目次
卵の賞味期限に目安
昨今卵の価格が少し落ち着いてきて、一時期よりも身近な食材になってきた卵。劣化させてしまわないためにも、賞味期限の目安を把握しておきましょう。
- 春・秋…産卵後25日以内
- 夏…産卵後16日以内
- 冬…産卵後57日以内
夏は、賞味期限を厳守して消費するようにしましょう。真冬の寒い時期であれば、少し賞味期限を過ぎたとしても問題なく食べられる可能性が高いです。
絶対に食べてはいけない『卵』の特徴4選
卵は生ものなので、保存環境がよくないと劣化してしまいます。殻に包まれているので、外見からでは劣化しているかどうかを見極める方法はわかりにくいのが現状です。そのため、卵を割った段階で劣化サインに気づけるよう知識を持っておきましょう。
1.白身と黄身が、既に混ざっている
卵は、本来白身と黄身が混ざり合うことはありません。卵を割ると、透明な白身と、ぷっくりとした黄身が同時に出てきます。しかし、劣化が進んでいる卵の場合、卵を割った段階で白身と黄身が既に混ざっていることがあるのです。
これは、劣化によって黄身を包んでいる卵黄膜が破れることによって起こります。しかし、卵黄膜の破損は新鮮な卵でも起こりえることです。そのため、賞味期限やニオイの確認などを同時に行いましょう。
2.生卵が変色している
卵を割ったときに、卵が変色しているのは危険サインです。卵を割ったとき、白身と黄身が黒っぽく変色しています。黒ずんでいる卵は、火を通しても食べられる状態ではないので、割って変色している場合はすぐに破棄しましょう。
3.悪臭を放っている
卵を割ったとき、卵から悪臭が漂っているときは、卵が劣化しています。
- アンモニア臭
- 温泉卵のような臭い
ウッと鼻を覆いたくなるような臭いが漂ってきている場合は、そのまま袋などに卵を入れて破棄してください。そのままゴミ箱や生ゴミとして処理してしまうと、悪臭が気になってしまいかもしれません。
4.水に浮く
卵の中には、ガスが含まれています。日を追うごとにこのガスが抜けてしまうので、卵は徐々に軽くなり、鮮度が落ちたり腐敗した卵は水に沈めたときに浮いてしまうのです。
水の中で卵が直立している状態は、鮮度が落ち気味になっているもののまだ食べられる状態です。においや白身と黄身の状態をよく見て、食べられそうかを見極めましょう。
新鮮な卵の特徴
新鮮な卵には、以下のような特徴がみられます。
- 卵を水に入れると、横向きで沈む
- 白身と黄身が分かれており、白身と黄身がふっくらしている
- 光に透かして見ると、透き通って見える
- 白身が少し白っぽくなっている
新鮮な卵の特徴を知り、鮮度抜群の場合は卵かけご飯や納豆と卵を会えるのもよいですね。
まとめ
卵は、四季によって劣化する速度が異なります。賞味期限をしっかりとチェックし、卵を割ったときに違和感がないかを見て、安心安全な卵を料理で使用しましょう。