電気代の一般家庭の平均はいくら?節約するポイントとは?

「我が家は他の家庭と比べて電気代は高いのだろうか?」と気になることはありませんか。本記事では、総務省統計局のデータから、世帯人数別に電気代の平均を算出しました。また、電気代の節約方法についても解説しています。電気代の平均を学んで、ご家庭の電気使用状況や電気代節約の可否などについて考えてみましょう。

総務省統計局のデータでみる電気代の平均

電気代のデータが置かれている
総務省統計局の2018年家計調査から、1人暮らしから5人暮らし世帯における月の電気代平均を紹介します。

世帯人数 電気代平均(1ヶ月)
1人暮らし 4,859円
2人暮らし 9,559円
3人暮らし 11,024円
4人暮らし 11,719円
5人暮らし 12,846円

ご自身の家庭では、上記の電気代平均と比べていかがでしょうか。もし、平均よりも電気代が高いのであれば、節約の余地があるでしょう。なお、月別の電気代平均データを紐解くと、冷暖房機器を頻繁に使用する夏や冬は、上記データ電気代平均よりも数千円高くなる傾向があります。

オール電化の電気代の平均

「電気代節約のため、エコなイメージのあるオール電化に切り替えてみよう」というご家庭もあるでしょう。次に、関西電力が実施しているオール電化の契約者の電気代平均を紹介します。

世帯 オール電化住宅の電気代平均(1ヶ月)
1人暮らし 10,751円
2人家族 12,904円
3人家族 14,454円
4人家族以上 14,914円

オール電化の方が電気代が高い統計に

オール電化を導入している世帯の方が、オール電化を導入していない世帯よりも電気代が高めです。オール電化を導入すると電気代が高くなってしまう原因の1つは、今までガスで補っていたものを電気で補うようになるためです。

昼間に電気を使うと割高になる

また、オール電化では、夜の電気代は安めに設定されているものの、日中の電気代が割高になるプランが展開されていることがほとんど。日中をメインに電気を使うといったライフスタイルであれば、電気代は割高になってしまうでしょう。ただし、日中は仕事や学校などで家を開けていて電気を使わないという場合は、この限りではありません。

使う時間帯などで高いか安いかが決まる

オール電化導入で電気代の節約に繋がるか否かは、住人のライフスタイルよって異なります。オール電化の導入をご検討されている人は、ご自身及び家族のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。

世帯人数が増えると電気代はどうなる?

電気代が増えていってるグラフ

1人から2人になる時に電気代は大幅に上がる

世帯人数が増加すると、電気代も増えます。電気代の増加率は1人暮らしから2人暮らしになった場合のみ激増します。

1人暮らしから2人暮らしへと世帯人数が増えた場合、居住スペースが増えて電気の契約アンペア数が代わり電気の基本料金そのものがあがってしまうケースがあります。

また、それぞれ別の部屋でパソコンやテレビ、携帯の充電などを使うことも多く、1人の時よりも電気代が倍増してしまうのです。

2人以上であれば住居者が増えても電気代の上昇は緩やか

元々2人以上の世帯に人が増えても電気代の増加率は緩やかです。世帯が2人以上になると家電製品の大型化は必須ですが、共有する居住スペースや家電製品が増えていきます。生活スタイルが全員バラバラであることも少ないため、電気代の増加率は緩やかになります。

二世帯住宅になると電気代は倍増

一般的に2人から3人、3人から4人へと世帯人数が増える場合は、結婚した2人世帯に子どもが生まれたり両親と一緒に住み二世帯になったりするケースが想定されます。

2人以上の増加であれば緩やかと書きましたが、二世帯住宅になるとそうもいきません。電気代が急激に上昇します。

部屋数が格段に増え、3LDK+2LDKといった大型の住宅になります。洗濯機や冷蔵庫などは世帯ごとに使用しますので、電気代が2倍になる可能性もあるでしょう。

電気代を急激に上昇させないためには、二世帯住宅で1つの電気メーターを使用するのではなく、各世帯ごとに電気メーターを振り分け、電気代も世帯ごとに区切ると良いでしょう。

電気の使用量はどうやって決まっているの?

電力消費量が増える様子

電気の使用量は、電力会社の検針員が電気メーターの表示を見て測定しています。電気を使用したことを示すkWh(キロワットアワー)の月の増加率から電気料金を算出し、電気代を請求される仕組みです。

電子レンジで調理する時に見慣れていてご存知の人もいらっしゃると思いますが、W(ワット)という単位。1000Wは1kW (キロワット)という計算式であり、Wの数値が高い電化製品を使用すると、使用量の上昇率が高くなります。

ただし、Wの数値が低い家電製品だからといって長い間使用していると、思ったよりも電気代が高くなってしまうことも。

電気代はどうやって決まっているの?

ブレーカーを確認しているところ
電気代は電気の使用量と契約アンペア容量や基本料金を元に算出されます。また、アンペア数は東京電力の場合、10A・15A・20A・30A・40A・50A・60Aの7段階にわかれます。

契約アンペア容量が小さければ小さいほど、電気料金の基本料金は高くなります。基本料金は各電力会社によって異なりますので注意しましょう。

どうすると電気代は節約できる?

消費電力の少ないLED電球
電気代節約を効果的に行うにはどうすればいいのか悩む人もいらっしゃるでしょう。ここでは、電気代節約のヒントを紹介します。できることからはじめてみましょう。

電気の契約を見直す

電気の契約を見直す

電気代節約にあたって、まずは電気の契約を見直すことをおすすめします。

電力会社の変更も視野に入れよう

「契約できる電力会社は決められているのでは」というイメージを持つ人もいらっしゃるでしょう。以前は地域ごとに区分されていた電力会社への契約が強制されていましたが、2016年4月の電力自由化に伴い、別の電力会社への乗り換えができるようになりました。なお、電力会社の変更による初期費用の発生はありません。

また、世帯人数やライフスタイルによっては、電力会社を変更するだけで電気代が安くなる可能性もあります。各電力会社では、電気とガスを一緒にセットで契約すると電気代がお得になるプランも。電力会社の変更も視野に入れましょう。

契約中のアンペアを見直そう

電力会社の変更が面倒という人は、契約アンペアを見直してみましょう。世帯人数に対して契約アンペアが高すぎると電気の基本料金があがってしまい、もったいないです。一般的な電気使用量の3~4人世帯では、アンペア容量が40Aあれば充分。

また、日中は学校や仕事などで外出していることの多い1人暮らしであれば、アンペア容量を1段階落としても支障がないことも。ご自身で契約している電力会社のHPには、アンペア数の選び方や目安が書かれているケースもありますので、チェックしてみましょう。

支払方法で節約できることも

なお、電気代をクレジットカード経由で支払うようにすると、ポイントがキャッシュバックれてお得になることも。電気代及び公共料金を現金払いしている人は、支払い方法の変更も検討するとベスト。

最新の家電に買い替えるのも節約につながる

最新の家電に買い替えるのも節約につながる

10年前のものと比べると性能が高い!

長い間、同じ家電製品を使い続けているご家庭は少なくはないでしょう。家電製品は年々省エネの技術が進んでおり、最新の家電製品になればなるほど消費電力量が少なくなる傾向があります。

中でも最新のエアコンや冷蔵庫は、10~20年ほど前のものと比べると、消費電力量が半分以下になっていることも珍しくありません。長年使っている家電製品を最新のものに買い替えるだけでも電気代節約に繋がるでしょう。

電気をLEDに変更するだけでも節約効果あり

「家電製品の買い替えは厳しい」というご家庭では、ご家庭の電気を白熱電球からLED電球へ好感するでも効果的です。60W形の白熱電球の消費電力量が54Wなのに対し、同等の明るさのLED電球はたったの7Wです。電気代は年間数千円の節約になります。

家電の使い方を見直す

電気代節約の基本は、使用している家電製品の使い方を見直すことにあります。一例は以下の通り。

  • エアコンの設定温度を上げすぎたり下げすぎたりしない
  • エアコンのオンオフはせず、つけっぱなしにする
  • テレビの明るさを上げすぎない
  • 冷蔵庫の設定温度は季節ごとに変更する

エアコンの設定温度は、暖房時28℃程度・冷房時20℃程度とほどほどにしましょう。

また、「エアコンはこまめにオンオフした方が電気代が安くすむのでは?」というイメージがありますが、エアコンは部屋を冷やしたり温めたりする時に多くの電力を使います。エアコン効率をよくするためにも、つけっぱなしにしたほうが返って電力を消費しません。

また、テレビの明るさや冷蔵庫の設定温度など、家電製品の使い方に気を付けて電気代の節約をしてみましょう。

エアコンはつけっぱなしでも壊れない!電気代の比較と節約ポイント
「エアコンのつけっぱなしは壊れない」「エアコンのつけっぱなしは電気代がお得」といわれています。この記事ではエアコンのつけっぱなしに関わることを調べました。また、エアコンのつけっぱなしが本当にお得なのか?をダイキンが実験した結果が興味あるものでしたのでご紹介したいと思います。

最後に

エコな使い方をして電気代が減るようす
あなたは電気代の平均データを見て、どのような印象を受けましたか。もし、ご家庭の電気代が平均よりも高いのであれば、電気代をけずれる余地はたくさんあります。また、平均よりも低いが電気代節約を考えているというご家庭も、契約の見直しや家電製品の使い方などを検討し、省エネ生活をしてみてもよいでしょう。

電気代がだんだん下がっている様子

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