『最も人口が少ない都道府県』ワースト5 減少している理由とは?

人口減少

日本は昨今、人口が減少している傾向があります。どうして人口が減り続けているのか、原因をチェックしてみましょう。今回は、全国的にも人口が減っている場所をランキング形式にまとめました。特に人口が減少している場所が抱えている事情に触れ、人口減少の原因や問題について考えるきっかけにしてみてください。

全国的に人口が減少傾向…どうして?

少子化のイメージ

昨今に日本は、人口が年々減少しています。どうして人口が減少しているのでしょうか?

  • 女性の晩婚化
  • 子どもを持たない選択をする人が増えている…経済的な余裕がなく、子どもを持つ選択ができない
  • 女性の人数の減少
  • 高齢化が進み、亡くなる人が増えているなど

さまざまな原因が重なって、日本人の人口は減少傾向にあります。

『最も人口が少ない都道府県』ワースト5

人口が減っている様子

人口が少ない都道府県は、以下の通りです。ランキング形式でまとめています。

5位.福島県

福島県の人口減少の原因は、以下のものがあります。

  • 若者の都会進出
  • リターンしてくる人が少ない
  • 津波と地震による風評被害や先入観
  • 地震と津波によって発生した原発事故…県外へ避難した人が多く、帰ってこない

福島県は、2011年の東日本大震災で多くの被害を被りました。いまだ立ち入り禁止エリアもあり、原発事故の余波は続いています。

日本全国どこに住んでいても大きな地震に見舞われる可能性はありますが、実際に地震が発生した場所となると移住するのには少し勇気が必要になる可能性が高いです。

4位.新潟県

新潟県の人口が減少している原因は、以下のものがあります。

  • 若者世代の都会進出…UIターンが想像以上に少ない
  • 人口流出により、若い世代の男女の人口バランスがとりにくくなっている…女性の人口が減少
  • 移住者を思うように獲得できていない
  • 高齢化が進んでいる

米どころとして有名な新潟県ですが、若い世代の流出が非常に多くなっています。リターンして子育てをする人も少ないため、人口が減少しやすい状況になっているのです。

3位.静岡県

静岡県の人口が減少している原因は、以下の通りです。

  • 若者の流出が多い
  • 少子高齢化が進んでいる
  • 高齢者数が多いため、死亡者数も多くなりやすい
  • 女性の人口流出が多い…就職・進学・結婚など

温暖で住みやすいとされている静岡県ですが、やはり若い世代の流出が県全体の人口減少につながっています。元気なお年寄りが多くいる反面、高齢になるということはいろいろなリスクを伴うことにもつながります。

2位.兵庫県

兵庫県の人口が減少している原因は、以下の通りです。

  • 若者世代の就職や進学に伴い流出
  • 少子高齢化の深刻化…それに伴う、人工の自然減
  • 兵庫県の近くには大阪府があるため、大きな都市に人口が流れやすい

大都市といえば東京都を想像しがちですが、関西圏では大阪府があります。兵庫県と近いため、東京都まで進出しなくても大きな都市に行けるのは非常に魅力的なポイント!そのため、兵庫県から若い人を中心に人が流れてしまう傾向があるのです。

1位.北海道

北海道の人口減少している原因は、以下の通りです。

  • 若い世代の失業率が高い…ほかの地に移り、再出発を考える人が多くいる
  • 晩婚化・未婚化・晩産化が進んでいる
  • 全国と比較した場合、核家族化が進んでいる…頼る先がないので、子どもを産み育てにくくなる可能性がある

ほかの県でもいえることですが、北海道も少子高齢化が進んでいます。それだけでなく、晩婚化や未婚化が進んでいるとなると、子どもを持たない選択をする人が多くなるので出生率が上がりません。

まとめ

特に人口が減少している場所をピックアップしましたが、日本は全国的に人口が減少しているのが事実です。人口減少に歯止めをかける政策の実施に、期待が高まります。

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