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肉を切ったとのまな板、普通に洗って大丈夫?
肉を切った後のまな板は、そのまま洗うだけで大丈夫なのでしょうか?
- 水洗い…殺菌効果はほとんど望めない
- 洗剤で洗った場合…一定の殺菌効果が得られるものの、菌が残っていることがある
肉にはカンピロバクターやサルモネラ菌が付着しているため、菌が付着したままの状態で調理してしまうと食中毒を招く原因につながります。
肉を切った後のまな板にすべき洗浄方法
肉を切った後にすべき、まな板の洗浄方法をまとめました。いろいろな方法があるので、自宅で試しやすいものを実行してみてください。
1.アルカリ電解水を使う
アルカリ電解水は、肉に含まれているタンパク質や油分を分解する機能を持っています。市販品にはいろいろなタイプのものがありますが、購入するのであればpH12.5のアルカリ電解水の購入がおすすめ!
- 洗剤で洗ったまな板に、アルカリ電解水をスプレーする
- 30秒ほどそのまま放置
- 流水で洗い流す
pH12.5のアルカリ電解水には、除菌効果が含まれています。購入時には、pHの値を要チェックです。
2.アルコールスプレーを使う
非常に高い殺菌効果を持つことで有名な、アルコールスプレー!まな板除菌には、欠かせないアイテムです。
- 洗剤で洗ったまな板の水分を、しっかりと拭き取っておく
- アルコールスプレーを、まな板にかける
- そのまま乾燥させる
どんな菌もアルコールで死滅するわけではありませんが、殺菌効果はピカイチ!家事初心者の人でも、気軽に使用できるのは非常に魅力的です。
3.重曹や塩を使う
木製のまな板は、塩素系漂白剤での洗浄ができないので、ニオイなどが気になってくるとどう手入れをすればいいか悩むものです。そういったときに注目したいのが、重曹や塩での洗浄方法!
- まな板を洗剤できれいに洗う
- 乾燥させ、重曹か塩を振る
- 重曹か塩を、板の目に沿ってたわしですり込む
- キレイに洗い流す
塩素系漂白剤が使用できない素材のまな板も、お手入れ方法はあります。自宅で使っているまな板の素材の個性をしっかりと把握して、まな板のメンテナンスを行いましょう。
4.熱湯をかける
熱湯消毒は、気軽にできる反面リスクもある殺菌方法です。
- 洗剤で洗ったまな板に、たっぷりと熱湯をかける
- 自然乾燥させる
熱湯の温度を均等に保って、まな板を殺菌するのは難しい面があります。シンクへの負荷や手をやけどする可能性などを考慮して、熱湯消毒に踏み切りましょう。
5.塩素系漂白剤を使う
非常に強い洗浄力を誇る、塩素系漂白剤。殺菌効果だけでなく、まな板にできた気になる黄ばみや黒ずにも効果絶大です。
- まな板をきれいに洗う
- まな板に布巾をかぶせる
- その上から、塩素系漂白剤をかける…既定の希釈まで原液を伸ばす
- 表示に合わせて放置
- しっかりとすすぐ
すすぎ残しがあると、非常に危険です。口に入るようなことがないよう、少し几帳面に感じるくらいに、しっかりと塩素系漂白剤をすすぎましょう。
まとめ
まな板のメンテナンス方法は、素材とライフスタイルによって異なります。苦痛だと感じない方法で、肉を切った後のまな板のメンテナンスを行いましょう!