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空気清浄機に効果はあるの?
空気清浄機は機種によって違いもありますが、様々な効果を得ることができます。では、具体的にどのような効果があるのかみてみましょう。
ほこりやウイルスの除去
空気清浄機は一般的なハウスダストや病気の原因となるウイルスを除去することができ、アレルギーや風邪、インフルエンザなどを予防できます。
除去できるほこりの大きさは機種によって異なりますが、一般的なハウスダストならどの機種でも除去することが可能です。ダニやダニの死骸、ペットのフケや粉じんなど、目に見えない大きさなものにも効果があります。
ペットの臭いや生活臭の軽減
空気清浄機は、ペットの匂いや生活臭を除去し、臭いの無いクリーンな空間を作りだすことができます。室内でペットを飼っている家は、きちんとお風呂に入れていても少し獣臭がするものですが、空気清浄機は気になる臭いを軽減することができます。
そのほか、家で焼き肉や鍋などをしたときの肉臭さや煙臭さ、タバコの臭いなど、不快な臭いを緩和する効果があるのです。
部屋の湿度を調節
空気清浄機には加湿機能が付いているものもあり、部屋の湿度を快適にコントロールすることが可能です。冬は暖房を使い部屋の中が乾燥しがちですが、丁度良い湿度に保つことができます。また、ジメジメとした梅雨の季節は湿度を低めに設定しておくと、サラッと快適な空気に保つことができるでしょう。
花粉を除去してくれる
以下で空気清浄機を置くオススメの場所をご紹介しますが、花粉を取り除きたいなら玄関に置きましょう。なぜなら、花粉は外出中に服や髪に付着しますが、そのまま花粉を持ち込まないようにするためです。
家に入る前に花粉を払い落とすことはもちろん、玄関に空気清浄機を設置しておくことでより効果的に花粉の侵入を防げます。外で花粉の症状に悩まされるのは仕方ない部分は多いですが、自宅の中だからこそ落ち着ける空間を心がけたいですね。
空気清浄機の効果的な使い方・置き方
空気清浄機は普通に使うだけでも効果を実感できますが、より高い効果を求めるなら使い方や置き方に一工夫するのがおすすめです。では、どのような方法があるのかみてみましょう。
広々としたスペースに置く
空気清浄機は掃除機のように吸引力があるわけではないため、吸気口がたっぷりと空気を吸い込める広々としたスペースに置くのがベストです。空気が停滞している部屋の隅や家具と家具の隙間などに置いても、空気が吸い込めず上手に空気が循環できません。
おすすめの場所は部屋の出入り口で、床にたまっていたほこりも人の出入りで舞い上がり、空気清浄機がキャッチしやすくなります。
扇風機やエアコンと併用する
空気清浄機は空気を吸い込まないことには空気を清浄できませんが、空気清浄機には十分に部屋の空気を循環させるパワーはありません。そのため、扇風機やエアコンで部屋の空気を循環させ、空気清浄機が空気を吸い込みやすい環境を作るとよいでしょう。
併用する時の空気清浄機の置き場所としては、扇風機と併用する時は扇風機の反対側の対角線上、冷房と併用する時はエアコンの真下、暖房と併用する時はエアコンの反対側に離して置きましょう。
24時間フル稼働させる
空気清浄機は、部屋に人がいない時でも24時間フル稼働させるのが正しい使い方です。空気清浄機は吸気力が弱いため、部屋の空気をきれいにするには時間がかかります。そのため、人がいるときだけ使っていても本来の効果を得ることはできません。
部屋全体の空気を清浄に保つためには、24時間運転させましょう。24時間フル稼働させても、電気代は1ヶ月200円程なので、経済的な負担もそれほど大きくありません。
季節や状況によって置き場所を変える
上の花粉対策でもご紹介しましたが、玄関に置くのもオススメです。そのほかタバコを吸われるご家庭であれば、高い位置に空気清浄機を設置すると、嫌な空気を吸ってくれます。
また、赤ちゃんのいるご家庭であれば、床上30cmを綺麗にするよう心がけましょう。埃や花粉というのは人の往来があるだけで自然と舞っています。特に小さなお子さんが這ったり、寝転んだりする高さは大人の感じにくい埃でいっぱいなので、子供がいる高さに合わせて空気清浄機を設置すると良いでしょう。
空気清浄機の効果がなくなるNG行為
空気清浄機は正しく使えば効果がアップするものの、NG行為をすれば効果も半減してしまいます。では、どのような行為がダメなのかみてみましょう。
フィルターが汚れている
空気清浄機はハウスダストやほこりをフィルターでろ過し、正常にした後部屋へ放出します。使うほどにフィルターには汚れがたまっていきますが、そのまま使い続けているとフィルターが目詰まりを起こし正しく機能できなくなります。たまったほこりにウイルスやカビが増殖し、不衛生になる可能性もあるでしょう。
フィルターは2週間に1回のペースで掃除し、定期的に交換するのが鉄則です。
部屋のサイズに合わない空気清浄機を使う
空気清浄機には適応範囲があり、部屋の大きさに合ったものを使わないと効果を得ることができません。部屋の大きさよりも適用範囲が大きいものを使用するのは問題ありませんが、部屋の大きさよりも適用範囲が小さいものは、十分に空気を清浄するのは難しくなります。
また、空気清浄機を目立たせたくないからといって、部屋の隅に押し遣るのもNG。多少人目についても空気をきれいにするとより快適な空間になりますので、部屋の中央に置くぐらいの気持ちで置いてください。
部屋の掃除をしていない
空気清浄機は部屋の空気をきれいにするものですが、床に落ちてしまったほこりやハウスダストを吸い取ることはできません。空気清浄機があるから部屋が汚れないだろうと掃除を怠っていると、床にほこりがどんどん溜まってしまいます。
人の動きでほこりが舞い上がり、アレルギーを引き起こしてしまうことも否めません。床掃除をしっかり行いましょう。
効果が期待できるおすすめの空気清浄機
空気清浄機は色々なメーカーから販売されており、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。ここでは、Amazonで購入可能で、高い効果が期待できるおすすめの空気清浄機を5つご紹介しましょう。
シャーププラズマクラスター
遠くのほこりを吸い寄せて素早く部屋の空気を清浄化できるうえ、ハウスダストやウイルス、PM2.5のような有害物質も除去する高性能な空気清浄機。抗菌・防カビフィルターで清潔な送風が可能で、10年間交換不要なのも人気のポイントです。パネルを外さずに掃除できるなどお手入れも簡単で、機能性と使いやすさを兼ね備えており、ユーザーから高い支持を得ています。
また、室内の空気の状態を把握するセンサーが搭載されており、状態に合わせた風量に調整してくれます。さらに電子パネルで湿度や温度が表示されるほか、24時間ごとの電気代の目安を教えてくれます。空気清浄機の移動に便利なキャスターだけでなく、ストッパーもついているので移動や設置が手軽に行えます。
パナソニックナノイー
[exclude_feed feed=”rss2″]また製品名にも採用された「ナノイー」は微粒子イオンを指しています。ナノサイズの微粒子イオンで花粉やアレルゲンの抑制、脱臭が行える空気清浄機です。スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサという主要な4種類の花粉を1年中抑えることができ、花粉の季節も快適に過ごせます。
本体の下部にも吸気口が設置されているため、床に溜まったほこりやハウスダストも吸引できます。本体の下から空気を吸い込み、上からきれいな空気を排出するため、効果的な空気の循環を実現。さらにフィルターには、臭いの吸着に優れた粒状の活性炭を使用しており、高い脱臭性能もあります。
お手入れも簡単で、普段のお手入れはプレフィルターを掃除機で掃除するだけです。エコナビ搭載で無駄な稼働を防げるので、電気代を節約したい人にぴったりです。
日立加湿空気清浄機
スピーディーに浄化できるのが特徴の空気清浄機で、8畳の部屋なら7分できれいになります。ウイルスや浮遊カビを抑制したり、窒素系、アルデヒド系、酸系など様々なタイプの臭いを脱臭できるのも魅力です。
自動お掃除機能付きで、プレフィルターの掃除もしてくれます。できるだけお手入れが簡単なものが良い人におすすめです。また、加湿機能付きで部屋の湿度も快適に保てます。
ダイキン空気清浄機
コンパクトなサイズなのにハイスペックな機能がついたこちらの空気清浄機は、8畳ほどのスペースであれば約7分で空気を浄化すると言われています。高い脱臭力を誇るストリーマーと有害物質を抑制するアクティブプラズマイオンで、部屋の空気を清浄に保ちます。
さらに注目すべきはプレフィルター。自動おそうじユニットが搭載され、上下に動くブラシがフィルターに付着した埃を除去。掃除後の埃はダストボックスにたまりますが、おおよそ1年に1回すてるだけでOKなのも嬉しいですね。また稼働時は静かな運転音で、赤ちゃんがいる家庭にもおすすめです。
空気清浄機を効果的に使って生活の質を上げよう
空気清浄機の効果や正しい使い方についてご説明しましたが、置く場所に気をつけたり扇風機やエアコンと併用したりすることで、効果がアップするという事ですね。毎年花粉症に悩まされている人や、ハウスダストによるアレルギー症状に困っている人は、空気清浄機を毎日の生活に取り入れ生活の質を上げてみてはいかがでしょう。