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ガスコンロのグリル機能別おすすめ3選
水無しで使えるグリルが付いたガスコンロ
ガスコンロには、“コンロ”の部分と“魚焼きグリル”の部分の2つがあります。直火で使うことができるグリルがあることが、IHではなくガスコンロを選ぶ決め手にもなっています。
このグリル部分には、下の方に水を入れるための受け皿がありますが、調理をしたあとのお手入れがとても大変なんですよね。そのため、最近では、水無しで調理が可能なグリルがあるガスコンロが増えています。
少しでも家事の負担を減らしたいという女性の気持ちに応えた商品が続々と販売されているんです。ご存知でしたか?
水が有るのと無いのとでは、洗うときの手間が全く違います。汚れた水に触れるという不快感もありません。
水有りでなければ使うことのできないガスコンロと比べて、水無しで使うことができるガスコンロは、価格が少しお高めです。しかし、今後、全てのガスコンロが水無しで調理が可能なものへと統一されていくのではないでしょうか。
選ぶなら“片面焼きグリル?”それとも“両面焼きグリル?”
グリルには、片面だけを焼くことができるタイプと、両面を同時に焼くことができるタイプがあります。焼き方の違い以外には、両面焼きグリルが付いたガスコンロの方が価格が少しお高めであることと、調理の手間です。
魚を焼くとき、片面焼きのグリルだと、具合を見ながらひっくり返す必要がありますが、両面焼のグリルなら、同時に表も裏も焼くことができます。
水無し片面焼きグリルのメリットとデメリット
メリット
- 食材をひっくり返しながら調理するので、焼き網にくっつきにくい
- 受け皿に水を入れる必要がないので、準備やお手入れの手間を減らすことができる
デメリット
- 焼き網にくっついてしまうと、ひっくり返すとき、食材が崩れてしまうことがある
- 片面ずつ焼くため、焼け具合を常に見ていなければならない、焦げてしまう可能性がある
水無し両面焼きグリルのメリットとデメリット
メリット
- 両面を同時に焼けるので、調理時間が短縮される
- 受け皿に水を入れる必要がないので、準備やお手入れの手間を減らすことができる
デメリット
- 食材をひっくり返さないため、焼き網にくっつきやすい
- ガスコンロそのものの価格が少しお高めである
水有りグリルのメリットとデメリット
メリット
- 食材をひっくり返しながら調理するので、焼き網にくっつきにくい
- ガスコンロそのものの価格が安い
デメリット
- 片面ずつ焼くため、焼け具合を常に見ていなければならない、焦げてしまう可能性がある
- 受け皿の汚れや水のお手入れが少々面倒である(水をこぼしてしまうと厄介)
ガスコンロの点火法識別おすすめ2選
ガスコンロの点火方法には、主に“スイッチ式”と“ツマミ式”の2つのタイプがあります。
どちらのタイプのガスコンロの選ぶのか、迷われる方が多いようです。どちらの方が安全性が高いのか、どちらの方が点火しやすいのかなど、選ぶ基準は様々です。
スイッチ式のガスコンロの特徴
点火はスイッチで行いますが、火力の調整は他にレバーやボタンがあります。スイッチを押せばガスが出て、スイッチを戻せばガスが出なくなる、という仕組みです。そのため、ガスが出たままになっていた、なんてことがありません。
ツマミ式のガスコンロの特徴
ツマミを押しながら回すと点火します。そのため、子供さんのイタズラ防止にも良いとされています。しかし、ツマミをしっかり戻しきらなければ、ガスが出たままになってしまう可能性があります。
火は消えていても、ガスが出たままの状態だということです。調理後にしっかり確認しなければなりません。
ガスコンロの天板別おすすめ2選
ガラストップはお手入れがしやすい!
キラキラとして見た目にも美しいガラストップの天板は、お手入れのしやすさから人気が高いです。人気メーカーから販売されているガスコンロにも、天板にガラストップを使用しているものが多いです。
価格は様々で、安価なガスコンロもあれば、高価がガスコンロもあります。天板がガラストップのガスコンロは、予算内で購入しやすいというところも、選ばれている理由のひとつです。
マットな素材が人気のホーロー!
キラキラとツヤのあるガラストップとは反対に、マットな素材が人気なのがホーローの天板を使用したガスコンロです。
汚れの蓄積を気にされる場合や、お手入れの手間を気にされる場合には、フッ素がコーティングされているホーローの天板を使用したガスコンロを選ぶのがおすすめです。
ガスコンロを選ぶときのチェックポイント
ガスの種類を確認しましょう
ご自宅で使用されているガスの種類は何でしょうか。一般的には“都市ガス(12Aまたは13A)”と“プロパンガス(LPGまたはLPガス”の2つのタイプに分けられています。
ご自宅で使用されているガスの種類と、ガスコンロで使用できるガスの種類を把握して購入する必要がります。種類が違うも同士を組み合わせて使用してしまうと、異常燃焼が発生し、火災や事故などの原因となってしまうことがありますので、十分に注意しましょう。
ガスコンロの横幅のサイズを確認しましょう
ガスコンロの横幅のサイズは、主に“56cm”と“59cm”の2つのタイプに分けられています。
一般的な家庭のキッチンでは、ガスコンロの置き場の幅が、60cmで作られていることがほとんどだからです。一度、ご自宅のガスコンロの置き場の幅を測定してみてくださいね。
その幅をもとに、ガスコンロを購入すれば、ガスコンロが入らない…なんて失敗はありません。
汁受け皿の有無を確認しましょう
汁受け皿の有無は、ガスコンロを選ぶときの重要なポイントのひとつです。多くのメーカーを確認してみたのですが、汁受け皿が無いガスコンロが多くなってきています。
汁受け皿がない分、天板がフラットになっていますので、お手入れがとても楽です。とくに、拭き掃除をするとき、おうとつや障害物がないので、ササっと汚れを拭き取ることができます。
ただし、受け皿がない分、吹きこぼしに注意が必要です。調理中に目を離してしまうと、大量に吹きこぼしてしまう可能性があります。
強火力のバーナーの位置を確認しましょう
コンロ部分が2口以上ある場合には、どのコンロが強火力のバーナーであるのか確認すると良いです。3口ある場合、左右のどちらかであることがほとんどです。
ちなみに、うちのガスコンロはコンロ部分が3つありますが、左右と奥の3つで、右が強火力のバーナーになっています。左が強火力のバーナーである方が使いやすいな、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、左側が壁になっているため、壁を傷つけてしまわないために、右が強火力のバーナーのガスコンロを選びました。
最後に
ガスコンロは、一度購入すると、長く使用するものです。短期間で買い替えるものではないため、慎重に選ばなければなりません。そのための、ガスコンロのおすすめと選び方を解説しました。
ガスコンロの購入を検討されるときは、ぜひ、下記のチェックリストをご利用くださいね。
□ 片面焼きのグリル or 両面焼きのグリル
□ スイッチ式のガスコンロ or ツマミ式のガスコンロ
□ ガラストップの天板 or ホーローの天板
□ (ご自宅のガスの種類)都市ガス or プロパンガス
□ ガスコンロの横幅のサイズ
□ 汁受け皿の有無
□ 強火力のバーナーの位置