年始の挨拶における『6つのタブー』 使うべきではない言葉やすべきではない行動とは?

年始にしてはいけない挨拶とは

間もなくやってくる新年、皆さんはお世話になっている方々に挨拶しに行く予定はありますか。年始の挨拶こそ礼儀作法に気をつけて、お互いに気持ちの良い挨拶がしたいですよね。この記事では、年始の挨拶におけるタブーを紹介します。

新しい年を迎えるときは挨拶の礼儀作法を意識しよう

新年にすべき挨拶とは

新年を迎えると、ご近所や親戚などお世話になっている方々に挨拶回りをするご家庭も多いでしょう。新しい年も親しい関係を続けていく上で、新年の挨拶は大切な行事です。

しかし、年初めの挨拶だからこそ、きちんと礼儀作法や相手への配慮を忘れてはいけません。新年早々、相手に不快な思いをさせたり負担をかけたり、無礼な行為は慎むよう気をつけましょう。

年始の挨拶における『6つのタブー』

年始にしてはいけない挨拶とは

年始の挨拶に向かう際は、相手に負担をかけたり不快な思いをさせたりしないよう、基本的な礼儀作法やマナーを押さえておくことが大切です。ここでは、年始の挨拶におけるタブー行為を紹介します。

1.連絡なしで年始の挨拶に訪れる

年始の挨拶に向かう際は、事前に連絡するのが最低限のマナーです。連絡せずに突然押しかけられてしまっても、相手方は迎える準備ができていません。

また、年始は時間帯やタイミングによっては親族で集まっていたり、家の用事で忙しいご家庭も多くあります。「今、突然来られても…」と新年早々、相手を困らせてしまう行いは慎みましょう。

2.午前中に挨拶に訪れる

多くのご家庭がお正月の午前中はのんびり過ごしたいと考えているのではないでしょうか。実際、行動するのは午後から、と計画を立てているご家庭も多いですよね。

そんな中、突然午前中に年始の挨拶にやって来てしまうと、「化粧もしてないし身だしなみも整えていない」「せっかくのんびりしていたのに…」と相手を困らせてしまう恐れがあります。

どうしても午前中に挨拶に訪れたい場合は、事前に「◯時頃に伺っても大丈夫ですか」と連絡を入れておきましょう。

3.喪中の相手に対して年始の挨拶をする

年始の挨拶回りをする際は、相手が喪中でないかどうか確かめておくことも重要です。喪中の相手に対して知らなかったとはいえ「明けましておめでとうございます」と挨拶する行為は、相手に配慮がなく失礼に当たります。

もしも年始に挨拶だけしておきたいという場合は、喪中の相手には喪中見舞いという形で挨拶に伺うと良いでしょう。その際はお祝いの言葉を口にしないよう気をつけてください。

4.長々と立ち話してしまう

お正月はのんびり過ごしたい方もいれば、親族で集まる用事があり忙しいというご家庭もあります。そんな中、年始の挨拶に訪れて長々と立ち話に付き合わせてしまうのは、相手を困らせてしまいます。

年始の挨拶はなるべく短く切り上げて、相手に負担をかけないよう配慮することが大切です。年始の挨拶と本年も親しい付き合いをお願いしたい旨を伝え、なるべく早く立ち去りましょう。

5.縁起の悪い話題を出す

年始の挨拶に伺う際、少し世間話をする機会がある方も多いでしょう。しかし、その際に縁起の悪い話題を出す行為はご法度です。

新年の挨拶は年が明けたことを祝う目的もあります。そんなおめでたい場に新年早々、縁起の悪い話題を出す行為は慎んでください。なるべく明るい話題を心がけましょう。

6.忌み言葉を使う

年賀状を書く際も忌み言葉には注意しないといけませんが、年始の挨拶時にも忌み言葉はなるべく避けるよう心がけてください。

  • 去る
  • 失う
  • 病む
  • 破れる
  • 絶望
  • 絶える

このような不穏な空気を感じさせる言葉が忌み言葉に含まれます。新年の挨拶はおめでたい場でもあるので、忌み言葉は使わず、どうしてもこのような意味合いの言葉を使わなければいけない状況では、言い換え表現を用いましょう。

祝いの場でもある年始の挨拶こそ礼儀作法に気をつけて

いかがでしたか。年始の挨拶は、挨拶するお相手と1年の始まりを祝う場でもあります。今回紹介したようなNG行為には気をつけて、礼儀作法や相手に配慮する心遣いを忘れないようにしましょう。

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