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ネジ山ってネジのどの部分?
ネジの部位を表す言葉として「ネジ山」という言葉を耳にすることがありますが、「ネジ山」と聞いたときにネジのどのあたりを思い浮かべているでしょうか。
ネジのとがった「先」に対して、逆側にある少し丸みを帯びていたり、平らだったりする、プラスやマイナスの溝が彫られている部分を「ネジ山」だと思っている人が大部分ではないでしょうか。
いかにもネジの「頭」に見える部分は、実は「ネジ山」という部位ではありません。
ネジ山はスクリューになっているところ
「ネジ山」とは、「プラス」や「マイナス」の刻まれている部分の下にある、ネジがスクリュー状になっているところを指します。多くの人が「ネジ山」だと思い込んでいる部分は、ネジの頭部にあたります。
一般的に「ネジ」と呼ばれるものは、「駆動部」「頭部」「ネジ部」「先端部」で構成されており、「駆動部」はプラス・マイナスが刻まれている部分を指し、ネジ山は「ネジ部」に刻まれたスクリューを指しています。
「ネジ山が潰れた」ってどいう状態?
「ネジ山が潰れてしまって、ネジが回らなくなった」という話を聞くこともあります。
この話から、多くの人は「ネジのプラスが刻まれている部分が破損して、プラスドライバーがからまわりしてしまう」といった状態を思い浮かべることでしょう。
先に紹介したように「ネジ山」とはネジのスクリューを指しており、本来の「ネジ山が潰れた」という表現は、スクリューが破損してネジとしての機能が失われた状態を表しています。
しかしながら、実際には多くの人が、ネジの頭部・駆動部の破損を伝えるために「ネジ山が潰れた」と表現しています。
「潰れる」と「なめる」って違うの?
ネジ(山)が「潰れた」と「なめた(舐めた)」は、同じ意味で使われています。
ネジ頭の駆動部が潰れることを「なめる」と表現します。日本語として「潰れた」と「なめた」は同義語ではなく本来関連のない言葉ですが、ネジに関する表現としては同義語として使われています。
≪ポイント≫
- 「ネジ山」はネジのスクリュー状になっている部分のことを指す。
- プラスやマイナスの刻まれている部分の名称は「駆動部」。
- 「ネジ山が潰れた」という言葉は誤解されて広まっている。
(※本来「駆動部が潰れた」が正しい) - 駆動部が潰れた状態の事を「なめる」と表現する場合がある。
ネジが回らなくなる原因
ネジはいろいろなところに使われています。DIYを嗜む人でなくても、普通の生活の中でネジを回さなければならないことも多々あるでしょう。
そんなときに、取り扱いを間違ってしまいネジが回らなくなったり、もともとなぜかネジが回らないというトラブルに見舞われたりすることも少なくありません。
そんなときに「どうしてネジが回らなくなるのか」という知識を持っていれば、原因にあわせた対処法を試すことができます。ここでは、ネジが回らなくなる原因について紹介していきます。
ネジ頭が潰れた
「ネジ山が潰れた」と表現されることの多い原因で、ネジの頭部のプラス・マイナスの刻みが、ドライバーの使い方の失敗などで削られてしまい、ドライバーがフィットせず空回りをしている状態です。
多くの場合は、プラスドライバーを用いる際に、ネジ山のプラスのサイズと合わないサイズのドライバーを使ってしまったことで、プラスの角部分が削られてしまったことが原因です。
【対処法】
この原因に対しては、潰れたためにひっかかりがなくなってしまった穴に、何かを補充・補完し、ひっかかりを作ってあげれば対処できます。
ネジ山が固着した
ネジを差し込んであるものの材質によっては、ネジ山(スクリュー部分)が固着や焼き付きを起こしてしまっている可能性もあります。長年放置していたものの場合は、錆による固着も考えられます。
見た目のネジ形状が正常であるにもかかわらず、まったく回る様子がない場合は、内部でネジ山が固着していることを疑ってみましょう。
【対処法】
固着の原因も複数あり、それぞれの原因によって対処方法は異なりますが、材質が原因の固着の場合は、ガストーチやアイロンなどで温めることで解消する可能性もあります。
ネジよりもはまっているまわりの材質が硬い
ネジの材質よりも、ネジがはまっているまわりの材質が固いと、ネジのスクリューと周囲の材質が固着に近い状態になることがあります。
【対処法】
このとき、無理にネジを回し続けると、ネジ山(スクリュー部分)が潰れた状態になってしまう危険性があります。
ネジが回らないときは、原因がしっかりわかるまでは、力任せに回そうとするのは避けましょう。
≪ポイント≫
- ドライバーでネジ頭を削れてしまった
- 焼き付き・錆などで、ネジ山が固着している
- まわりの材質が固くなり、ねじ穴がきつくなっている
- いずれの場合も原因に合った対処方法を行う
ネジが潰れる原因とは?
ネジが潰れてしまい、ドライバーが空回りするばかりで途方にくれたという経験のある人も、決して少なくはないでしょう。
自分のネジやドライバーの使い方にネジが潰れた原因がある場合は、途方に暮れつつ後悔してしまうものです。しかし、また同じような行動により再びネジを潰してしまうということもよく起きます。
まずは、ネジが潰れる原因をしっかり押さえ、ネジを扱うときに注意事項として思い浮かぶようにしておきましょう。
ネジのサイズとドライバーが一致していない
マイナスネジのマイナス部分が潰れた、というトラブルはあまり発生しません。ネジ頭部分が潰れたというトラブルの多くが「プラス」タイプのネジです。
プラスネジを回すときは、ネジのプラスサイズにあったプラスドライバーを使わないと、簡単にプラスの角部分が削れてしまいます。特に、ネジのプラスサイズよりも小さなプラスドライバーを使ったときに発生しやすくなります。
押す力が弱すぎる
正しいサイズのプラスドライバーを使っているはずなのに、ドライバーが空回りしてプラスネジを潰してしまうこともあります。
これは正しいサイズのドライバーを使っていても、ネジに対してドライバーを押し込む力が弱いことで、結果的にサイズの合わない、小さめのプラスドライバーを使っているのと同じような状態になっているためです。
正しいサイズのプラスドライバーを選択したら、プラスネジときちんとかみ合うようにドライバーをプラスネジに押し込む力をかけて、きちんとネジとドライバーを噛ませます。
垂直にあてていない
「ネジに合ったサイズのドライバーを使っている」「ネジに対して押し込むようにドライバーにも力を加えている」にもかかわらず、やはりネジ頭部分を削ってしまうこともありがちです。
このような場合は、ネジに対してドライバーが垂直に押し込まれているか確認してみましょう。ネジに対してドライバを傾けて押し込んでいると、ネジの穴とドライバーの形状がフィットせず、結果的に穴を削ることになってしまいます。
≪ポイント≫
- 「サイズの合った」ドライバーを使う。とくにプラスドライバーの場合は注意。
- ネジを回す際は「押しながら」回す。
- ドライバーは「垂直」に当てる。
【種類別】ネジが潰れる主な原因
ネジが潰れて回らなくなってしまうというトラブルは多く見られますが、あまりこのトラブルが発生しないネジの種類もあれば、発生しやすいので注意して使うべき種類もあります。
ここでは、ネジの種類別に、ネジが潰れてしまう主な原因を紹介します。ここで紹介する種類のネジについては、ネジを潰してしまう行動を意識して扱うようにしましょう。
プラスネジ
もっとも「ネジが潰れた」という状態になりやすいのが「プラスネジ」です。
プラスドライバーを使って締めたり緩めたりするタイプのネジで、主にサイズの合わないプラスドライバーを無理やり使ってしまうことで、プラスの形状が削られてしまいます。
本来は「プラス」の十字型に刻まれている穴ですが、潰れてしまうと十字の内側にある角が削られ、「角」ではなく「辺」になってしまいます。
六角ネジ
ネジ頭の部分にプラスでもマイナスでもなく、六角形の穴が開いているネジもあります。組み立て家具などに見られることの多いネジで、穴の形状にあった六角形のツールを使って回します。
六角ネジは専用のツールを使って回しますが、強く締めたり、強く締められたネジを緩めたりするときに大きな力がかかるため、六角形の角が削られて潰れてしまうこともあります。
ナット・ボルト類
ナットとボルトの組み合わせで何かを固定しているとき、ナットあるいはボルトが潰れてしまい、ネジとして機能しなくなってしまうことがあります。
ナットとボルトの不具合は、ネジを締めるための外部の角が潰れてしまう外部の破損と、ナットとボルトの接地面となるネジ山が潰れてしまう内部の破損とがあります。
外部の破損は、正しい工具を使っていなかったことにより生じ、内部の破損はネジの材質が原因だったり経年劣化によるものであったり、複数の原因が考えられます。
≪ポイント≫
- プラスネジ:プラスドライバーのサイズがあっていない場合。
- 六角ネジ:強く締めた、きついネジを緩めた時にネジが潰れる場合がある。
- ナット・ボルト:正しい工具を使わなかった時、ネジの材質や経年劣化によって破損する場合がある。
【初心者向け】ネジが潰れた時の対処方法
ネジが潰れてしまい、緩めることができなくなってしまった場合は、ネジそのものを直すことは難しいものの、なんとか緩めて、新しいネジと交換する方法なら複数あります。
ネジが潰れてしまっても緩めることさえできれば、新品との交換が可能になるので、まずは誰でも試せる簡単な方法を覚えておきましょう。
ここでは、DIYなどに慣れていない人でも試せる方法を紹介します。コストのかからないものから順次試してみましょう。
対処法1:ネジ穴に輪ゴムをあてがう
ネジ穴が潰れてしまったときに、まっさきに試してみたいのが「ネジ穴に輪ゴムをあてがう」という方法です。
- 潰れてしまったネジ穴に輪ゴムを差し込みます。
- ネジ穴に入れた輪ゴムの上からドライバーを差し込みます。
※輪ゴムの一片にドライバーの先端を刺すイメージです。
- 輪ゴムと一緒にネジを回す
輪ゴムがドライバーとネジ穴双方の滑り止めの役を果たし、ドライバーを回せばネジも一緒に回るようになります。
対処法2:ネジ頭をペンチなどで挟んで回す
潰れてしまったネジが大きめのものの場合は、ペンチなどでネジ頭をはさんで回してみるのもひとつの手です。無理をするとネジ頭を潰してしまう危険性もあるので注意が必要です。
上記の画像で紹介している商品は、「ネジザウルス」というネジを回すことを主目的としたペンチです。通常のペンチが横方向に溝が入っているのに対し、本商品は縦方向に溝が入っているので、ネジが滑りにくくなります。
対処法3:ネジの滑り止め液を使う
ネジ穴とドライバーがサイズはあっているはずなのにフィットしないという場合には、滑り止め液を使ってみるという方法もあります。
「ネジすべり止め液」は、ネジ穴に使えば、ドライバーの滑り止めとなりネジが回りやすくなります。ネジ穴が潰れるまえでも、ドライバーに多少の滑りがある状態で無理をすると、ネジ穴を潰す原因になるので、本商品をつかって防止しておくのもおすすめです。
対処法4:ネジ山に潤滑油を吹きつける
「ネジ頭の穴は潰れていないのにネジが回らない」という場合は、ネジ山が潰れてしまっている可能性もありますが、単にネジ山がサビなどの原因で周囲と固着していることも考えられます。
実際にはネジ山は潰れていない、ということであれば、固着を緩めてあげればネジが回ることもあります。ネジ山に向かって潤滑油を吹き付けてみましょう。
通常ネジ山は見えていないので、ネジの頭や周囲に吹き付けてしばらく置いておけば、潤滑油が染みて届く可能性もあります。
【中級者向け】ネジが潰れた時の対処方法
先に紹介した初級者向けの方法では、潰れたネジが回らなかったという場合や、DIYに慣れており、ネジが潰れた状態に遭遇することも多いので効率的な方法を知りたい、という人には、「中級者向け」となる対処方法を紹介します。
中級者向けということもあり、技術がないとさらにネジを傷める結果となることもあるので、ご自分の技術も考慮したうえで試してみてください。
対処法1:ハンマーでドライバーを叩いて緩める
ネジが潰れてしまい、ネジ穴が使い物にならないという状態のときは、ネジ穴に鉄心のドライバーをあててハンマーで叩くことで、ネジを緩めることができます。
ただし、この方法では、貫通ドライバーでないとドライバーの軸が曲がってしまい、ハンマーで叩いたと同時に左に回すようにするなどのテクニックも必要になります。
ベッセル(VESSEL)の「メガドラインパクタ」なら、叩くことで刃先部分が回転してくれます。そのため、一般的なドライバーを使うよりも技術なしでもネジを回せる可能性が高くなります。
対処法2:ネジとりインパクトを使う
潰れたネジを回す方法として、「ネジとりインパクト」という工具を使ってみることもできます。
叩いて回すという工程は、ハンマーでドライバーのお尻を叩く方法と類似していますが、「ネジとりインパクト」はネジ穴に溝を作るためにネジをたたくことになります。
アネックスの「ネジとりインパクト」では、刃先が食いこむまでハンマーで叩いてネジ頭に溝を作ります。溝ができたら、ビットドライバーに付け替え、再度ハンマーで叩くとネジが回るようになります。
対処法3:プラスネジならマイナスの溝を掘る
プラスネジが潰れてしまった場合は、残っている部分を活かす形で「マイナス」溝を掘るという方法もあります。
マイナスドライバーを無理やりプラス穴に差し込んで回す人もいますが、溝穴の潰れを悪化させたり、マイナスドライバーを変形させたりする危険性も伴うのでおすすめできません。
潰れたプラス溝をマイナス溝に作り変えるなら、金属を削れるハンディルーターなどの工具を使うことをおすすめします。
【上級者向け】ネジが潰れた時の対処方法
ネジが潰れた時の対処方法としてここまで紹介してきたどの方法も効果がなかった、あるいは、試すことができなかったという場合は、さらに技術的に高度になりますが、ほぼ最終手段として、ここで紹介する方法を試してみましょう。
対処法1:新しいネジ穴をつくる
ネジ穴を潰してしまったら、工具を使って新たなネジの溝を作ることもできます。
アネックスの「なめたネジはずしビット」は、電動ドライバーを利用してドリルで穴を掘り、ネジはずしビットを替えてネジを回せる商品です。
電動ドライバーにネジはずしビットの部品を差し替えて使うので、電動ドライバーが必須となります。なお、『ミツケル』というサイトでは電動ドライバーがどこで買えるかなどを紹介していますので、参考にしてみると良いでしょう。うまくネジをはずすためにはコツをつかむ必要があるので、利用者の口コミなどを参考にしてください。
対処法2:瞬間接着剤を使う
ネジ穴の溝が潰れてしまって、ドライバーが空回りする場合には、瞬間接着剤でネジ穴をふさぎ、ふさがれたネジ穴にドライバーを差して回すことも試せます。
ただし、瞬間接着剤を使った方法では、ドライバーに接着剤がついてしまうこともあり、後処理が面倒になることもあります。また、瞬間接着剤をうまくネジ穴につけることができず、周囲にもつけてしまうと、ネジをさらに固定させてしまうというリスクもあります。
対処法3:加熱する
ネジ頭や溝ではなく、ネジ山が潰れてしまった場合やサビなどで固着している場合などは、ネジ頭を加熱することでネジを回せる可能性があります。
このやり方は熱膨張を利用してネジを緩める手法で、いったんネジが緩くなれば通常通りにネジを回すことができます。
加熱にはトーチガスやライターなどが使われますが、緩めたいネジが使われている部位によっては、火事や爆発の危険性が伴うので、上級者以外にはおすすめではありません。
ネジ潰れを防ぐドライバーの使い方
ネジが潰れてしまった場合の対処方法を紹介してきましたが、ネジが潰れてしまったらなんとか緩めることができても、ネジを交換する必要があります。
いろいろな後処理が必要になってしまうネジ潰れを防ぐためにも、日ごろからドライバーを正しく使い、ネジ潰れにならないようにネジを活用していきましょう。
ここでは、ネジ潰れを防ぐドライバーの使い方を紹介します。DIYの経験がなかったり、少なかったりする人は、ドライバーの使い方のノウハウとして押さえておきましょう。
適切なサイズを使う
ネジ山の溝を潰さないためには、どのような形状の溝の場合も、適切なサイズのドライバーを使うことが必須です。なかでもプラスの溝は潰れやすいので、ドライバーに力をかける前にサイズ合わせをして確認しましょう。
マイナスネジの場合は、ドライバーのサイズが多少異なってもすぐに大きな損傷にはなりませんが、力をかけるごとにマイナスの溝が変形していくので、適切なサイズを使うように心がけましょう。
軸がぶれないよう垂直を保つ
ネジ穴の溝は、ドライバーを垂直に差し込んだときにフィットするように削られています。そのため、ドライバーに傾きがあると溝にフィットしていない部分が空転して削られていってしまいます。
ネジを回す際は、ネジに対してドライバーを垂直に差し、この形を保ったまま回すようにこころがけます。軸がぶれると、ネジ穴の溝の中でもすべりが発生してしまうので、ネジ穴に対して軸が垂直に差さっていることを確認しながらドライバーを回転させましょう。
押す力が7割・回す力は3割
ネジを回すときには、どうしても「回す」ということに注力しがちです。
しかし、ネジをつぶさないようにドライバーをうまく使うためには、ドライバーの軸がぶれないことが重要になります。ネジを回す際には、ドライバーをネジ穴に押しつけるように力をかけ、余力で回すような心持で使います。
力の分配としては、押す方向に7割、回す方向に3割くらいの気持ちでドライバーを使うと、ドライバーの軸もぶれずにネジを回すことができます。
プラスネジは潰れやすいと認識する
ネジ穴の溝が潰れやすいのは、なんといってもプラスネジが一番です。
ネジ穴の角とドライバーの角が咬み合うので、力がかけやすく回しやすいネジですが、角が多い分、間違った力がかかると角が削られてしまい「潰れた」状態になってしまいます。
プラスネジはいたるところに使われていますが、もっとも潰れやすいネジであることを認識したうえで、作業に取り掛かりましょう。手持ちのプラスドライバーの複数のサイズを試してみて、もっともフィットするドライバーを使うように心がけましょう。
「潰れそう」と感じたら無理をしない
ネジ穴の溝とドライバーのサイズはあっているはずだけれど、ネジが思ったように回転しないときなど、「もう少し」と思う気持ちも手伝って、過剰に力をかけてしまうことがあります。
ネジがスムーズに回らないことには、なんらかの原因があるはずです。原因をきちんと考えずに、無理な力をかけてしまうと、ネジ穴の溝をドライバーが滑ってしまい、溝を削ってしまいます。
ネジがうまく回らないときには、回す力を強くするのではなく、ねじの潤滑剤やネジ穴の滑り止めなどの利用を考えてみましょう。
ネジが潰れても適切に対処しよう
ネジが潰れて回らなくなってしまうと、メンテナンスができないと思い込んでしまう人もいますが、対処方法はたくさんあります。
コストや技術がほとんどかからない方法もあれば、コストや技術が必要な方法もあります。どの方法を選択するかは、潰れてしまったネジが使われている環境などを照らし合わせて判断しましょう。
ネジが潰れてしまっても、その対処方法さえ知っていれば、あきらめることなく適切に対応できます。