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開封済みの食材、賞味期限ギリギリまで大丈夫?
食べ物の袋には、賞味期限が記載されています。期限内までに袋を開封して食べ物を消費するのがベストですが、開封後の食材は賞味期限ギリギリまで大丈夫なのか気になるところ。
今回は、開封済みの食材は賞味期限ギリギリまで食べても倍丈夫なのかをご紹介します。早く消費すべき理由や、正しい保存方法をチェックしましょう!
開封済みの食材は早めに食べたほうがいい理由
開封済みの食材は、賞味期限にとらわれずできるだけ早く消費するに限ります。では、なぜや早めに食材を消費すべきなのでしょうか?
1.食材の劣化が早くなる
袋詰めになっている食材は空気に触れることで、酸化して劣化し始めます。劣化し始めた食材を、復活させることは非常に難しいので、開封後はできるだけ早く食材を消費し着た方が無難!
- 生もの…魚介類・肉類
- 油を使っているもの…お菓子類など
- 乳製品…特に牛乳や生クリームなど
上記のものは、酸化しやすく開封後劣化しやすいので、開封したら賞味期限にとらわれず数日内に消費するよう心がけてください。
2.細菌が食べ物に接触しやすくなる
空気中には、目に見えないさまざまな細菌が浮遊しています。普段人間が吸い込んでも無害な細菌であっても、食材に付着して繁殖することで人体に悪影響を及ぼすものもあるので要注意!
開封済みの食材と空気中に漂う細菌が接触することで、食中毒を起こす可能性があります。冷蔵庫の中でラップをかけて保存していたとしても、食中毒を起こす菌が食材で繁殖することは十分に起こることなので注意してください。
3.手で触れるなどの行為によって、食材に細菌が付着する
手には、空気中同様にいろいろな細菌が付着しています。石鹸で洗ってすぐの手でも、洗い残しがあり無菌状態にするのは不可能に近いため、すぐにいろんなものを触ってしまう子どもの手には、想像以上に菌が付着している可能性大!
手で触れることで、手の細菌が食べ物に移り腐敗が進みやすくなります。開封済みの食材を手で触った場合も、賞味期限関係なく数日で使い切るのが無難です。口をつけたものも、同様に対処しましょう。
開封済みの食材の正しい保存方法
開封済みの食材は、以下のような方法で保存しましょう。
- 高温多湿の場所を避け、できるだけ涼しい場所(冷蔵庫がベスト)で保存する
- お皿に出したものはラップをかけ、袋に入っているものはできる限り密閉する
- 食材の特性を理解し、チルド保存や乾燥防止剤を袋に入れるなどの対処を行う
袋に入っている食材は、開封劣化スピードが増していきます。腐らせてしまわないためにも、正しい保存方法を実行してできるだけ安全に食材を保存しましょう。
まとめ
袋に入っている食材は、開封してしまったら劣化するスピードが増します。賞味期限にとらわれず、開封後はできるだけ早く消費しましょう。