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カメムシは家庭に入り込む非常に厄介な害虫のひとつ。秋が近づき寒さが増すと越冬のため室内に侵入してくるケースが増えてきます。
この記事では、家庭でも簡単にできる効果的なカメムシ対策を紹介します。
侵入してきたカメムシはペットボトルで捕獲
一度家に侵入したカメムシを何とかして追い出したい。しかし、カメムシを素手で掴むのは要注意。危機を察したカメムシが悪臭を放つ恐れがあります。そんなときオススメなのが、ペットボトルを使用した捕獲方法です。
SNSなどでもよく見られるペットボトルの口部分を切り落とし、逆さにはめてテープで固定する簡易トラップはカメムシ対策の定番。危機を察したら下に逃げ込むカメムシの習性を利用し、近づけるとおもしろいようにカメムシが吸い寄せられていきます。捕獲したカメムシは、そのまま外に放してしまいましょう。
ペットボトルは身近にあることが多いため、カメムシが見つかった場合、すぐに対応できます。ただし、カメムシは危険を感じると特有の臭いを発生させるため、潰さないようにしてください。
また、ペットボトルで捕獲しやすいのは壁や天井に張り付いている場合。床を歩いているときはティッシュなどでくるんで捕獲しましょう。
窓やドアの隙間を塞ごう
カメムシが家に侵入する主なルートは、窓やドアの隙間です。わずか2mm程度のスキマからでもカメムシたちは侵入してきます。窓やドアの隙間をしっかりと塞ぐことで、カメムシの侵入を防ぎましょう。
窓やドアの隙間をしっかりと塞ぐことは、他の害虫対策においても有効です。隙間があると感じた場合、テープなどで塞ぎましょう。
一度塞いだ後も日数経過で劣化し再び隙間が生じる可能性があります。季節の変わり目など定期的に確認と補修を行うようにしましょう。
ハッカ油や市販の忌避剤もおすすめ
カメムシは特定の匂いに弱く、ハッカ油や市販の忌避剤が効果的です。特にハッカ油は天然成分であるため、小さい子供がいる家庭でも安心して使用できます。また、カメムシ除けに特化した市販の忌避剤も市販されているので、そちらを設置するのも効果的です。
ハッカ油や市販の忌避剤は、手軽に対策を施せるのがメリット。ただし、効果の持続時間や範囲には限りがあります。雨風によって、次第に匂いや成分が薄れてしまうのです。一度、ハッカ油や忌避剤を設置しても定期的に対策を更新しないと効果が薄れてしまい意味を成さなくなります。
カメムシ対策としてハッカ油・忌避剤を使用するときは、一回だけでなく定期的に使用する必要があることを頭に入れておきましょう。
カメムシの侵入に備えよう
今回紹介した対策を上手に組み合わせることで、カメムシによるトラブルを回避できるでしょう。秋になると、カメムシたちは冬を越すため室内に入り込む頻度が増えてきます。
今回の記事を参考に、事前にカメムシに対して備えておきましょう。