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お弁当に入れるべきではない具材の特徴
お弁当には、入れてはいけない食材があります。
- 生もの・半生状のもの
- 一度口をつけたもの、口をつけた箸でつかんだもの
- マヨネーズなど、劣化しやすい食材
- 溶けて形状が変わってしまうものなど
お弁当に入れるべきではない食材を入れてしまうと、食中毒になる可能性が高まってしまいます。
お弁当に入れるべきではない『6つの食べ物』
お弁当に入れるべきではない食べ物は、以下の通りです。
1.半熟卵
半熟卵は、独特のとろりとした食感が特徴です。しかし、下記のような理由で半熟卵はお弁当には不向きといえます。
- 黄身の部分で、細菌が繫殖しやすい
- お弁当内の温度に半熟部分が耐えられず、劣化し始める
半熟卵をお弁当に入れると、サルモネラ菌が繁殖する恐れがあるので入れるべきではありません。
2.ポテトサラダ
ポテトサラダはよくお弁当に入っているイメージですが、本来入れるべきではない食材です。
- 加熱していないハム
- 生のキュウリやたまねぎ
- 水分が多い
上記のような理由で、ポテトサラダは細菌が繁殖しやすく劣化しやすい食材といえます。お弁当は冷蔵庫に入れて保存できるわけではないケースが多いので、できるだけお弁当には入れないようにしましょう。
3.生野菜
生野菜は、劣化しやすい食材なのでお弁当に入れるのは不向きです。
- 千切り野菜
- レタス
- カットフルーツなど
生野菜などの生ものを入れてしまうと、お弁当が劣化しやすくなります。細菌の発生も不安視されるので、生の状態の野菜や果物はお弁当に入れるべきではありません。
4.煮物
しっかり火を通していたとしても、煮物類はお弁当に入れないようにしましょう。
- 水分が多い
- じゃがいもなどのイモ類のでんぷんは、劣化しやすい
水分を完全に切るのは、難しい可能性が高いです。水分をそのままにしてしまうと劣化を速めてしまうので、どうしても煮物を入れる場合は鰹節やすりごまをまぶして水分が出ないよう工夫しましょう。
5.汁物
味噌汁などの汁ものを、専用の容器に入れないままお弁当として持ち歩くのはよくありません。
- 汁物は傷みやすい
- 豆腐など、劣化しやすい食材を含んでいることが多い
汁物をお弁当に添えたい場合は、専用容器を使用しましょう。
6.混ぜごはん
混ぜごはんはお惣菜などでも販売されているので、お弁当にもピッタリと思いやすいですが、実はそうではありません。
- 具から水分が出てくるため
- 野菜の水分は、劣化しやすい
特に夏場は要注意!混ぜごはんではなく、通常の白米を持ち歩き、ふりかけなどで味変しましょう。
お弁当にはなにを入れるのがベスト?
お弁当を劣化させないための勧めの食材は、以下のものがあります。
- 梅干し、梅和え
- 酢の物
- きんぴらごぼうなど、水分が少ない炒め物
- しっかりと火を通したもの
- 冷凍食品…自然解凍可なもの
お弁当を劣化させないためには、抗菌効果がある食材を使用するのが一番です。
まとめ
お弁当に入れるべきではない食材を入れてしまうと、劣化の原因につながります。食中毒にならないためにも、劣化しやすい食材と劣化を抑える効果を持つ食材双方を把握しておきましょう。