてしまいます。

自分の行いはすべて自分の意思で行っていることを自覚し、「してあげた」という恩着せがましい感情はなるべく排除するよう心掛けてみましょう。また、相手とは平等の立場であることも意識し、上から目線の発言は慎むべきです。

3.言い訳がましい言葉を並べてしまう

言い訳ばかり

自分に非がある際、自分の身を守ろうと無意識のうちに言い訳がましい言葉を並べてしまっていることはありませんか。例え謝っていたとしても、言い訳を並べてしまうことで「心底謝っていない」と受け取られ、不快にさせてしまう恐れがあります。

ビジネスシーンではもちろんですが、友達同士であっても共通します。例えば、待ち合わせに遅れた際、「遅れてごめんね」と謝罪することですっきり終わります。

しかし、「遅れちゃって申し訳ないけれど、~事情があって…」と長々と言い訳を並べてしまうことで、言い訳に重心が置かれている印象を受けてしまいます。「言い訳はいいから」と言いたくなってしまいますよね。

言い訳は自分を守るツールとして捉えている人が多いですが、実際は真逆です。言い訳を並べることで謝罪の意味を薄くしてしまい、単に謝罪をするよりも印象が悪くなってしまうのです。

4.マイナスな言葉ばかり使う

マイナスなことばかり口にするのはNG

多くの人が無意識のうちに選んでしまいがちなマイナス言葉も相手を不快にさせがちです。このケースは、相手側も「マイナスな言葉ばかり使うから」と気付いていることが少なく、会話の後に「疲れた」と感じるパターンが多いため、お互い原因がわからず、非常に厄介です。

よく使われがちなマイナス言葉として、接続詞が挙げられます。「どうせ」「いや」「でも」という接続詞は、日常の会話でも使いやすいため、無意識のうちに使いがちです。しかし、これらの接続詞を使うことで、会話の内容自体もネガティブな方向へと進んでしまうことにお気づきでしょうか。

他にも「やりたくない」「面倒くさい」など、ネガティブな感情が乗せられる強い意味の言葉は、その場の雰囲気や会話の内容をネガティブに変えてしまう効果があります。

無意識のうちに相手を不快にしてしまったり、疲れさせてしまったりするため、普段から使わないよう意識していくことが重要です。

5.相手の言った話を言い直して確認する

言い直すのもよくない

相手が言った話を「つまり~」という接続詞を使い、自分の言葉に直して確認してはいませんか。この何気ない会話は、相手に不快感を与えやすいNG行為です。

言い直された相手は、「自分の言い方が悪かったのだろうか」「自分を馬鹿にしているのではないか」と相手を疑ってしまい、不快になってしまいます。自分に置き換えてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

相手の会話を自分の中に落とし込み、理解できたのであれば、そのまま返答すれば良いのです。わざわざ言い直して確認する必要はありません。もしも相手の会話の意味がどうしても理解できなかった場合にのみ、「こういうこと?」と優しい口調で尋ねるようにしましょう。

前向きで平等な目線を意識した話し方を心掛けて

どんな話し方がいい?

相手を不快にさせる話し方の大きな要素として、

  • ネガティブ発言
  • 上から目線
  • 強い口調

が挙げられます。これらを意識的に改善していくだけでも、相手を不快にさせる頻度が減り、印象がグッと変わります。しかし、より会話の印象を良くするためには、前向きで平等な目線を意識して話す事が大切です。

しっかり相手の話を聞き、相手の立場になって考え、言葉を発するのです。そこに前向きな発言を加えることで、「この人と話していると明るい気分になる」と好印象を持ってもらうことができますよ。

同じ意味でも言い方を変えるだけで印象が変化!

印象は大事

言葉はさまざまな言い回しをする事ができます。同じ意味の言葉であっても、違う言い方に変換するだけで、印象が大きく異なる特徴を持ちます。

例えば、先ほど少し触れたアドバイスであっても、強い口調で「こうするべき」と言うのではなく、「こうしたらもっと良くなりそう」など、一緒に考えるような話し方に変えるだけでも、高圧的な印象を和らげることができます。

1つの結論や会話のゴールを強い口調で提示するのではなく、柔らかい口調で多方面からアプローチすることで、共同作業をしているような効果を促せます。そのため、同じ意味であっても、まったく異なる印象になるのです。

お互いが気持ちの良い関係を築ける会話を意識しよう

心地よい話し方を目指して

いかがでしたでしょうか。皆さんはNGな話し方をしていませんでしたか。心当たりのある方は、今からでも少しずつ意識的に改善していきましょう。意識するだけで印象が少しずつ変わり、周囲からの評価も変わり始めるはずですよ。

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