ネクタイの上手な洗濯方法は?ネクタイを長持ちさせるコツ6選!

ネクタイ ビジネス

ネクタイをどうやって洗濯すればよいのか、正しい方法を知っている方はそれほど多くありません。そこで今回は、ネクタイの上手な洗濯方法や、ネクタイを長持ちさせるコツ6選を紹介していきます。ネクタイを正しく洗濯して、長持ちさせてあげましょう。

洗濯NGなネクタイ

ネクタイ

洗濯NGなネクタイについてご紹介していきます。

ネクタイはどれもすべて洗濯できるわけではありません。むしろ、洗濯できないネクタイの方が多いといっていいでしょう。

ネクタイはアクセサリーとしての意味合いが強いアイテムなので、シルクやウールなどの高級素材で作られているケースが多いからです。下手に洗って型崩れしてしまったら、二度と使用することができなくなりますので気をつけましょう。

それでは、自宅で洗濯できないタイプのネクタイを種類別に見ていきましょう。

シルク素材のネクタイ

シルクはとても繊細な素材なので洗濯はできません。

洗うと毛羽立ち、生地がよれたり伸びたり、ネクタイの膨らみがなくなるなどの傷みを生じてしまいます。シルク100パーセントではなくても、ネクタイにはシルクが含まれている製品が多いことに注意しましょう。

独特の光沢と高級品ならではの品が出せるのが、シルク製品の特徴です。顔の下という、もっとも目につきやすい場所に飾る装飾品として、ネクタイは上品でなくてはなりません。そのためのシルク製なので、大切に扱ってあげてください。

柄物のネクタイ

柄物のネクタイは洗うことができません。ネクタイのプリントが剝げる・滲むなどの不具合が出て、使い物にならなくなる可能性があるからです。

柄物のネクタイはとてもおしゃれで、着る人のセンスをアップさせてくれるファッションアイテムです。うかつに洗濯して、柄がぼやけたり薄くなってしまったら、ネクタイが台無しです。

エンボス加工(柄や模様を浮き上がらせる手法)がされているもの、洗濯は避けるべきでしょう。

刺繍の入ったネクタイ

刺繍の入ったネクタイは、プロでないと洗うことができません。なぜなら、刺繍はとてもほつれやすい装飾なので、洗濯でネクタイがだめになってしまう可能性が高いからです。

刺繍入りのネクタイは高級品です。ネームやイニシャル、ロゴなどの刺繍が入ったネクタイは高価で、刺繍部分が特注であるケースが多いからです。それだけに、高価な生地で作られたネクタイが多く、刺繍糸も絹などの高級品が使われています。

「洗濯不可」タグのあるネクタイ

「洗濯不可」タグのあるネクタイは洗わないでください。

洗濯不可のあるネクタイは、自宅で洗うと使えなくなる可能性が高いので、必ずクリーニングに出しましょう。洗濯不可のマークは、洗濯機や家での手洗いなどに向いていないという意味なので、まったく洗えないわけではありません。

しかし、生地がだめになるなどの不都合が生じやすい製品であることの証なので、注意が必要です。特にネクタイは型崩れを起こしやすい製品なので、洗濯不可のマークがある製品はクリーニングに頼みましょう。

洗濯OKなネクタイ

ネクタイを締める男性

ここからは洗濯しても問題のないネクタイをご紹介していきます。

自宅で洗濯できるネクタイもあるので、自分で洗って使いたい人にはおすすめです。ただしネクタイの生地は繊細で、製品自体が精巧に作られています。

自分で洗えるとしても、丁寧に慎重に扱うことが前提です。間違っても、ごしごしと擦り合わせるような洗い方はNGです。それでは、洗濯できるネクタイの洗い方を、詳しく見ていきましょう。

ポリエステル素材のネクタイ

ポリエステル素材のネクタイは、自宅で洗濯することが可能です。

ただし洗濯機は危険なので、手洗いすることをおすすめします。やさしく押し洗いしましょう。ポリエステル素材は比較的安価で、摩擦や水に強い特徴があります。

汚れが付きにくく、ちょっとした汚れは簡単に拭き取るだけで落ちる場合もあります。ポリエステルのネクタイは色落ちしない特性もあるので、水を付けた布で汚れを拭ったり叩き出したりして落とすことも可能です。

「洗濯OK」タグのあるネクタイ

「洗濯OK」タグのあるネクタイは自分で洗うことができます。洗濯方法がタグに書いてあるので、そのやり方に従いましょう。よれたりしないように、丁寧に洗ってください。

ネクタイは首周りに巻くので、汗や皮脂の汚れが付きやすい傾向にあります。特に暑い季節や暖房が効き過ぎた場所に居ることが多い場合は、できればネクタイを毎日洗える方が清潔で快適に過ごせるでしょう。

ネクタイを陰干ししたり、ブラシを掛けたりする手間が省けてストレスが軽減する利点もあります。

ネクタイの洗い方

ネクタイ

ネクタイの洗い方についてご紹介していきます。

ネクタイは洗濯機ではなく、専用の洗剤を使って丁寧に手洗いをしてください。大切に洗濯すれば、それだけ長持ちするからです。

ネクタイの洗い方は、おしゃれ着やシルク製品を洗うときとあまり変わりません。ごしごしと擦ったり揉んだりせずに、やさしく扱うようにしてください。

手洗いのやり方

ネクタイの手洗いのやり方についてご紹介していきます。

ネクタイは繊細にできている装飾品なので、手で丁寧に洗っていきます。そのための道具や溶剤についても説明していきます。それでは、順を追ってやり方を確認していきましょう。

手洗いに必要なもの

ネクタイの手洗いに必要なものは、たらいとおしゃれ着用の中性洗剤です。

たらいが無い場合はシンクなどに水を張って代用できます。中性洗剤はどのメーカーでも大丈夫です。各メーカーからおしゃれ着洗い用の中性洗剤が出ていますので、それを使ってください。

手が荒れやすい人はゴム・ビニール手袋をしてネクタイを洗いましょう。水がはねないように注意して、慎重に洗ってください。

しみ抜きのやり方

中性洗剤を溶いた液へ5分ほど浸けたネクタイを20回ほど水の中で揺すり、2、3回濯いでからタオルで水分を取ればしみ抜きの完了です。どの工程も丁寧に行いましょう。洗剤が残っていると傷みのもとになるので、濯ぎはよく行うようにしてください。

中性洗剤の容量は、各メーカーの基準に沿った量を使用してください。中性洗剤の量は、多すぎても少な過ぎてもよくないので、きちっと計って基準の量を入れてください。たらいに張る水の量は、ネクタイが浸る程度が適量です。

頑固なシミはベンジンが効果的

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頑固なシミがある場合は、ベンジンを入れた瓶へネクタイを入れて蓋をして振り、ハンガーに掛けて自然乾燥させます。ベンジンは、洗濯NGなネクタイについた油汚れなどに効果的です。

ベンジンは汚れ落としによく使われる溶剤ですが、引火しやすい特徴があるので取扱いには十分な注意が必要です。また、匂いに中毒性があるので換気にも気をつけてください。ネクタイなどのシミ抜き用にベンジン製品が販売されているので、そちらを利用するとよいでしょう。

乾燥のやり方

洗濯したネクタイは柔らかい布に挟み、丁寧にやさしく押して水分を取ります。そして、ハンガーに掛けて陰干しをします。皺があっても、無理に伸ばすことは厳禁です。皺はアイロンがけをするときに伸ばしていきます。

濡れていたり半乾き状態だったりするネクタイを引っぱると、生地が傷み型崩れを起こす危険性があるので、常に気をつけて扱ってください。

仕上げにスチームアイロン

ネクタイが乾いたら、仕上げにスチームアイロンで丁寧に皺を伸ばしていきます。

ポリエステルなどは熱に弱いので、アイロンの設定温度を高くしないように注意が必要です。あくまで、アイロンのスチームをネクタイに当てることで、繊維をピーンと伸ばすというスタンスが大切です。

アイロンをネクタイに押し当てると焼け焦げたり変な皺が寄る原因になりますので、注意して行ってください。ネクタイは繊細なファッションアイテムであることを常に念頭に置き、アイロンで元の形にもどしていくという方法を取ってください。

当て布を忘れずに

洗濯したネクタイにスチームアイロンをかけるときには、必ず当て布をしてください。化学繊維は熱に弱いので、生地が溶けだす可能性があります。アイロンの熱を直接ネクタイに当てないことが重要です。

平置きしたネクタイは、あらかじめ手で少し皺を伸ばして形を整えておきます。スチームアイロンの温度は中温(140度)ぐらいがよいでしょう。ネクタイの皺の部分を中心に、きれいに形が整うように伸ばしていきましょう。

ネクタイは洗濯機で洗えるのか

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洗濯できるネクタイは洗濯機で洗えないわけではありません。

ただし、おすすめはできません。洗濯機でネクタイを洗うときは、ネットに入れてドライコースを選びましょう。洗濯機で洗えるネクタイは、たいていがポリエステル製のものです。

高価なネクタイは少しでもシミが付着したら台無しになってしまいますが、ポリエステル製は洗えるタイプが多いので、手間を掛けずに管理ができてたいへん便利です。

どうしてもシワやヨレができやすい

洗濯機でネクタイを洗うとどうしてもシワやヨレができやすいので、注意してください。

それでも洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯ネットを使いましょう。洗濯ネットには、ネクタイをきれいに伸ばした状態でいれてください。

複数のネクタイを同時に洗う場合には、洗濯ネットのサイズに合わせたて畳んだネクタイを丁寧に並べて入れます。

洗濯ネットへ無造作に入れると、よじれたり絡み合ったりしてたいへんなことになるので注意が必要です。ネクタイは必ず伸ばした状態で洗濯ネットに入れてください。

洗濯ネットのチャックを閉めたら、二つに折って紐でしばります。中のネクタイが固定されるので、きれいに伸ばしたまま洗濯をすることができます。

洗濯機で洗うならドライコースで

ネクタイを洗濯機で洗うなら、必ずドライコースで行ってください。ネクタイにあまり皺がつかずにすむからです。

洗剤はドライ用のものを使用してください。または、おしゃれ着洗いなどの中性洗剤です。アルカリ性の洗剤や蛍光剤が入った溶剤、漂白剤などは絶対にネクタイの洗濯に使用しないでください。

ドライコースがない洗濯機は、いちばんやさしく洗ってくれるコースを選びましょう。洗濯ネットを開けてみて、入れたときのままに整然とネクタイが並んでいれば成功です。そのまま専用のハンガーに掛けて陰干しします。

ネクタイを長持ちさせるお手入れのコツ6選

ネクタイ

ネクタイを長持ちさせるお手入れのコツ6選をご紹介していきます。お気に入りのネクタイは長く大切に使用していきたいものです。そのためのポイントを知っておきましょう。

ネクタイは繊細なアイテムなので、毎日の手入れがとても大切です。少しでも汚れたら、生地や形を崩さないように気をつけながら、その場で汚れを落とすことを心掛けましょう。

ブラシを掛けたり陰干ししたり定期的に洗濯したりと、小まめな手入れも必要です。また、あらかじめ汚れないように工夫をしておくことも不可欠です。ネクタイ自身を常に丁寧に扱うことも心掛けましょう。

ネクタイを洗濯する頻度は「3ヶ月に1度」

ネクタイは、3か月に1度、クリーニングに出すとよいとされています。

ネクタイの素材は繊細なので、あまり頻繁に洗濯すると、生地が傷んで使用できなくなるからです。しかし、洗濯できる素材のネクタイであるならば、汚れたら常に洗うようにするとよいでしょう。

特にひどく汗を掻いたときや、雨などで濡れてしまったときは、洗ってアイロンで成形した方が美しく清潔な状態でネクタイを使用することができます。

ネクタイは衛生状態を考えて、常にきれいな状態で締められるように工夫していきましょう。その方が、自分自身もすっきりとしたよい気分で毎日を過ごすことができるからです。

ネクタイを解く際はゆっくり引き抜く

ネクタイの解き方を丁寧にゆっくりとすることで、長持ちさせることができます。

ネクタイは繊細なので、布同士の摩擦で傷んでしまう可能性があるからです。そのためにも、ネクタイの結び目を引っぱって解くやり方は絶対にしないでください。

なぜなら、いつも同じ位置に結び目がくるネクタイの、同じ場所にいつも力が加わることになってしまうからです。そこだけがよれて、糸や生地が傷んでしまいます。

生地が弱ってネクタイの結び目がだんだんと小さくなっていくと、ボリュームが無くなり貧相なネクタイになってしまいます。見た目が美しくないので気をつけましょう。

帰宅後はすぐにハンガーで陰干しする

ネクタイを解いたらすぐに、ハンガーへ掛けて半日以上、風通しのよいところで陰干しにしてください。型崩れしないように、ネクタイ専用のハンガーを使ってください。習慣にするとよいでしょう。皺が伸びるので、ネクタイを本来の形に成形できます。

ただし、ネクタイの生地によっては、ハンガーに吊るすと伸びて型崩れしてしまうタイプもあるので気をつけましょう。ネクタイをハンガーに掛けておくと、スペースを取らなくて済むので部屋の中がすっきりとして見えます。見た目もきれいなのでおすすめです。

ネクタイの汚れをブラッシングで落とす

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ネクタイの汚れは、ブラッシングで落としましょう。洋服用の、毛が柔らかいタイプのブラシを使ってください。専用のハンガーに掛けたネクタイの首の部分から順番に幅が広い方、続いて幅が狭い方を、上から下へとブラッシングしていくのが基本です。ブラッシングによって、ネクタイの軽いほこりや汚れを落とすことができます。

ネクタイに防汚スプレーをする

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ネクタイに防汚スプレーをして、汚れや水滴がつかないように予防しておきましょう。

ネクタイは繊細な生地でできているため、なかなか洗濯ができません。このような撥水加工の予防が大切です。防汚スプレーをかけておけば、少しの汚れや水滴は上からやわらかい布で拭き取るだけで落とすことができるので、たいへん便利です。

複数のネクタイをローテーションする

複数本をローテーションして使うことで、ひとつひとつのネクタイを長持ちさせられます。

ネクタイを上手に使い回して、おしゃれに長持ちさせましょう。基本は5本です。カラーバリエーションに富み、なおかついろいろな柄(無地・ストライプ・小紋など)を盛り込んだコ―ディネートをたのしんでください。

長さや幅はそのときのトレンドに合わせて、基本はシルクの素材にしておくと上品な印象が保てます。季節に合わせた柄や生地を混ぜておしゃれにローテーションしながら、清潔さを保っていきましょう。

ネクタイをクリーニングに出す場合

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ネクタイは宅配クリーニングなどを利用して便利に洗濯しましょう。ネクタイは繊細な作りなので、クリーニングがおすすめです。プロに完璧にきれいにしてもらえるからです。

料金の相場は「1本400円」

ネクタイのクリーニングの料金は、平均で1本400円ほどです。安いお店では300円ほどでやってもらえる場合もあります。シミがある場合は、600円から700円ほどかかります。

クリーニングに出す頻度は「3ヶ月に1回」

ネクタイをクリーニングに出す頻度は3か月に1回です。もしも食事などでシミを作ってしまった場合は、その都度クリーニングで汚れを落とすようにしてください。特にシミは致命的で、あとからでは汚れを落とすことが困難になるからです。

クリーニングから戻ってきたらやること

ネクタイがクリーニングから戻ってきたら、ビニール袋から出して状態を確認してから、吊るしておきましょう。その後は、平置きや丸めるなど、ご自分の収納方法に合うやり方で保管してください。

ドライクリーニングだけでは汗は落ちにくいといわれています。汗抜きオプションをしてくれるクリーニング店もあります。気になる方はそちらを利用しましょう。

ネクタイを洗濯するなら優しく手洗いしよう!

ネクタイ

ネクタイの洗濯はやさしい手洗いが基本です。間違ってもごしごしこすったりせずに、丁寧に大切に扱ってください。それだけネクタイが長持ちするからです。

高級なネクタイは三か月に一度クリーニングに出し、ポリエステルなどの安価なものは汚れたらこまめに手洗いまたは洗濯機で洗います。

陰干しやブラッシングなど、毎日の手入れも怠らないようにして、ネクタイを清潔に長持ちさせてあげましょう。

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