こたつ使用時にやってはいけないNG行為10選!知らないと火事の原因に?

こたつにみかん

日本の冬の定番であるこたつは、気温に応じて温度を調節できる非常に便利なアイテムです。しかし、間違った使い方を続けると、予期せぬトラブルが発生する恐れがあります。日常の使用方法を見直し、安全上のリスクがないか確認してみましょう。

日本の冬の定番『こたつ』

日本家屋

冬になると、多くの日本の家庭でこたつが活躍します。単身者から大人数の家族まで使用できる様々なサイズがあり、冬の寒さを和らげる魅力的なアイテムです。ただし、誤った使い方をするとトラブルの原因になるので、注意が必要です。

コタツ使用で絶対に避けたいNG行為10選

こたつを使う際に避けるべきNG行動は、次のようになります。

1.こたつを長時間つけっぱなしにする

こたつは、冷えた手足を温めるのに適した温度をキープする能力がありますが、長時間連続して使用し続けるのは避けるべきです。電熱部分が過熱し、発火するリスクがあるため、短い外出や休憩時にはこたつのスイッチを切ることが大切です。これにより、火災の予防と節電にもつながります。

2.こたつで寝る

こたつで寝る女性

こたつは温かく、つい居眠りしてしまうことがありますが、こたつで寝るのはリスクが伴います。

  • 低温やけどの可能性
  • 脱水症状や心筋梗塞、脳梗塞のリスク増加
  • 発汗による風邪のリスク
  • こたつから出る際の温度差で脳貧血の可能性

こたつは便利ですが、正しい使い方を心がけることが重要です。

3.こたつの中で衣服を乾燥させる

冬場は洗濯物が乾きにくいことが多く、こたつの中で衣服を乾かすことがありますが、これは避けるべきです。こたつの中で衣服を乾かすと、衣類に熱がこもり、発火の危険性があります。乾かない衣類は室内干しなど、安全な方法で乾燥させましょう。

4.こたつの掃除を怠る

埃をかぶったこたつのヒーター部分

こたつを長期間使用すると、ヒーターやコンセント部分に汚れが蓄積します。ホコリや髪の毛などの汚れを放置すると、発火のリスクが高まります。こたつを出した時や片づける時は、掃除の絶好の機会です。掃除機で汚れを吸い取り、清潔に保ちましょう。

5.電源コードをこたつの足で踏む

意外と多いのが、こたつの脚で電源コードを踏んでしまう行為です。このようにしてしまうと、電源コードが内部で断線し、こたつが使えなくなる場合があります。さらに、断線したままの状態で放置すると、火花を散らして火災に繋がる可能性もあります。

6.電源の入ったこたつの中に布団を押し込む

こたつの中に布団を押し込む行為も危険です。布団がヒーター部分に触れると、過熱して火事の原因になることがあります。また、座椅子をこたつの中に入れることにより、布団が中に押し込まれてヒーターに当たることで火災が発生することもあります。

こたつを使用している時は、布団が内部に入らないように注意し、使用後はこたつ内を換気するため布団を上げておくことが大切です。

7.スマートスピーカーでの遠隔操作

スマートスピーカーを用いてこたつの電源を遠隔操作する行為は、意外と知られていない危険なタブーです。これは電気用品安全法に違反する可能性があり、特に暖房器具を不注意に使うことは火災のリスクを高めます。

遠隔操作では布団がかかっているか、周囲に可燃物がないかなどの安全確認ができないため、スマートスピーカーを使った遠隔操作は避け、直接手でスイッチを操作することが推奨されます。安全第一でこたつを使いましょう。

8.傷んでいる電源コードを使用する

こたつは主に冬に使われるため、コードは長い間使用されないことが多く、使い始めると劣化に気付きやすいです。劣化したコードは、少しの衝撃でさらに損傷し、危険です。痛んだコードを使い続けることは、こたつの故障や安全上のリスクに繋がります。

9.こたつコードを通行路に放置する

こたつのコードは太くて長いため、通行路に放置するとつまずきやすくなります。特に小さな子供や高齢者がいる家庭では、つまずいて転倒し、怪我をする恐れがあります。こたつのコードは人の通り道から離して設置し、安全に注意しましょう。

10.ペットのいる家庭での注意点

ペットがいる家庭では、こたつ使用時に特に気をつける必要があります。ペットがコードを噛むことで感電する危険性があり、また、コードが損傷すると火災の原因にもなり得ます。加えて、露出したコードは発火しやすいため、ペットがいる場合は長時間のこたつ使用を避け、使用しない時はコードを保護することが重要です。

こたつの使用における注意事項

こたつで温まる親子

こたつの中で暖を取る際には以下の点に注意しましょう。

  • 全身をこたつに入れない…こたつから出たときの体の負担を減らすため
  • ミカンやお茶、白湯で水分補給を心がける
  • こたつで衣服を乾かさない、定期的なメンテナンスを行う…火災予防
  • 長時間こたつに入りっぱなしにならない…低温やけどなどのリスク軽減

こたつは冷えた体を温めるのに役立つアイテムですが、間違った使い方は健康リスクを招きます。安全に使用し、冬を暖かく乗り切りましょう。

こたつの誤った使用は、子供や高齢者だけでなく大人にも起こり得ます。「ちょっとだけ」という気持ちがトラブルを引き起こすことがあるので、安全な使用を徹底しましょう。

まとめ

こたつは、冬の寒さを和らげるために重宝するアイテムですが、正しい使用方法を守ることが重要です。安全面を考慮し、こたつを適切に使用して、冬の寒さを快適に過ごしましょう。こたつの正しい使い方を理解し、冷えた体を安全に温めながら、楽しい冬のひとときを過ごすことができます。

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