反抗期の子どもと衝突しすぎないようにする工夫4選 対等な関係を構築するコツとは

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子どもの反抗期、言い争いになると困りますよね。親も人間なので、子どもの態度などでどうしてもイライラしてしまうことがあると思います。反抗期の子どもとの衝突は、ある程度仕方ない部分もあります。だからこそ、衝突しすぎない工夫は知っておくべきです。対等な関係を構築するコツも、紹介しています。

子どもの反抗期、いつまで続く?

言い争いをする親子

子どもの反抗期の中でも、小学校高学年から始まる思春期の反抗期は手を焼く人が多いです。そのため、いつになったら落ち着いてくれるのかと考える親は少なくありません。

反抗期はその子によってかなり差があります。全くないのは困るものの、あまりにも衝突しすぎるのも考えものです。一般的には中学校から高校の間で落ち着きますが、反抗期の関わり方がよくないと親に対して信頼を持てないまま大人になってしまう可能性があります。

反抗期の子どもと衝突しすぎない工夫についてまとめたので、参考にしてみてください。

反抗期の子どもと衝突しすぎないようにする工夫4選

反抗期の子どもと衝突しすぎないようにする工夫は、以下のものがあります。

1.細かすぎる指摘は避ける

子どもに細かな部分を指摘したいのは分かりますが、あまりにも細かな部分ばかりを指摘されると、重箱の隅をつつかれるような気持になり親の話を聞きたくないと感じやすいです。

  • 毎日同じことを、子どもがこなすまでずっと言い続ける
  • 「だらしない」「ちゃんとしなさい」など、子どもができていないところばかりを指摘する
  • どちらかの親が指摘しているとき、同じ指摘をもう片方の親が被せて行うなど

細かな部分ができていないのは、子どもなので仕方ない部分もあります。大きくなったとはいえまだ子どもなので、大人のように全体を滞りなくこなすのには時間がかかります。失敗も大きな経験になるので、あまり細かな部分ばかり指摘するのはやめましょう。

2.子どもの話を聞き、否定的なことばかり言わない

子どもの話は、基本的に学校のことなどになることが多いです。自分は学校に行かないからと、親が子どもの話を聞かずに全部聞き流すのはよくありません。親は自分に興味がないと思うきっかけになります。また、子どもの話を分断して親が自分の話をし始めるのもNG。

子どもの話に対してなんでも否定的な言葉ばかりかけていると、子どもは話す気がなくなるので、なにも言わなくなり会話が減少する原因につながります。

3.子どもが一人で過ごすための時間を設け、邪魔しない

子どもが一人で過ごすための時間は、子どもの成長とともに必須になります。子どもが一人で過ごす時間、親も自分の時間を過ごすことで、適度な距離が保たれて心にゆとりが生まれやすくなるので、むやみに子どもに介入するのはよくありません。

子どもは親のお供ではなく、子どもは親とは異なる一人の人間です。そのことを忘れずに、過干渉にならないよう注意して接することが重要になります。

4.感情的な衝突は避ける

子どもが反抗期だと、勢いよく親にぶつかってきます。親も人間なので、子どもの言葉にカチンとくることもありますよね。だからといって感情的な言い争いをしても、時間を無駄に消費し、親子関係を悪化させる原因になります。

感情的な衝突は極力避け、一歩引いた位置から子どもを見て冷静な声掛けができるよう心がけましょう。

対等な関係を構築するコツ

子どもと対等な関係を構築するコツは、以下の通りです。

  • 子どもの意見や価値観を、しっかりと受け止める
  • 子どもの話をしっかりと聞く
  • 子どもの反抗的な態度を、真に受けすぎない…自分にも反抗期があったことを思い出す
  • できるだけ子どもと楽しい時間を過ごせるよう配慮する
  • 子どもに対し、指摘ではなく提案する声掛けをする
  • 子どもが困っていたら、すぐに助け舟を出す

親と衝突しても、困ったときは頼りたいのが子どもの心情といえます。そのため、子どもとの信頼関係の構築は必須。対等な関係を構築することで、より過ごしやすい空間を作り出しやすくなりますよ。

まとめ

子どもの反抗期は、いつか終わります。反抗的な態度でイライラが募るかもしれませんが、信頼関係を構築できるようなかかわりを持ち、子どもの反抗期をうまく乗り切りましょう。

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