洗濯機を1回使ったら、電気代・水道代はいくら?水量別やタイプ別の年間の料金目安を紹介

洗濯機

電気料金の負担額が増大するなか、少しでも電気代や水道代などの光熱費を減らしたいものですよね。今回は洗濯機にかかる電気代と水道代を縦型、ドラム式に分けてご紹介いたします。

洗濯機の電気代・水道代

電卓と電気代

洗濯機を使った時の電気代と水道代の目安をご紹介します。洗濯機には昔ながらの洗濯槽の蓋が上に付いている長方形の縦型洗濯機と、スタイリッシュな型をしているドラム式洗濯機と大きく分けて2種類あります。

また、ドラム式洗濯機には乾燥機がついているタイプが主流となっています。電気代と水道代も縦型とドラム式では異なります。1kwhあたりの電気料金27円、1Lあたりの水道単価0.24円で計算すると以下のようになります。

  • 縦型洗濯機:電気代1.62円・水道代24.72円
  • ドラム式洗濯機:電気代1.485円・:水道代13.68円

このように縦型とドラム式では電気代も水道代もドラム式のほうが料金は低くなっています。また、乾燥機を使った場合、洗濯〜乾燥までするとヒートポンプ式は標準だと約28円、省エネモードだと約20円、ヒーター式は約62円ということが分かりました。

洗濯機の電気代・水道代を節約するコツ

洗濯機

続いて、少しでも洗濯機の電気代と水道代を節約するための方法やコツをご紹介します。

まとめて洗濯をして重めの物は下に入れる

1人暮らしや2人住まいでは洗濯物が少ない日もありますよね。洗濯物の量が少ない時には、翌日にまとめて洗うことで電気代・水道代が節約できます。

また、重たい衣類を下にした方が洗濯機の回転の効率が上がる為、電気代の節約になるのをご存じでしょうか。節約以外にも、重たい衣類を軽い衣類の上に乗せて洗濯すると傷みやすくなるというデメリットもありますので、重めの衣類などは洗濯槽の下の方に入れるようにしましょう。

詰め込み過ぎや洗剤の多すぎはNG

こまめな洗濯は避けましょうとご紹介はしましがた、節約の為、まとめて洗濯しようと思い、洗濯機にいっぱいの洗濯物になってしまうのも、NG行為となります。

洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎると、汚れを落としきれなくなったり泡切れが悪くなり、より消費することになってしまうのです。洗濯物の量は8割程度にしておくのがベストです。

また、洗剤をたくさん入れた方が汚れが落ちやすくなると思う人がいると思いますが、かえってすすぎの回数が増えて電気代・水道代がかかるので気をつけてください。洗剤はメーカーによって量が違うので、使う洗剤の適量を確認することが大切です。

お風呂の残り湯を使う

洗濯機でお風呂の残り湯を使うことも節約になります。ただ残り湯を使うと雑菌や匂いが気になることもありますよね。残り湯には皮脂汚れやホコリが入っているので、洗濯には影響ない「洗い」の時だけ使って、「すすぎ」の時に綺麗な水道水を使うようにしましょう。

また、お風呂の残り湯は時間が経てば経つほど雑菌が増えるため、入浴後なるべく早めに洗濯するのが安心です。雑菌が増えるのを防げるほかにも、残り湯が暖かいうちは汚れ落ちや洗剤の効果も高まります。

1回の洗濯に使う水の量が「洗い」で100Lとすると、その半分の50Lが残り湯となるので、水道代が下水道料金を合わせると年間で約6,800円も節約できることになるそうです!

お急ぎコースや省エネタイプの洗濯機を利用する

普段の洗濯は「標準コース」や「おまかせコース」で洗濯している人が多いですが、ひどい汚れでない限りは「お急ぎコース」や「時短コース」「すすぎ1回コース」などで充分です。コース洗濯に注意すると電気代や水道代の節約につながりますので、参考にして下さい。

また、洗濯機は買い替えるとなると、最新式のタイプやドラム式の方が値段は高いですが電気代・水道代は安くなるので考慮してみてはいかがでしょう。

まとめ

毎日洗濯に使う洗濯機の電気代・水道代とすぐにできる節約術をご紹介しました。洗濯機の電気代や水道代は1回あたりは安いですが、毎日使うもの。なんとなく使っている洗濯機も使い方によって節約できることをわかっていただけたでしょうか。ぜひ節約のコツを実践してください!

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