目次
最初はフロアマットの洗浄と天井を掃除する
フロアマットが最優先
車内の掃除はフロアマットと天井を掃除することから始めます。フロアマットには小石だけでなく砂が付着しているので、そのまま水洗いしてしまうと砂が水を吸って泥になってしまい、汚れが広がってしまいます。
そのためブラシだけでなく、バカ落ちルークリ洗剤のような専用の洗剤を用いて泥を洗い流すと良いでしょう。
天井は他の箇所よりも優先
次は目に見えない埃が沢山付着している天井の掃除です。これより先に別の場所を掃除すると埃が下に落ちてしまうので注意しましょう。
天井を掃除するときには髪の毛を取り除くコロコロやクイックルワイパーを用いて埃を取り除きます。さらに除菌シートがあれば皮脂やタバコのやに汚れなどをふき取ってきれいにすると良いでしょう。
車内の上部にあるダッシュボード周りを拭く
フロアマットと天井掃除が完了したら、今度は車内の上部に設置されているダッシュボード周りを掃除しましょう。
ダッシュボード周りはほこりや砂汚れだけでなく、手でいろいろなところを触るので手汗や油汚れがついています。ダッシュボードは合成プラスチックで作られているため、あまり強い洗剤を用いると変色してしまいます。
手汗や皮脂汚れを落としたいときには、食器などを洗う時に使う中性洗剤を水で薄めてきれいな布でふき取るのが好ましいです。
車のエアコンも丁寧に掃除する
次に掃除するエアコン回りは、吹き出し口が狭いので掃除しにくい場所。そんなときには歯ブラシを少し濡らして掻き出すか、市販のエアダスタースプレーを使いましょう。
掃除後にエアコンから強いにおいを感じるときには、エアコンを最高温度にして10分間つけておくか、スチーム消臭という製品を使用すると臭いが軽減されます。
車のトランク部分を掃除する
最近の車はワンボックスカーのように、後部のトランクが車内と一体化しているのが多く、ここに物を載せているためにほこりが定着しやすいのです。その状態で放置してしまうと、せっかくきれいにしたのに車を動かした時にほこりが舞い上がってしまいます。
トランク部分を掃除するときには、まず置いてあるものをすべて取り除き、ほこりを払い落としておきます。そしてトランク部分に落ちている埃を取り除くのであればハンディ掃除機を使うと便利。また埃を取り除いたあとに泥汚れがあれば、中性洗剤を水で薄めた液に布につけてふき取りましょう。
車内で最も大変なシートと大窓の掃除
シートのダニを取ろう
最後はシートと大窓の掃除です。シートには砂埃や食べカスといった汚れのほか、ダニなどがついていたりします。最初は強出力の掃除機で埃を吸い取りますが、コンセントが遠い場合は延長コードを使うか、コードレス掃除機を使うといいでしょう。
またシートのくぼみ部分は、使わなくなったブラシを使って奥にいるダニやほこりを掻き出してから吸い取るのがポイント。
ガラスの水垢を拭き取ろう
窓には水垢など汚れが付着しています。そのまま水拭きをすると汚れが膜になってしまい、夜間走行時にライトが乱反射して見えづらくなってしまいます。窓を拭くときには、水垢をきれいにふき取れる内窓専用のガラスクリーナーを使うと綺麗に掃除できます。
車内掃除はこまめに行うべき!
車の中というのはとても汚れやすく、それを放置するとダニの繁殖を許し健康の害になります。もちろん炎天下の夏場は避けるべきですが、2カ月に一度くらいは車内掃除をすると良いでしょう。快適なドライブを楽しむためにもぜひ実践してみてください。