目次
冷凍保存した魚の賞味期限の目安
特売で購入したり、釣った魚が多量にある場合など、一度に食べきれない魚は冷凍保存を考えますよね。魚の冷凍保存期間の目安としては、大体1か月程度が適当です。
- 冷凍焼けを防ぐ
- 鮮度や品質が保たれる
これらを気にする場合、2~3週間での消費することをおすすめします。
購入した魚の冷凍方法
購入した魚を冷凍する際は、以下の点に注意してください。
干物の場合
魚が干物の状態であれば、そのまま冷凍庫に入れて冷凍しても問題ありません。パックや袋から取り出し、専用の袋で保存しましょう。
切り身や刺身の場合
切り身や刺身を冷凍する際の手順は次のとおりです。
- 水分をしっかり拭き取り、冷凍用の保冷袋に入れる
- 空気を完全に抜き、冷凍庫に保管する
水分をきちんと拭き取ることと、空気を抜いて冷凍することで、解凍時の風味が向上し、美味しさが長持ちします。
一匹まるごとの場合
一匹まるごとの魚を冷凍する際は、以下の手順に従ってください。
- 魚をきれいに洗い、うろこを剥がし内臓を取り除く
- 冷凍しやすい大きさに切り分け、水分をしっかり拭き取る
- 冷凍用の袋に入れて、急速冷凍する
はらわたを取り除かずに冷凍すると腐敗しやすくなるため、冷凍するか否かにかかわらず、初めにはらわたを取り除いておきましょう。
冷凍した魚の解凍方法
冷凍した魚の解凍にはいくつかの方法があります。
- 流水解凍:魚をポリ袋に入れ、水を満たした容器に浸します。
- 冷蔵庫での解凍:冷凍庫から冷蔵庫に移して徐々に解凍させます。
- 室温での自然解凍:魚をお皿に置いて室温で解凍します。
- 電子レンジの解凍:解凍モードを使用して魚をやわらかくします。
冷蔵庫で解凍する方法はドリップが少なく、魚の美味しさを保つのでおすすめです。室温解凍は速いですが、ドリップが多く出るため風味が損なわれる可能性があります。
電子レンジで解凍すると、部分的に火が通り過ぎることがあるため注意が必要です。焼き魚や煮魚にする場合は問題ないですが、刺身として食べる場合は冷蔵での解凍が最適です。
魚は種類ごとに正しい冷凍保存・解凍方法を
魚を冷凍し解凍する方法を正しく理解しておくことで、大量に魚が手元に届いた際も慌てずに対処できます。お得に入手した魚や譲り受けた魚の日持ちを延ばすために、これらの方法を活用しましょう。また、冷凍や解凍を適切に行うことで、魚の賞味期限を最大限に活用し、美味しく安全に楽しむことができます。