お肉を切ったまな板、他の食材で使っても大丈夫? 考えられる悪影響とやるべき対処法とは

まな板の上に置かれた生肉とハーブ

毎日のお料理で、まな板を使用することは多くあるでしょう。その中でも、お肉の調理を行った後は要注意!野菜類を切った後と同じように、中性洗剤だけで洗ってしまと、まな板に細菌が残ってしまう可能性があります。使った後のまな板を継続使用するとどうなるのかをチェックし、正しいメンテナンス方法を身につけましょう。

お肉を切ったまな板、他の食材で使っても大丈夫?

冷凍豚肉が置かれた木製まな板を持つ女性

お肉を切ったまな板、どのまま使用しても大丈夫なのか心配ですよね。お肉は野菜とは違って菌の繁殖などの面が不安視されます。お肉を切ったまな板を継続使用すると、どのような悪影響が出る可能性があるのでしょうか?

お肉を切ったまな板を継続使用すると考えられる悪影響

台の上の木製のまな板と包丁

お肉を切ったまな板を継続使用すると、以下のようなことが起きる可能性が高いです。

お肉にはもともと細菌が付着している可能性がある

お肉は目に見えない細菌が付着していつことが多いので、お肉を切り分けるときまな板に細菌が付着してしまう可能性は非常に高いです。そのまま継続使用すると、ほかの食材に細菌が付着する恐れがあるので、体調不良を招くリスクが増します。

劣化していないお肉であれば、菌が繁殖しているためまな板にのせてしまうのは非常に危険!菌が繁殖しないためにも、お肉を切ったまな板はできるだけ早くきれいに洗うのがおすすめです。

水洗いやお湯での洗い流しだけでは、清潔にならないかも

お肉を切った後にまな板の洗い方が甘いと、雑菌を落としきれずまな板上で菌が繁殖する可能性が高いです。細菌は目視できるものではないので、お肉の血液や肉片だけを洗い流せば安全と思い込みやすいのも注意すべき点といえます。

また、野菜を切ったときと同じように水洗いだけでお肉の雑菌を落とそうとするのはNG。雑菌が落としきれない可能性が高いです。また、お湯で雑菌を洗い流そうとするのもよくありません。お湯の場合、お肉の脂肪が白く固まるためさらに汚れが落としにくくなってしまいます。

毎日食器洗い洗剤で洗っていても、お肉を切ったまな板は危険

毎日食器洗い洗剤でまな板を洗っておけば、お肉を切ったとしてもお肉の細菌がこびりつかずに洗い流せるというのは、間違った認識です。中性洗剤ではお肉の雑菌を洗い流すのが難しい可能性が高いため、特別な処理を行っていない場合はまな板に菌が残ってしまいます。

まな板でお肉を切った後にやるべき対処法

まな板のそうじ

まな板でお肉を切った後にすべき対処方法は、以下の通りです。

  • 水洗いをして、肉片や血液を落とす
  • 通常使用している食器洗い洗剤で、まな板をしっかりと洗う
  • 食器洗い専用の漂白剤を使用して、しっかりと除菌する
  • 漂白剤の成分がまな板に残らないよう、よくすすいで乾燥させる

まな板は直接食材が接するものなので、できる限り清潔で安全なものを使用しましょう。生のお肉を切った場合は、特に入念なメンテナンスを行う必要があります。

まとめ

まな板でお肉を切ったら、通常よりも入念なメンテナンスを行う必要があります。食中毒を招かないためにも、しっかりと殺菌しましょう。

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