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『不幸体質』の人は自分で自分を不幸にしている可能性大!
「最近、気分が落ち込むことが多いな」「嫌なことばかり起きている気がする」と気持ちが落ち込んだり鬱々とした気分になっていませんか。
自分の周りが不幸だと感じる場合、自分の置かれている状況や周りとの人間関係などが大きく影響しています。しかし、その状態に「不幸」を見出しているのは自分自身でもあります。
もちろん、自分の置かれている状況や環境に対して、不満や不平を持つことは悪いことではありません。その心理自体は、自分の感情と素直に向き合っているのですから。
しかし、あまりにもネガティブなことばかりに目を向けていると、自分で自分を不幸に陥れてしまう『不幸体質』になってしまう恐れがあります。
自分で自分を不幸にしている『絶対NG行為』5選
人は誰しもネガティブ思考を持っている生き物です。しかし、あまりにも行き過ぎてしまうと自分で自分を不幸にしかねません。ここでは、自分で自分を不幸にしてしまう「するべきではない考え方」を紹介します。
1.自分の短所ばかりに着目してしまう
自分ができたことよりも自分ができなかったことに着目してしまう癖を持つ人は、非常に多いです。つい短所ばかりが目についてしまうと、「自分はダメな人間だ」と劣等感や自己嫌悪に陥りやすくなります。
短所ばかりに着目して落ち込む習慣がついてしまうと、ネガティブ思考が癖になり不幸体質に陥ってしまいます。
しかし、できないことばかりじゃないはずです。できたことや役に立ったこと、頑張ったことなど、自分を褒めてあげられる部分は思い返してみると多くあることでしょう。
2.「もっと頑張らないと」と思い込む完璧主義
完璧主義な人は、すでに頑張っているにも関わらず「もっと頑張らないと」と気を張ってしまう傾向があります。しかし、どんなに有能な人でも限界はあることを忘れてはいけません。
また、完璧主義で真面目な人は、自分が些細なミスを1つでも起こしてしまうと、人並み以上に落ち込んだり猛省したりする傾向が見られます。
このような考え方が習慣化してしまうと、ある日突然、気分が落ち込んでしまったり、無気力状態に陥ったり、小さな失敗から自己嫌悪に陥りやすくなってしまうのです。
3.誰か特定の人に対して依存する
周りにいる特定の誰かに対して依存していると思うことはありませんか。「この人がいないと精神的に不安になってしまう」「この人が他の人と仲良く話しているのを見るとモヤモヤする」という感情が働く場合、その人への依存度が高まっているかもしれません。
このように特定の誰かに対する依存度が高まってしまうと、その感情に対して自己嫌悪を抱きやすくなったり、不要な不安や苛つきを感じなければいけなくなります。
精神的に不安定な状況は、自己肯定感を下げたり自己嫌悪に陥る主な原因です。「自分」を強く維持するためにも、依存対象は作らないほうが安心です。
4.他人と自分を比べる習慣がついている
人は誰しも周囲と自分を比較したがる生き物です。置かれている状況や生活環境、仕事ぶり、金銭面など、さまざまな部分で比較する習慣がついている人もいるでしょう。
しかし、他人と自分は考え方も価値観も望むものも全てが異なります。他人と自分を比較して自己嫌悪に陥ったり、自分を否定したりする考え方は、正直言って全く意味がありません。
他人と自分を比較する行為は自然的に行ってしまう習慣だとしても、そこから自分を貶めるのではなく、「自分は自分」とあらためて自分の意思を再確認するきっかけにすると良いでしょう。
5.他人からの「利」を待つだけ
「愛されたい」という気持ちが強い人は、2パターンに分かれます。1つは自分からも愛を送り愛を返される人、もう1つは自分は待つだけで愛が一向に送られてこない人です。
他人からの愛情や利益だけを望み、自分から行動しないという姿勢は何も生み出しません。ただ「愛されたい」「自分を見てほしい」という欲求だけはあるため、他人からのアクションがないと「自分は愛されていない」「望まれていない」と悲観的になりがちです。
もしも他人とより不快コミュニケーションを築きたいのであれば、自分から行動を起こすことも大事です。何事もアクションを起こさなければスタートラインにも立てません。
ポジティブ思考が幸福体質への鍵!改善する方法は?
常にネガティブな考えに行き着く行為や考え方が習慣化している場合、つい自己嫌悪に陥ったり、自己肯定感が下がったりしてしまいます。
ポジティブ思考を身につけられるよう考え方や習慣を見直すことで、少しずつ不幸体質を改善することができるでしょう。
- 反省は簡単に!短所も受け入れて長所を伸ばす方向へシフトチェンジ
- 今日自分が頑張ったことやできたことを書き出してみる
- 他人からの感謝や賛辞は素直に受け入れる
- 自分の許容量を把握して頑張りすぎないことを意識する
- 「自分」と向き合って他人への依存度を下げる
- 早めに就寝して心身ともに休む時間を長く取る
主な改善方法は「自分で自分を肯定してあげること」です。大きな長所ではなく、日々小さな頑張ったことやできたこと、嬉しかったことなどを思い返すことで、少しずつ自己肯定感を高めることができます。
また、真面目な人や完璧主義な人ほどネガティブ志向に陥りやすい傾向があります。反省するときは「どんな行動や過程がダメだったのか」を把握する程度にし、長所を伸ばす方向に考え方を変えてみましょう。
自分を導くのは自分自身!「私」を肯定してあげよう
いかがでしたか。自分を肯定したりポジティブ思考を身につけることは簡単ではありませんよね。しかし、自分を導くのは自分自身です。毎日少しずつ「私」を肯定してあげる習慣を身につけることで、少しずつポジティブな考え方できるようになりますよ。