目次
室内の湿度、どれくらいが適切?
室内の湿度は、通年気をつけておきたいポイントです。乾燥は細菌などの繁殖を促し、高い湿度はカビの繁殖と不快指数の増加の原因につながります。まずは、適切な室内の湿度を知っておきましょう。
- 目安となる室内の湿度…40~60%
真夏と真冬では若干湿度の目安が異なるので、常に50%くらいに保っておけば安心です。
加湿器を使うべき『4つのサイン』
乾燥は感染症をまん延させる元になるので、乾燥サインは見落としたくないですよね。どのような状態になっていると、加湿器を使用すべきなのかをまとめました。
1.室内の湿度が30%を切っている
室内の湿度が30%を切っている状態だと、空気の乾燥が気になり始めます。加湿を怠ってしまうと、空気がどんどん乾燥してしまうので注意しましょう。
特に冬場は、加湿を怠ってしまうと空気がすぐに乾燥してしまいます。湿度計を使用し、効率よく加湿しましょう。
2.乾燥に伴う身体の異変が気になるとき
身体に下記のような異変を感じている場合は、加湿器が使用しましょう。
- 肌のかさつき、粉ふきなどを乾燥サインが出ている
- のどの張り付き、イガイガなどの乾燥による異変
- 髪の毛のパサつきなど
乾燥を防げば、身体への負荷を抑えることが可能です。加湿器の使い方をマスターすれば、特に冬場は快適に過ごしやすくなります。
3.適切な室温なのに寒さを感じる
室温を計ってみると20度を超えているにもかかわらず、なんだか肌寒い…。こういった場合も、湿度が下がっている可能性があります。
適切な湿度を保っている状態と湿度が低い状態を比較すると、体感温度は1~2度違っています。室温が十分あるときに寒気を感じる場合は、湿度に注目してみましょう。
4.使用すべき時期を見極める
加湿器を特に使用する時期は、10月~3月くらいの寒い時期です。昨今の気候変動や住んでいる場所によって、寒さを感じる時期は異なります。そのため、寒くなる前段階から定期的に湿度を計測しておく習慣を持つのがおすすめです。
加湿器を使った効果的な加湿方法とは
加湿器を使用した効率的な加湿方法は、以下の通りです。
- リビング…部屋の中央、床から30cm以上高い場所
- 寝室…エアコンの近くかつ、真下ではない場所
- ワンルーム…床から30cm以上離した場所(小型の加湿器の場合)
加湿器を使用するときは、設置場所に注意しましょう。加湿器をうまく使いこなして、室内をしっかりと加湿してくださいね。
まとめ
加湿器を使用しないままだと、室内がどんどん乾燥してしまう恐れがあります。適切な湿度を保つためにも、加湿器を有効活用しましょう。