靴の正しい捨て方!燃えるゴミなどの分別から地域別のルールまで

履き潰して使いものにならなくなった靴。みなさんの下駄箱にも眠っていませんか? いつか捨てようと思ってはいたけれど、けっきょくどうすることもできないまま「とりあえず」のつもりで下駄箱の奥にしまいこんで放置…もしかしてみなさんも、そんな靴をお持ちではないですか? 今回は、靴を捨てる正しい方法や、地域ごとのローカルルールについて、詳しく説明していきたいと思います。この記事を参考に、捨てるに捨てられないまま下駄箱に眠っていた靴を、思い切って処分してみてはどうでしょうか。

正しい靴の捨て方

靴 捨て方

履き潰してすっかりボロボロになってしまった靴。愛着はあるけれど、こんな状態の靴をさすがに人に譲るわけにはいかないですよね。リサイクルショップによっては、そういったボロボロ状態の靴も引き取ってくれるところもあります。しかし、わざわざリサイクルショップに出向くのもなんだか億劫だと思う方もいるでしょう。ではけっきょく、その履き潰した靴をどうするのかといえば、最終的にはやはり、「ごみ」として捨てるほかありません。

そこで以下では、靴を「ごみ」として処分するいくつかの方法や注意点をまとめていこうと思います。

資源ごみでは捨てれない

まず第一に注意が必要なのは、全国的にみても「靴」は、「資源ごみ」として定義されていないということです。「資源ごみ」は、ごみの原料がリサイクル可能な特定資源であることが条件です。つまり、また新たに製品の原料として生まれ変わるような類のものでなければならないのです。電池、金属類、紙、ビン、ペットボトル、缶などがその一例ですね。

では、靴はどうでしょうか。靴は、「運動靴」、「スニーカー」、「ヒール」、「革靴」、「ゴム長靴」など、種類はさまざまに及びますが、これらのほとんどの部分が「布」や「革」で出来ているため、「資源ごみ」に該当しません。それゆえ、全国的にみても、「靴」は「資源ごみ」として扱われていないのです。

燃えるゴミとして捨てる場合

「資源ごみ」として扱うことのできない「靴」は、一般的に「燃えるゴミ」として扱われて処理されます(ただし地域によって例外もあります)。さきほども触れたように、靴は「布」や「革」で出来ています。ですから、靴をごみとして処分するさいには、ごみ処理場で焼却されることになるのです。

では、「ゴム長靴」はどうすればよいのでしょうか? ゴム長靴の内側や中敷きは布製かもしれませんが、外側の部分は「ゴム」です。これを「燃えるごみ」として扱うべきなのでしょうか? 正解は、「〇(まる)」です。全国的にゴム長靴は、立派な「燃えるごみ」として扱われていますので、安心してください。

また一方で、子供の運動靴などによくみられる「ビニール製の靴ひも」の扱いが気になる方がいるかもしれません。この場合も、ふつうに「燃えるごみ」として処理して大丈夫です。ただし、これはあくまでも一般的な話であって、もしかすると、みなさんのお住まいの市や自治体によっては、「燃えるごみ」以外の扱い方をしている可能性もありますので、くれぐれもご注意ください。大切なのは、地域ごとに、ごみがどのような分別で処理されているのかを自分の目で確かめることです。

靴を燃えるゴミとして処分する方法

思い出深くて愛着のある履き潰した靴を「捨てる」覚悟ができたなら、さっそく「燃えるごみ」として処分する準備を整えましょう。“整える”とはいっても、捨て方は、一般の「燃えるゴミ」となんら変わりませんので、ご安心ください。

当たり前ですが、まずはみなさんがお住まいの地元地域で、何曜日に「燃えるゴミ」が収集されているのかをチェックしましょう。確認できましたら、市が指定しているゴミ袋に靴を入れてください。しばしば、捨てる靴をそのままゴミステーションに置く方がいますが、それは間違いですので注意してください。きちんと市が指定するゴミ袋を使わないと、回収してくれません。

不燃ごみとして捨てる場合

これまで説明したように、基本的に靴は、各地方自治体で「燃えるゴミ」として分別されています。ただしその構造上、どうしても「燃えるゴミ」として扱えない種類の靴もあります。それは、「安全靴」です。すでにご存じの方もいるとは思いますが、「安全靴」は、工事現場、建築業、重機を扱う工場で働く人々がよく使う特殊な靴のことです。じつはこの靴には、「金属製の板」が爪先や靴底全体に仕込まれています。それは、釘の踏み抜きや、重い機械が足元に落下したときのケガを防止したり軽減するための工夫なのです。

こうした理由から、安全靴は、「金属製の板」があるため、通常の靴とは違い、「燃えるごみ」として扱うことができないのです。なので安全靴は、「不燃ごみ(燃えないごみ)」として処分するようにルールを定めている自治体がほとんどです。

繰り返し言いますが、もしも安全靴を処分する際には、まず自分の住んでいる地域で「安全靴」がどのようなごみの分別になっているのかをチェックしましょう。「不燃ごみ」として定義されているのであれば、その自治体の設ける「不燃ごみ」回収日のルールに従って処理しましょう。

もちろん安全靴を「不燃ごみ」として処分する場合も、自治体の指定するゴミ袋を使用しなければならないのでご注意ください。そのまま捨てることは基本的に認められていないので、くれぐれも気をつけましょう。

地域別!靴の捨て方ゴミ分別例

靴 捨て方

世田谷区

  • 靴:燃えるごみ
  • 週2回で収集(午前8時までにゴミステーションへ)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋に入れる
  • ダンボール箱に入れるのは禁止

練馬区

  • 靴:燃えるごみ
  • 週2回で収集(8時までにゴミステーションへ)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋orふたつきの容器

杉並区

  • 靴:燃えるごみ
  • 週2回で収集(8時までにゴミステーションへ)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋or指定の黄色いゴミ袋

横浜市

  • 靴:燃えるごみ
  • 週2回で収集(各ゴミステーションに貼ってあるシールで要確認)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋

川崎市

  • 靴:普通ごみ
    (「空き缶・ペットボトル、空きびん、使用済み乾電池、ミックスペーパー、プラスチック製容器包装、小物金属、粗大ごみ以外のごみ」に該当)
  • 週2回で収集(朝8時までにゴミステーションへ)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋orふたつきポリ容器

名古屋市

  • 靴:燃えるごみ
  • 靴の中に入れてあるプラスチック製のつめもの:プラ容器包装
  • 週2回で収集(原則として各戸収集。ゴミステーションの場合もあり)
  • 自治体指定のごみ袋を使用

大阪市

  • 靴:普通ごみ
  • 週2回で収集(朝9時までにゴミステーションへ)
  • 中身の見える透明or半透明のゴミ袋

福岡市

  • 靴:燃えるごみ(金属部分のついた状態でも可)
  • 週2回で収集(夜間収集なので夜中12時までに集積所へ)
  • 指定のごみ袋を使用

京都市

  • 靴:燃やすごみ
  • 週2回で収集(朝8時までにゴミステーションへ)
  • 「燃やすごみ用指定ごみ袋」を使用

札幌市

  • 靴:燃やせるごみ
  • 週2回で収集(8時30までにゴミステーションへ)
  • 指定ゴミ袋を使用

風水的に効果のある靴の捨て方

古い靴をためこむと運気が下がる

古い靴をためこんでおくと、悪い運気がたまっていくと言われています。風水的に考えると、大地のエネルギーが入る場所は「足の裏」であり、「靴」はその大事な足の裏を守るアイテムということになるようです。「靴」は、必ず「家」に戻ります。その際に、外のさまざまな「運気」を拾って帰るため、古くなった靴は、良い運気だけでなく「悪い運気」もためこんでいると風水では考えるようです。だから、ボロボロの靴を放置しておくのが良くないと言われるのです。

風水的には「3年」を目途に靴を捨てる

風水的に考えると、靴を捨てるべきタイミングはいつなのでしょうか? なにをもって「古い」と考えればよいのか、気になりますよね。人によって「古い」とか「新しい」の捉え方が異なるので、悩ましいところです。

風水の観点からいうと、どうやら「3年」が「古い靴」としてみなす基準のようです。もしも3年以上経っても履き続けている靴があるなら、買い替えを考えたほうがいいかもしれません。

靴の捨てるタイミング

靴 捨て方

シルエットが悪くなってきたら

買った当初とくらべて明らかに靴の形が変わっていたら、その靴の処分を検討し始めるタイミングです。靴は、持ち主の歩き方やクセで、形が変わっていくものです。それによってだんだんと靴が自分の足に馴染んでいくわけです。しかしいくら馴染むとはいえ、たとえば靴底の減り方が偏っていると、さすがに見栄えが良くありません。他人の目からみて、その靴のシルエットがどう映るのかを、客観的に考える必要があります。

傷や変色が出てきたら

靴は、どうしても損耗が激しくなります。毎日履いて歩き、雨風に晒され続けると、次第に色落ちや変色が起こってしまいます。そのような状態になったときも、その靴を捨てて買い替えるタイミングと考えてよいでしょう。

かかとの擦り減りが出てきたら

かかとはもっとも体重のかかる部分なので、履いて歩けば歩くほど、必然的に擦り減っていきます。かかとの厚みがなくなっていけば、クッション性が損なわれてしまいます。この状態の靴を履き続けると、地面に足をついたときの衝撃を吸収できなくなり、結果的にヒザなどを痛めてしまう恐れも。かかとの擦り減りが顕著になってきたときは、自身の健康のためにも買い替えを検討しましょう。

においが強くなってきたら

足裏は多くの汗をかく部位のひとつです。それゆえ靴の中は、汗の吸収が蓄積されています。長期間にわたって履き続けると、どうしても匂いが気になっていきます。中じきを代えても匂いが気になるようでしたら、やはり捨てるタイミングとみたほうがよいでしょう。無理に履き続けると、水虫の原因になりますので注意が必要です。

過去の流行品

ファッションの世界は、必ずその時代ごとの「流行」が反映されています。靴もまた、ファッションの流行の一部です。もちろん、時代を感じさせない普遍性のあるファッションもありますが、スニーカーや女性靴は、流行性の高いものです。ファッションを重視する方ならば、流行が一昔もまえの靴は、とっておくよりも処分を検討したほうがいいかもしれません。

似ている型を持っている時

これはファッションでよくありがちな話ですが、自分のファッションのこだわりを持つようになると、靴の趣味がどれもこれも似通ったものになってしまいます。そういうときは、似たような型の靴を何個かに厳選して、本当にお気に入りの靴以外は、思い切って処分してしまったほうがいいかもしれません。下駄箱の中がスッキリするし、スペースが空いたぶんだけ、これまでとは違った趣味で、靴のバリエーションを増やすことができるようになります。

さいごに

靴 捨て方

さて、みなさんいかがでしょうか。今回は、履き潰してしまった靴を捨てる方法について説明させていただきました。たいていの場合、どの自治体でも靴は「燃えるごみ」として扱われています。しかし地域によって、若干、分別や捨て方に違いがあります。靴の処分を検討している方は、まずは自分の住んでいる地域のホームページなどを確認しておきましょう。

靴 捨て方

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