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トイレに何でもかんでも流してしまうのは危険すぎる行為
トイレを使用した後、またはトイレ掃除の際などに「ゴミ箱まで持っていくのは面倒だから」などの理由でトイレについ流してしまう物はありませんか。
基本的にトイレには、トイレットペーパー以外のものを流してはいけないと言われています。トイレに何でもかんでも流していると、ある日突然、トイレが詰まってしまうかもしれません。
トイレが詰まる前兆やサインは?
トイレが詰まる前兆として、以下のようなサインが見られることが多いです。
- 水の流れが明らかに悪い
- トイレの水の水位が下がらない
- 水を流したときに「コポコポ」と異音がする
この3つのサインが確認できたら、トイレが詰まる恐れがあります。お湯を流し入れたり、ラバーカップを使って詰まりを解消するなどし、対処しましょう。
もしもトイレットペーパー以外の異物で詰まっている場合は、業者に連絡し、適切な対処をしてもらう必要があります。無理に自分で対処しようとすると、余計に悪化してしまう恐れがあるので気をつけましょう。
トイレに流すと詰まってしまうもの6選
トイレには、基本的にトイレットペーパー以外のものを流してしまうと詰まりの原因となります。ここでは、トイレに流しがちなものの中から、1回でもトイレに流すと詰まってしまうものを紹介します。
1.ティッシュペーパー
「トイレットペーパーが流れるのだから、ティッシュペーパーも流れるだろう」とティッシュペーパーを流してしまう人は意外と多いです。
しかし、ティッシュペーパーとトイレットペーパーは、水に溶けやすいか溶けにくいかという点で違いがあります。トイレットペーパーはトイレに流す用として作られていますが、ティッシュペーパーはトイレに流すことを想定して作られていません。
そのため、ティッシュペーパーを流してしまうと、次第に内部で蓄積され、詰まりの原因となってしまう恐れがあります。
2.生理用品
時々、公共のトイレなどで「生理用品をトイレに流さないでください」という貼り紙が見られます。生理用品も水に溶ける性質を持たないため、トイレに流してしまうと1回で詰まりの原因となってしまう恐れがあります。
生理用品は水に溶ける性質を持ちませんが、水分を吸収する性質は持ちます。水分を吸収することで、少なからず膨張してしまうため、余計にトイレ詰まりの原因となりやすいのです。
3.ウェットティッシュ
ウェットティッシュも基本的にはトイレに流すことができません。ティッシュペーパー以上に頑丈に作られているため、水に溶けず詰まりの原因になってしまいます。
最近では、子どものお尻拭きなどでトイレに流れるウェットティッシュも販売されていますが、こちらも一度に流しすぎると詰まりの原因となるケースがあります。流す際は、流す枚数に気をつけましょう。
4.子どものおもちゃ
少し目を離した隙に、子どもがおもちゃをトイレに放り込んでしまい詰まらせてしまう…というトラブルは後を絶ちません。
最近では、トイレトレーニングに使えるおもちゃなどの販売されいてるため、トイレ付近に置いているというご家庭もあります。しかし、もちろんトイレトレーニング用のおもちゃもトイレに流してしまうと詰まりの原因となるため、気をつけましょう。
5.スマホ
トイレ詰まりの原因として、スマホも上位に上がっています。もちろんスマホは水に溶ける性質は持ちませんし、何より機械です。トイレ詰まりの原因だけでなく、トイレが故障してしまう原因にもなり得ます。
トイレにスマホを持ち込む人は多くいますが、便器の中にスマホを落とさないよう十分注意しましょう。
6.大量のトイレットペーパー
トイレットペーパーは、唯一トイレに流して良いものです。しかし、あまりに大量のトイレットペーパーを一度に流してしまうと、トイレの水に溶けきれず、トイレ詰まりの原因となることもあります。
トイレットペーパーであっても、一度に流す量を考え、1回につき大量のトイレットペーパーを使ってしまった場合は、必ず「大」で流すようにしましょう。
基本的にトイレにはトイレットペーパー以外は流さないで
いかがでしたか。基本的に、トイレにはトイレットペーパー以外のものを流してはいけません。もしもトイレットペーパー以外のものを流してしまった場合、特におもちゃやスマホなどの異物を流してしまった場合は、早めに業者に連絡しましょう。