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納豆に関する知識、本当に正しい?
納豆は、日本人が幼少期から慣れ親しんでいる食材の一種です。発酵食品であり、特有の粘りと香りを持っています。ナットウキナーゼという成分を含んでいて体によいという知識があるものの、正しい食べ方などに関する知識はぼやけているという人も多い食材です。
今回は、納豆に関する正しい知識をご紹介します。新しい知識を増やして、納豆をより効率よく摂取しましょう。
納豆に関する『正しい知識』4選
納豆に関する正しい知識は、以下の通りです。
1.冷たいままの状態で食べる
納豆は常温やそれ以上温度にしてしまうと、以下のようなことが起きます。
- かき混ぜても思うように粘り気が出ない
- 加熱することによって、栄養を損なう
- 温度が上がることにって、納豆独特のニオイが立ち込めやすくなる
できるだけ、納豆は冷蔵庫から出してすぐに開封して食べ始めましょう。納豆が持つ独特なニオイが強くなってしまうと、納豆が好きであっても食べにくさを感じやすくなってしまうかもしれません。
2.しっかりとかき混ぜて食べる
納豆は、目安として50~100回ほど混ぜて食べるのがおすすめです。
- 納豆の粒と粘り気のバランスが取れている
- 粘り気にうま味身があるので、混ぜないまま食べるとおいしさが半減しやすい
- 混ぜすぎると豆が崩れてしまい、豆の食感や苦みを感じにくくなってしまう
混ぜすぎやまったく混ぜないといった行動は控え、自分好みの状態にしっかりとかき混ぜてから納豆を食べましょう。
3.栄養価がアップするものと併せて食べる
納豆と一緒に食べることで、納豆や混ぜ込む食材の栄養をさらに吸収しやすくなることがあります。納豆と一緒に食べるべきおすすめの食材、以下の通りです。
- ネギ
- ミョウガなどの薬味類
- 発酵食品…キムチ・漬物など
- 鮭など
納豆が持つ栄養成分だけでなく、ほかの食材の栄養も一緒に摂取して栄養価の高い食事を目指しましょう。
4.かき混ぜた後でタレを入れる
納豆のタレ、混ぜる前と後どちらに入れていますか?実は、タレは後入れしたほうがよいのです!
- タレは水分が多いので、最初に入れてしまうとうまく粘り気が出ない可能性がある
- 全体的にべたっとした仕上がりになりやすい
- 納豆そのもののうま味を感じやすい
かき混ぜる前にタレを入れても、栄養価に違いはありません。比較的あっさりとした仕上がりになるので、あっさりテイストの納豆を食べたい人はタレを先に入れてしまうのもアリ!
納豆にすべきではない行動
納豆にすべきではない行動は、以下のものはあります。
- 加熱調理
- アツアツのごはんの上に乗せる
- 賞味期限を大幅に超えたものを食べる
- 薬の飲み合わせを確認しないまま、納豆を食べる
納豆の栄養は熱に弱いので、加熱調理や熱いごはんにかけて食べるのは厳禁です。また、処方されている薬の種類によっては、体に異変をきたしてしまう恐れがあります。その点に関しては主治医から指導があるので、しっかりと把握しておきましょう。
まとめ
納豆の正しい知識を持つことで、納豆をより一層美味しく食べやすくなります。それだけでなく栄養も効率よく吸収しやすくなるので、正しい食べ方を身につけておきましょう。