ワイシャツの襟の黄ばみを落とす5つの方法!汚れやシミを防止するアイテム

ワイシャツの襟の黄ばみって落としにくいですよね。日ごろから洗濯する際には、困っている方も多いのではないでしょうか。特にご主人のワイシャツを毎日洗う主婦の方にとっては、悩みの種かもしれません。そこで、ワイシャツの襟の黄ばみが付く原因やそれを落とす方法、さらに汚れやシミを防止するアイテムまで、ここでは役立つ情報を詳しく紹介していきます。

ワイシャツの襟の黄ばみの原因

ワイシャツの襟の黄ばみを上手に洗い落とすには、まず原因を知っておくことが大切です。ここではその原因について説明しましょう。

襟の黄ばみの原因

黄ばみの原因は主に皮脂

人の素肌と直接触れる襟回りは、皮脂がワイシャツの生地に染み込みやすい部位です。そして生地に付着した皮脂が、やがて酸化して変色すると、黄ばみとなります。

ちなみに汗やホコリあるいは紫外線によっても、変色する原因になります。このため紫外線が強く、汗や皮脂が分泌されやすい夏の季節には、ワイシャツの襟の黄ばみが特に目立ちやすくなると言えます。

汚れたワイシャツ

黄ばみが落ちにくい理由

黄ばみの主な原因である皮脂とは、簡単に言ってしまえば油のこと。つまり水をはじく性質があるため、洗濯する際の低い水温では、なかなか落ちにくいと言えます。

同時に、首や肩の地肌が長時間にわたって生地とこすれ合うことで、汚れが繊維の奥深くまで浸透していきます。さらにその汚れが蓄積されると、通常の洗い方では落とせない、頑固な汚れへと変わっていくのです。

ワイシャツの襟の黄ばみを落とす前準備

ここからは具体的に黄ばみを落とす方法を説明します。まず準備すべきことから紹介します。

準備するもの

襟汚れを落とす時に必要なもの

まずはお湯と洗剤を用意

先述したように、皮脂は油なので、低い温度の水ではなかなか落ちません。そこで40℃程度のお湯が必要になります。そして洗剤については、日ごろから食器洗いに使うものでOK。油汚れに効果があれば、何ら問題はありません。

頑固な汚れには塩素系漂白剤

最も漂白する力が強いのが、この塩素系漂白剤です。ただし漂白力が強いので、脱色しやすい色物や柄物のシャツには不向き。

ワイシャツに「エンソサラシ」の洗濯表示がないか、よく確認する必要があります。この点、白いワイシャツであれば安心です。頑固な黄ばみやシミなどの汚れには、塩素系漂白剤がピッタリです。

色物や柄物にも対応できる酵素系漂白剤

白いワイシャツはもちろん、色物や柄物にも使用できるのが酵素系漂白剤。頑固な汚れを落としたいけれども、塩素系漂白剤が使えない衣類には、この洗剤が活躍します。ただし絹やウールは使用不可なので要注意。こちらも洗濯表示のタグを、しっかり確認する必要があります。

ワイシャツの襟の黄ばみを簡単に落とす方法

洗濯の準備が整ったら、いよいよ実際に襟の黄ばみを落とします。ここでは洗剤を使って簡単に落とせる方法を紹介しましょう。

揉み洗いイメージ

  1. 襟回りを中心にお湯で濡らす
    あらかじめ用意した40℃程度のお湯を洗面器などに張り、そこへワイシャツの襟回りを浸します。このようにすることで、この後に入れる食器用洗剤が、生地に浸透しやすくなります。なお浸す時間の目安は15分ほどでOKです。
  2. 襟回りへ食器用洗剤を直接塗布する
    次に、黄ばんだ襟回りへ食器用洗剤を直接塗布します。この際にはムラのないように薄く塗布するのがコツ。量が多すぎると色物や柄物のワイシャツでは、脱色するおそれがあるので注意しましょう。
    食器用洗剤がなければお湯に浸すだけにして、その後に固形石鹸を塗り付けるのも有効です。
  3. もみ洗いをする
    食器用洗剤を塗布した部分を、手でもみ洗いします。具体的には襟回りを両手で持って、黄ばみの目立つ部分を中心に、生地同士を擦り合わせるようにして、優しくゆっくりともみ洗いしていきます。
    あまり強く擦りすぎると生地が傷んだり、汚れが繊維に固着化することもあるので、気をつけましょう。もし心配であれば、毛の柔らかい歯ブラシを活用することも可能です。
  4. 洗い落としたら洗濯機へ入れて終わり
    ある程度までもみ洗いをしたら、先ほどの洗面器に張ったお湯の中へ浸しながら、襟回りに塗布した食器用洗剤を洗い落としていきます。
    その後は、いつも通りに洗濯機へ入れるだけ。単に洗濯機だけでワイシャツを洗うよりも、襟回りの黄ばみが断然落ちやすくなります。

補足:黒ずみの落とし方

黒ずみによる汚れは、生地の繊維に浸透した皮脂の上から、さらにホコリやチリが蓄積し、酸化と固着化を繰り返すことで生じます。黄ばみによる汚れよりも落ちにくいので、洗剤や落とし方に工夫が必要です。

まず前述した黄ばみの落とし方を実行した後、さらに酸素系漂白剤を溶かした40℃程度のお湯の中へ、ワイシャツを丸ごと浸します。

だいたい20分から30分程つけ置きしたら、黒ずみが浮き上がってきた襟回りを中心に、柔らかい歯ブラシで汚れをかき出します。その後に洗濯機で洗えば、頑固な黒ずみもしっかりと落とせます。

頑固なワイシャツの襟の黄ばみを落とす方法

炭酸ソーダと重曹とクエン酸

続いて、食器用洗剤ではなかなか落とせない、頑固な黄ばみを落とす方法を説明します。

セスキ炭酸ソーダで落とす方法

セスキ炭酸ソーダは「アルカリウォッシュ」とも呼ばれ、洗浄力に優れたアルカリ材を配合していることで知られます。このアルカリ材は、家庭用洗剤や入浴剤にも使用されている成分なので安心。そのうえ手荒れもしにくいので、普段から頻繁にワイシャツを手洗いする人には最適です。

  1. セスキ炭酸ソーダの洗浄液を作る
    使い方はとっても簡単。まず「水500ml」に対し「セスキ炭酸ソーダ小さじ1」の割合で、洗浄液をつくります。それをスプレーの容器に移しましょう。
  2. 黄ばみに吹きかけ放置
    作った洗浄液を黄ばみの目立つ襟回りなどへ直接吹きかけます。20分ほど放置しましょう。
  3. 軽く擦って洗濯機に入れる
    ある程度放置したら、両手で汚れの部位を軽く擦り合わせ、そのままいつも通りに洗濯機へ入れて洗えば完了です。

重曹とクエン酸で落とす方法

アルカリ性の重曹と、酸性のクエン酸との化学反応を利用する方法です。

  1. 重曹を溶かした水を作り歯ブラシで擦る
    使い方については、「水250ml」に対して「重曹小さじ1」の割合で溶かし、それを不要になった歯ブラシ等を使って、黄ばんだ襟回りなどへ塗布します。
  2. クエン酸水を作り吹きかける
    次に、「水100ml」あたりに「クエン酸小さじ1/2」ほどの割合で薄め、スプレー容器へ移し入れてから、重曹を塗布したのと同じ部分へ吹き付けます。
  3. 発泡し汚れが浮いたら洗濯機へ
    中和作用によって発泡し始めるので、汚れが浮き上がるのを確認したら、そのまま洗濯機へ入れて洗います。

酸素系漂白剤&重曹とスチームアイロンで落とす方法

襟の頑固な黄ばみを徹底的に落とすのであれば、この方法が最も効果的です。

  1. 40℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かす
    まず40℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かします。なお洗剤とお湯の割合については、製品の説明書きに従いましょう。
  2. 酸素系漂白剤と重曹を混ぜて塗布する
    次に、溶かした「酸素系漂白剤2」に対し「重曹1」の割合で混ぜ合わせ、それを不要になった歯ブラシ等を使って黄ばみの部分へ塗布します。
  3. 塗布した部分にスチームアイロンの上記を当てる
    さらにその部分へ、スチームアイロンの蒸気だけを、しばらく当て続けます。
  4. 水で軽く流して洗濯機に入れる
    汚れが落ちていくのを確認したら、軽く水で流し、普段通りに洗濯機で洗います。

ワイシャツの襟の黄ばみを防止するアイテム

ベビーパウダーイメージ

ワイシャツの襟の黄ばみも、普段から付着しないように工夫しておけば、洗濯する際も少ない負担で済みます。そこで、襟の黄ばみを防止するのに役立つアイテムを、ここでは幾つか紹介しましょう。

ベビーパウダー

赤ちゃんによく使用されるベビーパウダーは、肌に優しいことで知られます。そのうえ水に溶けやすく、汗や油を吸収する性質もあるので、ワイシャツを洗う前に塗布しておけば、汚れが落ちやすくなります。さらに洗濯した後にも、黄ばみなどの汚れを防ぐ効果が持続します。

キーピング

キーピングは、アイロンの際にスプレーを吹き付けるだけで、襟や袖口を簡単にのりづけできる、便利な洗濯アイテムです。汚れもつきにくいため、襟の黄ばみを防ぐのには大いに役立ちます。

よごれガードテープ

ワイシャツを着用する際に、あらかじめ襟の部分に貼ることで、汚れの防止を狙ったのがこの製品。簡単に貼り付けることができる上、剥がしてからも襟の白さが保たれているので、洗濯をスムーズに済ませることが可能です。

最後に

ワイシャツ黄ばみ

ここまでワイシャツの襟の黄ばみが付く原因を踏まえながら、それを落とす方法を詳しく紹介してきました。ワイシャツの襟の黄ばみや汚れなどは、通常の洗濯方法ではなかなか落としにくいのが現実です。

日々の洗濯で、悪戦苦闘している主婦の方も多いはずです。まずはこの記事を参考にしながら、襟の黄ばみをスムーズに落とせる方法を、マスターしてみてはいかがでしょうか。