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弱音を吐くことで周囲に与える影響とは
「弱音を吐く」と聞くと、なんとなくネガティブな印象を持ちがちです。実際に周囲の人は、弱音を吐く人に対してどのような印象を持ちやすいのでしょうか?
- たまに弱音を吐く人…ストレスをため込みすぎないよう配慮しようなど、比較ポジティブ
- 常に弱音を吐く人…もう少し自分で考えて行動したほうがいいなど、比較的ネガティブ
弱音は全く吐くべきではないというわけではありませんが、タイミングや頻度が非常に重要です。
『弱音ばかり吐く人』の心理や性格4選
弱音ばかり吐く人には、いくつかの共通する性格や特徴がみられます。
1.かまってほしい、自分を見てほしい
弱音を吐くことによって、周囲の人がチヤホヤしてくれることが多い場合は、すぐに弱音を吐くようになってしまいます。
- 弱い自分を見せて注目を集め、自分の仕事を手伝ってもらいたい
- 周囲の人から特別視され、大切にされたい
- 自分だけに注目を集めたい、かまって気質な人
上記のような人とかかわってしまうと、少し厄介かもしれません。相手のことをよく観察し、どのような関係を築くべきかを考慮すべき相手といえます。
2.頑張りを認められたい
自分の頑張りを全く認めてもらえないとき、人は弱音を吐きやすくなるものです。
- 「よく頑張っているね」といわれたい
- 自分の頑張りを、知ってほしいなど
頑張っていることそのものを認めてあげれば、弱音が減って前向きになれることも多々あります。相手の性格を把握したうえで、言葉をかけてあげましょう。
3.自分は今めいっぱいであることをアピールしたい
弱音ばかり吐く人の中には、自分が今めいっぱいだからと訴えているケースがあります。だからといって、すぐに手を貸してしまうのは要注意!
- 自分の仕事を、誰かに押し付けたい…責任逃れや、面倒だからなど
- 同僚や後輩の同情を集め、自分ではない誰かが影口の標的になることをもくろんでいる
- 近くにいる人に「限界が近い人」という印象を持たせ、面倒なことを押し付けたい
周囲の人が少し距離を取っていたり、先輩から注意人物として教えてもらっている人に対しては、少し警戒心を持って接してみてください。
4.本当に困っていて、アドバイスが欲しいと思っている
普段弱音を吐かずバリバリ頑張っている人が弱音を吐いている場合は、本当に困っている可能性があります。まずは、相手の話を聞いてどんな部分で一番困っているのかを見つけ出しましょう。
アドバイスを求めてくるようであれば、適切なアドバイスや声掛けを行ってください。アドバイスを求められていないにも関わらず長々アドバイスをしてしまうと、相手にプレッシャーを与え、迷惑をかけてしまう恐れがあります。
弱音を吐かないようにするための方法
弱音をすぐ吐く自覚があり、なんとか改善したいと思っている場合は、以下の方法を実践してみましょう。
- つらかったことを書きだし、改善方法を研究する
- 自分に非がないことで責められてつらいけれど、周囲に味方がいない場合、鍵アカのSNSに気持ちを書く…フォロワーがいない状態がベスト!
- 会社外の友達などに相談し、環境などが合っていないかを分析する
弱音を吐くことそのものは、決して悪いことではありません。本来あまり弱音を吐くタイプではない場合は、どうして弱音が出てしまうのか、原因を追究してみてください。
まとめ
弱音ばかり吐いてしまう人は、自分としっかりと向き合い、今後どうすべきかを考えてみましょう。そうではないのであれば、弱音の原因を把握し、問題解消に向けて分析を進めてみてください。