冷蔵庫は米びつの最高の保管場所!おすすめの米びつも必見!

箱に入ったお米

日本人の食卓に欠かせない「お米」。炊き立てのほくほくご飯はどんな香りよりも食欲をそそられますよね。しかし、そんな我々の主食であるお米の「正しい保存方法」はご存じですか?実はお米って、湿気・温度・日光や風によって劣化してしまう結構デリケートな食品です。

お米を保存するなら冷蔵庫に入れるべき!

開けっ放しの冷蔵庫

様々な要因から、お米の品質を守るためにも、保存は冷蔵庫が最も適しています。お米を傷める原因と、劣化を防ぐ方法を見ていきましょう。

お米の保存に適した環境は「冷蔵庫」

お米の保存場所で最も適している冷蔵庫は、

  • 温度15℃以下
  • 湿度60%前後
  • 冷暗所

お米の品質を保てる環境が3つ揃っています。お米を保存する最適の温度は、高くて15℃、低くても10℃です。湿度が高いとカビが発生するため、湿度60%程度に抑える必要があります。また、お米は風にさらされたり太陽光を直接浴びると、乾燥して劣化します。そのため、暗くて風の通らない場所に置くといいでしょう。これらの条件が整っているのが「冷蔵庫」なのです。

上の保存環境と真逆なのが、「湿度の高いシンクの下」「熱気の多いガスコンロの下」「西日が当たりやすい窓辺」などになります。

野菜室に保存するのがベスト

お米は冷蔵保存するべきですが、なかでも温度設定のやや高い「野菜室」に保存することがおすすめ。なぜかというと、お米は温度が低ければ低いほど、劣化するスピードは落ちますが、10℃以下で保存すると水分が失われパサパサになってしまうからです。

「野菜室」なら、10~15℃とやや高い温度設定なので、お米の品質をより長く保つことができます。

大家族には保冷機能付き30kg米びつがおすすめ

「冷蔵庫での保存がベスト!」とお伝えしてきましたが、お米はあくまで米袋に入った状態での保存が前提です。冷蔵庫の大きさによりますが、5kgから大きくても10kgの米袋を収納するのが一般的でしょう。それ以上の20kg、30kgの米袋はスペースを取りすぎてしまうので、冷蔵庫での保存に適していません。

大量のお米を消費するご家庭や、冷蔵庫に食材がたくさん入っているので米びつが入らない場合は、「保冷機能ができる大容量米びつ」の購入をおすすめします。

設置スペースが必要になりますが、米びつ内部に保冷機能が備わっているため、お米を常に最適の保存状態に保てるうえ、大容量も収納可能です。

品質を守るための米びつの選び方

密閉性の高い容器

お米を冷蔵庫で保存する際、最適な米びつとはどのようなものなのでしょうか? 下記の2つのポイントを見ていきましょう。

しっかり密閉されていると虫も外気も侵入しない

お米は冷蔵庫内の冷気に触れ続けると、乾燥し水分が失われ、最後には割れてしまいます。そこで、冷気が侵入しないように、蓋がきつく密閉された米びつを選んでください。密閉性が良ければ、外気の影響も受けにくく、厄介な虫の侵入も防げるため、長い間良い状態を保つことが出来ます。

短期で使いきれる容量を選ぼう

品質を保てる米びつ選びも大事ですが、それ以前に「保存期間」内に食べきれる量を計算してお米を購入しましょう。

どんなに保存性の高い米びつでも、1ヶ月以上保存しているお米は味も風味も劣化していきます。家族で1ヶ月以内に食べきれる容量の米びつを選べば、常に新鮮で美味しいお米を食べられるでしょう。

また、容量がぴったりなら、米びつ内の洗浄も楽です。美味しく食べられる期間内に食べきれなかったお米は、最後までしっかり使い切るか取り出しておくと、月に一度米びつ内の洗浄を行えて衛生的ですね。

古いお米の上から、新しいお米を継ぎ足すと新鮮なお米と劣化したお米がごちゃまぜになってしまう上、米びつ内の洗浄を忘れがちになります。

冷蔵庫に保管する時の注意点

お米についたコクゾウムシ

お米の品質が保てる密閉性の高い米びつに入れ、適温の野菜室に保存したから、さぁこれでもう安心!なのですが、まだチェックすべき保管時のポイントがあります。次は保管場所と害虫対策についてです。

頻繁に開け閉めすると虫が発生する

お米に黒い虫が付いているのを、一度は見たことがありませんか?米をかき分けると出てくる、アリほどのサイズの黒い虫。米に発生する虫の種類はたくさんありますが、中でも発生しやすいのが「コクゾウムシ」と呼ばれる米を食べる害虫です。一体どこから侵入してくるのか、コクゾウムシは米袋どころか、米びつに入れても発生します。

コクゾウムシは2mm程度の非常に小さな虫。どの時点に米袋内に侵入するかわかりませんし、防ぐのは難しいので、繁殖させないことが大事です。

たとえ冷蔵庫に入れていても、気温が18℃以上になるとコクゾウムシの動きが活発になり、繁殖してしまいます。温度が上がらないように、冷蔵庫を頻繁に開け閉めしないよう注意してください。

冷気の送風ファンを避ける

お米は乾燥に弱い食品です。いくら適切な保存気温が保てる野菜室でも、冷気が直接当たる送風ファンの前にお米を置くと、冷気で乾燥して水分が失われ、炊き上げてもふっくら感が出にくくなってしまいます。

野菜室に保存する際は、冷気の出る送風ファンの前に置かず、奥に保管してください。また、冷気が当たらないよう、横置きできるタイプの米びつもおすすめです。

冷蔵庫に入れやすいおすすめのスリム米びつ3選!

お米を密閉容器で新鮮保存

スペースの限られる冷蔵庫でもすっぽりと収納できる、おすすめのスリム米びつを3つご紹介いたします。

ドリンクストッカーに収納できる「アーネスト 米ポット」

アーネスト 米びつ

アーネスト 米びつ 2kg 13合 冷蔵庫にぴったり 横置き可 米スターの米ポット A-75297

2kgの少量米びつですが、2Lペットボトルの収まるドリンクストッカーにそのまま収納できるので、冷蔵庫のスペースをほとんど使いません。ティーポットの様に口から1合ずつの米を出せるので、わざわざ計る必要なく時短になります。

5キロ対応!キュートな冷蔵庫用米びつ「RICE お米袋のままストック」

 パール金属 日本製 米びつ

パール金属 日本製 米びつ 5kg ブラウン 計量カップ付 お米 袋のまま ストック RICE HB-2168

中心に書かれた「米」の字が可愛らしい5kgのお米を収められる米びつです。5kgタイプは大きいイメージがありますが、こちらの商品は幅がたったの31㎝!置き場所に困ることも無いでしょう。お米を袋のまま収納できるので、内部を洗う必要もなく、隙間に虫よけを入れる事もできます。

しっかり密閉し横置きも可能「アスベル 密閉米びつ」

アスベル 密閉米びつ2kg

アスベル 密閉米びつ2kg ホワイト 7509

ドリンクボトル型の容器は縦置きしか対応できないものがほとんどです。しかし、この米びつの二部分は2重のパッキンを使用し完全に密閉しているので、冷蔵庫に横置きすることもできます。

利便性・収納性・保存性を備えているうえに価格もリーズナブル!少人数のご家庭なら十分すぎるほどの能力です。

まとめ

密閉容器に入ったお米

お米の保存環境は、実は身近な冷蔵庫。ですが、繊細なお米は冷気や期限など、様々な要因で劣化してしまいます。お米は適切な温度、密閉性の高い容器で保存し、使い切れる量を購入ししましょう。

また、冷蔵庫に収まりやすい高性能米びつを使うこともおすすめです。常に新鮮で美味しい状態で炊き上げたお米は、ふっくらと大粒で良い香りが楽しめます。

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