産後にありがちな『夫婦トラブル』6選 離婚の危険性もある事例や円満のコツとは

育児ノイローゼで子供の前で泣き出している母親

子どもを産むということは、女性の体に大きな負荷をかけます。それだけでなく、産後の女性の体内では女性ホルモンの状態が大きく変化するので精神的に不安定になりやすい面もあるので要注意!子育てを伴侶に押し付けてしまうと、離婚危機を迎えてしまうかもしれません。産後離婚しないためにも、NGな行動の種類を把握しておきましょう。

産後のトラブルで離婚危機!

夫婦喧嘩

妊娠と出産は、女性にとって人生の一大イベントといえます。心身をすり減らして大変な思いをする出産後は、体がボロボロになるだけでなくホルモンバランスが大きく変化するため情緒が安定しにくい状態です。

そのため、産後は夫婦で力を併せなければ離婚危機に陥ってしまうかもしれません。

産後にありがちな『夫婦トラブル』6選

夫を見る妻

産後ありがちな夫婦のトラブルは、以下のものがあります。

1.父親になる覚悟が圧倒的に足りない

子どもが生まれるということは、男性は父親になることに直結しています。その覚悟が足りないとなると、夫婦間のトラブルが起こる可能性は高いです。

  • 「男は妊娠と出産がないから、親になるのが遅い」と、妊娠出産を盾にした言い訳をする
  • 「パパと呼ばれないから親の自覚を持ちにくい」と、子どもがしゃべらないことを言い訳材料にする
  • 子どものおむつ交換や着替え、泣いているときの抱っこはしない
  • 子どもの機嫌が悪くなったら「ママがいいみたい」など

父親になったのに、妻に責任を押し付けるような言い訳をして育児参加しないのは非常に印象が悪い行為です。

2.育児を妻に丸投げ

育児そのものを妻に丸投げにするのは、絶対すべきことではありません。

  • 「母乳は出ないから」と、ミルク育児を早々にフェードアウトしたがる
  • 「あやし方がわからない」と、すぐ子どもを妻に引き渡したがる
  • 病院や検診は、混むから行かない

育児のほぼすべてを伴侶一人に背負わせてしまうと、産後の崩壊しかけたメンタルに追い打ちをかけてしまいます。

3.自分の母親が正しいと思い込み、妻の話を無下にする

夫と妻は双方を信じ、ともに育児をするパートナーです。なにかにつけてすぐ自分の母親を頼ろうとすると、非常に印象が悪くなります。

  • 自分の母親はこうしていたと、自分の母親のやり方を押し付ける
  • すぐに母親を頼り、自力で育児の難点に向かい合おうとしない
  • 母親世代の古い育児が正しいと思いこみ、新しい知識を散る入れようとしない

先人の知恵は非常に重要ですが、最新の情報を無視してしまうのはもったいない行動です。

4.仕事を言い訳にして育児から逃げる

仕事をして家族を養うことは、生きていくうえで欠かせない行動です。だからといって、育児から逃げていいわけではありません。育児は仕事とは全く別であり、仕事を言い訳に育児から逃げてしまうと夫婦の溝が生じることが多いです。

仕事と子どもどっちが大事なのか、という小さな問題ではありません。子育てを相手に押し付けてしまうと、産後うつになってしまい親子共倒れになってしまうリスクがあるのです。

5.休日自分だけ十分すぎるほど休む

休日になると、自分だけ十分すぎるほど休んでしまうのは相手の反感を買います。

  • 仕事で疲れているといい、昼まで寝る
  • 仕事で好きなことができるのが休日しかないと言い訳をして、自分だけ趣味を満喫

このような行動を繰り返していると、子どもと伴侶から三下り半を突きつけられてしまいます。

6.家事をしない妻を見下す

なにかと言い訳をして産後間もない妻に育児だけでなく家事まで押し付けてしまうと、夫はいなくてもいいと思われやすいです。

  • 家事は妻の仕事だと思い込む
  • 妻を家政婦のように扱う
  • 家事は妻がやる方がキレイに仕上がるからと、指示だけ出して自分はなにもしない

当事者意識を持つどころか、上から目線の戦力外となると、離婚危機を迎えても不思議ではありません。

産後も円満に過ごすコツ

幸せな家族

産後も円満に過ごすコツは、以下の通りです。

  • 育児を行うことに当事者意識を持ち、子育ては自分がするものとして子どもと接する
  • 相手をいたわり、双方が適度に休息を取ることができる環境を整える
  • 相手の誕生日、子どもの記念日などを大切にする
  • 相手を子どもの親としてみるのではなく、結婚前の気持ちを忘れず大切な人として認識して接する

産後を円満に過ごすためには、相手をいたわり一緒に育児に取り組むことです。わからないことを共有し、一緒に乗り越えていくことで家族の絆が深まり、夫婦の信頼度もアップしますよ。子どもの成長を一緒に喜ぶことができるのは、育児を共に頑張ってきた夫婦の証です。

まとめ

幼い子どもの育児は、仕事をするよりも大変です。特に産後は大変な時期なので、夫婦で手を取り合って、育児に取り組みましょう。

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