どんな行為が『モラハラ』に該当する?8つの特徴や見極めるコツとは

大切にしてほしいと願っているのに、伴侶や恋人から何時も否定ばかりされて悲しい。職場で自分だけが全員の前で責されているなど、モラハラは日常の中に潜んでいます。モラハラ被害を受け続けていると、自己肯定感が低くなり、無自覚のうちに相手から束縛されてしまうので要注意!モラハラ気質の人に見られる特徴をまとめました。

モラハラはどんな行為が該当するの?

昨今、職場や家庭内でもモラハラが話題になることが多いです。そこで知っておきたいのが、どのような行為がモラハラに該当するのかという点です。

  • 相手の人格否定
  • わざと聞こえるように叱責する
  • 過度に束縛するなど

職場でも家庭でも、モラハラ行為を行う人がいると空気が重くなり、かかわりを持ちたくないという雰囲気が漂いやすい傾向があります。

モラハラの8つの特徴

モラハラに見られる特徴をまとめたので、チェックしていきましょう。

1.相手の人格を否定し、考えなどを全否定する

モラハラに見られる特徴の一種として、相手の人格の否定は考えの全否定などが挙げられます。

  • 相手の価値観について、否定的な意見を述べる
  • 性格が悪い・考え方が悪いなど、根本的な部分を否定する
  • 相手の考えや思いを聞いて、それを全否定するなど

相手の人格や考え方そのものを全否定してしまうと、相手は自分は価値がない人間だと思ってしまいます。

2.相手の家族や友人に対して、否定的な意見を言う

相手の家族や友人の些細な部分から全体像まで、全体的に否定的な意見を言うのも、モラハラ体質な人に見られやすい特徴です。

  • 相手の親を悪く言う
  • 相手の友達に対して否定的な意見ばかり言い、見下すなど

相手だけでなく相手の大切な人に対しても、自分が気に入らなければ否定的なことを当たり前のように言います。

3.わざと大声で叱責する

相手がなにかミスをしたとき、大げさなほど厳しく叱責するのも、モラハラによくある行動です。

  • 家族やほかの社員がいる目の前で、大声で怒鳴りつける
  • 小さなミスを、執拗に責める
  • 小さな失敗に大きな声を上げるなど

わざと大きな声で叱責することで、相手が委縮します。それを見てストレスを解消させたり、大きな声で怒鳴りつけることで自分は恐ろしい存在であることを周囲に知らしめているのです。

4.自分のミスには寛容

モラハラ体質の人は、自分がしたミスに対しては寛容です。

  • 自分のミスは仕方がないこととして処理する
  • 誰にでもミスはあるものとして、特に大ごとにはしない

大きなミスをしてしまった場合、誰かに擦り付けようとするのもモラハラ体質の人が取りがちな行動といえます。

5.生活費を渡さない

特に金銭面に困っているわけではないのに、入った給与を独り占めにして家族を養わないのも、モラハラ体質の人に見られやすい行動です。全く生活費を渡さないこともあれば、どう考えても家族全員が生活していけない額に生活費を渡すこともあります。

6.相手の気持ちやコンディションを無視して性行為を強要する

伴侶や恋人に対し、相手の気持ちやコンディションを聞かず嫌がっても性行為を強要するのも、モラハラ行為です。自分の気持ちしか考えておらず、相手が体調不良でもお構いなし。行為の結果相手が体調を崩しても、体調不良は自己責任として責めます。

7.相手を束縛し、ものを勝手に捨てるなどする一方で、急に優しくなる

相手を束縛し、家から出さなかったり、連絡にはすぐに返信するよう強要します。少しでも遅れると激しく怒り、相手の精神面を追い詰め支配しようと目論むことも。また、相手のものを物色し、自分に必要がないものと感じたら、相手のものでも勝手に捨てるという行動も見られます。

また、厳しい態度を取る一方で急に優しく接してくる部分があるのも、モラハラ気質の人に見られやすい行動です。

8.外面はいい

モラハラをする人は、外面がいいのも特徴です。近隣の人に対しては優しく、一見モラハラをしているようには見えないため、外部にモラハラがバレにくい傾向があります。

モラハラかどうかを見極めるコツ

モラハラかどうかを見極めるコツは、以下の点があります。

  • 相手の意見に対して否定的な意見が多い
  • 相手から尊重してもらえない
  • 常に上から目線の態度
  • なにかにつけて非難を繰り返してくるなど

一緒にいて常に否定されると、無意識のうちに自己肯定感が下がっていきます。その結果、メンタルに異常をきたしてしまう事態を招きやすいです。

まとめ

モラハラ気質の人には、特徴があります。伴侶や恋人からの態度がいつもきつい、苦しいと感じている場合、モラハラの可能性を感じている場合はぜひチェックしてみてください。

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