人からの信用を失ってしまう『絶対してはいけないこと』5選…親しい仲でも最低限のモラルを

大人になっても最低限のモラルを守れず、周囲を不快にさせて信用を失ってしまう人は多くいます。親しい間柄だから、と遠慮ない言動を繰り返していると、やがて周りから人がいなくなってしまうかも…。今回は人からの信用を失ってしまう『絶対してはいけないこと』を改めて確認しましょう。

親しい仲だからと遠慮のない自己中な言動はNG

皆さんの周りには他人からの信用を失ってしまった人はいませんか。特別大きなミスをしたわけではないけれど、日頃の言動の積み重ねによって信用を失う事態は珍しくありません。

日本には「親しき仲にも礼儀あり」という諺があります。親しい間柄だからといって遠慮なくきつい言葉をかけたり自分勝手な態度や行動をとっていると、相手が一緒にいることにストレスを感じて離れていってしまうでしょう。

最近、「理由はわからないけれど避けられている気がする」「なぜか距離を置かれている」という人は、自分の言動や立ち振る舞いを見直してみてください。

人からの信用を失う『絶対してはいけないこと』5選

日々、相手に不快な思いばかりさせていると、ある日を境に信用を失ってしまう恐れがあります。ここでは人からの信用を失う『絶対してはいけないこと』を確認しましょう。

1.他の人に聞いた話を言いふらす

何気ない会話の中で出てきたプライベートな話題を関係のない人に言いふらす行為は、話の提供者だけでなく話を聞いた側からも信用を失う行為です。

話の提供者から見ると、「プライベートな話は仲が良いからしたのに勝手に言いふらして」と不快感や怒りを覚えるでしょう。また、話を聞いた側も「この人は聞いた話をペラペラ周囲に話すのね」と認識し、信用されなくなってしまいます。

2.陰で悪口を言う

その人がいない場所で悪口を言う人は多くいます。特に女性は陰口が多い傾向にありますが、さまざまなところで悪口を言っていると「この人は誰に対してもネガティブな印象を抱いているんだな」と思われてしまうでしょう。

悪口を言いふらしていることで「自分もどこかで悪口を言われているかも」と不信感を抱く人も多いはず。すると、徐々に距離を置かれ、気づいたら周りから仲が良かった人がいなくなっていた…なんてことになりかねません。

3.自己中心的な言動や態度

皆さんは以下のような言動や態度に心当たりはありませんか。

  • 自分の話ばかりして周囲の話は聞かない
  • 気分屋な言動で周りを振り回す
  • 自分の思い通りにいかないと不機嫌になる

大人になっても自己中心的な言動や態度を続けている人は、周りもご機嫌取りをしなければならなかったり、その人の自己中心的な行動に振り回される恐れがあるため、信用しません。

重要な仕事を任されなくなったり、重要な話をしなくなったりと徐々に距離が離れてしまうため、心当たりのある方は意識的に改善しましょう。

4.時間や金銭の約束を守らない

人間関係における基本的なルールですが、時間や金銭面、プライベートなことなど、あらゆる約束事を守らず、ルーズに破ってしまう人は信用されません。

「どうせ時間通りには来ないだろう」「この人にお金を貸したら返ってこない」「大事なことを話して言いふらされるかも」という不安から、いざという時に力を貸してもらえなかったり距離を置かれてしまうことも。

5.嘘を重ねる

「ちょっとした嘘なら大丈夫だろう」と日常的に小さな嘘を重ね続けていると、自分でも何に嘘をついたのかわからなくなり、どこかで矛盾点が生じます。

嘘をつかれた側は「この前と言ってることが違う」「予定があるって言ってたのにSNSに写真をあげている」など、さまざまな情報から嘘を見破るため、「この人は軽率に嘘をつく人なんだ」と印象を持ってしまうでしょう。

嘘をつく人が信用されないというのは当然です。特に、大人になると相手の嘘に振り回されることを煩わしく思う人が増えるため、周りから人がいなくなる原因になります。

人から信用されるために意識したいポイント

周囲から信用されるような人望のある人間になるためには、コミュニケーションでどのようなポイントを意識するべきでしょう。

  • 時間や約束事は必ず守る
  • 感謝の言葉と謝罪の言葉は忘れない
  • 聞いた話を軽率に周りに言いふらさない
  • 悪口は避け、他人の良いところを見つけて褒める
  • 与えられた仕事は最後までやり遂げる
  • 周囲を信用して必要な時は頼ることも忘れない

約束事を守ったり、必要な挨拶や感謝、謝罪を口にするといったことは基本中の基本です。その上で、他人から聞いた話を軽率に言いふらしたり、自己中心的な態度や言動を改めることも忘れずに。

また、信用されている人は、自分も周囲を信用して必要な時は低姿勢で力を貸してもらおうと頼ります。周囲も「頼られている」という実感で絆が深まり、信用に繋がりやすくなるのです。

大人として親しい相手でも最低限のモラルを守って

いかがでしたか。親しい相手には、つい思いやりや配慮を忘れがちになる人が少なくありません。しかし、親しい相手だからこそ思いやりのある行動を心がけ、今回紹介したような最低限のモラルを守って行動しましょう。

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