洗濯機8キロと9キロの違いまとめ!洗える量や電気代の差はどれくらい?

洗濯機

店頭にある洗濯機で最も売れている容量は8キロなのだとか。では洗濯機8キロと9キロの違いは何でしょうか?1人当たりの一日の洗濯量は1.5キロくらいなので、1キロ違うとゆとりが生まれますよね。この記事では洗える量や電気代の差はどれくらいなのかその違いをまとめてありますので、ライフスタイルにぴったりな容量の洗濯機を選ぶ参考にしてくださいね!

洗濯機8キロと9キロの違い①『サイズ』

洗濯カゴを持つ女性

洗濯機の8キロと9キロの違いとして、サイズの違い、洗える量の違い、消費電力の違い、価格の違いをまとめました。

「大は小を兼ねる」という有名な言葉があるように、たくさんの洗濯物をまとめて洗える容量の大きい洗濯機だとなにかと助かりますよね。ところが、そうとも言い切れないようです。

単純に大きい洗濯機を買えばよいというわけではなく、洗濯機置き場に入るサイズかどうかなど、事前に確認しておく必要があります。

8キロと9キロのサイズの違い

家電量販店で一番売れている洗濯機のサイズは8キロです。4人家族にちょうど良いサイズになるので、子供が生まれることを想定したご夫婦や、ご年配の方でまとめて洗いたいなどの理由で8キロがちょうど良いのでしょう。

1人当たりの一日の洗濯量は約1.5kgなので、縦型洗濯機で1キロ容量が増えるとけっこうなゆとりが生まれます。では、8キロと9キロ、1kgほどの差はどれくらいの違いになるのでしょうか?

メーカーや商品によって異なりますが、一般的には幅×高さ(深さ)×奥行の各サイズが3センチ程大きくなり、その分容量が増します。3センチ違うと、シーツや厚い毛布も十分に洗うことが出来るでしょう。

洗濯槽に洗濯物をギュウギュウに詰め込んだ状態だと、しっかり汚れを落とすことが出来ないので、3㎝でも余裕のある方がよさそうです。小さいお子さんがいたり、家族の人数が多いご家庭では、洗濯物も多いでしょうから、9キロの方が何かと安心ですよね。

設置場所に合うサイズかどうか

洗濯機を選ぶ場合、定められた設置場所に合うサイズかどうかが重要なポイントです。

設置するのに必要なスペースはメーカーや機種によって異なるため、上方、後方、壁との間に必要なスペースがあるのか、そして防水パンの内側の縦と奥行きのサイズも確認しておきましょう。

ついつい忘れてしまいがちですが、設置場所までの搬入経路は確保できるのかも事前にチェックしておかなければいけません。

《 ポイント 》

  • 幅×高さ×奥行の各サイズが3センチ程大きくなり容量が増える。
  • 4人家族にちょうど良いサイズの8キロが一番売れている。
  • 設置場所に合うサイズかどうかが重要なポイント。

洗濯機8キロと9キロの違い②『洗える量』

洗濯物

洗濯機8キロと9キロの違いとして、縦型洗濯機の洗える容量についてお伝えします。

一般的に1人あたりの1日の洗濯物は、およそ1.5キロです。4人家族でしたら、1日に6キロ程度の洗濯物が出るという計算になりますが、洗剤を行き渡らせてきれいに仕上げるには、洗濯容量の80%程度の量が良いとされています。

洗濯機8キロと9キロの洗える量の違い

洗濯機8キロと9キロの容量の違いは1キロですが、縦型洗濯機の洗濯容量の1キロの差は、実際どのくらいなのでしょうか?

衣類で比較した場合、Tシャツ1枚を200グラムとして単純計算するとTシャツ5枚ぐらいで洗濯物1キロになります。

シングルシーツでは2枚分多く洗濯することができます。バスタオル1枚約300グラムだとすると約3枚分なので、8キロより9キロの方がバスタオルが3枚多く洗えることになります。

8キロ洗濯機と9キロの洗濯機が適している家庭

一人暮らしや4人家族など、それぞれのライフスタイルや洗濯回数、洗濯頻度によって洗濯物の量が違ってきます。

そのため、4人家族で毎日洗濯するのでしたら、約6キロの衣類の他にタオル類や寝具のカバーなども洗うとなると、最低でも8キロの洗濯が必要不可欠ですよね。

また、毎日ではなく2日分まとめて洗うご家庭や、小さなお子様がいる、学校の部活動で着たユニフォームなど洗濯物が多いご家庭でしたら、断然容量が9キロの洗濯機がおすすめです。9キロだと、厚めの毛布も難なく洗えるので便利ですよ。

一人暮らしの人でも9キロの洗濯機が必要なこともある

一人暮らしでも、洗濯は週に1回程度まとめて済ませたい人という人には9キロの洗濯機がおすすめです。1人の洗濯物の量は1日で約1.5kgとすると6日分で9kgになりますよね。

一人暮らしの方でジムに通っているという方は多いようですが、タオル類やスポーツウェアなどの洗濯物が増えることを想定して余裕を持った洗濯機を選ぶようにしましょう。

また、現在独身でも近い将来結婚する予定のある方は、前もって9キロの洗濯機にした方が、後々買い替えなくて済みますよね。

週に2~3回洗濯する4人家族

4人家族で毎日洗濯するなら8キロの洗濯機でも十分ですが、週に2~3回、まとめて洗濯したいという家庭には9キロがおすすめです。

洗濯物の量は季節や日によって、またお子様の年齢などライフスタイルによって大きく増減します。洗濯物の量がどのくらいになるのか判断しづらい場合は、9キロの洗濯機を選んでおくと無難でしょう。

週に5回以上洗濯する5~6人家族

8キロ洗濯機と9キロ洗濯機は、どちらもファミリー向けの容量ですが、一度に4~5人程度の洗濯は十分に可能です。8キロの洗濯機でも1回で厚手の毛布を1枚洗濯することもできます。

ですが、5人~6人家族になると9キロの洗濯機の方が適しています。5人だと洗濯物は7.5キロ、6人になると9キロという計算になりますので、家族の人数に対して若干余裕を見て洗濯機の容量を考えておくと効率良く洗濯ができるでしょう。

《 ポイント 》

  • 1人あたりの1日の洗濯物は、およそ1.5キロ。
  • 洗剤を行き渡らせてきれいに仕上げるには、洗濯容量の80%程度の量にする。
  • 洗濯物の量は季節や日によって、またライフスタイルによって増減する。
  • 8キロでも1回で厚手の毛布1枚、9キロだと余裕をもって洗えるので便利。
  • 8キロ洗濯機と9キロ洗濯機はどちらもファミリー向けの容量。

洗濯機8キロと9キロの違い③『消費電力』

洗濯機

洗濯機8キロと9キロの電気代の違い

選ぶ際に気になるポイントのひとつに電気代があります。電気代だけで見ると、8キロ洗濯機と9キロ洗濯機にそれほど大きな違いはありません。

縦型洗濯機だと、1回の洗濯で約2~3円、乾燥までだと約50円かかりますが、ドラム式洗濯機になると1回の洗濯で約1.5~2円、乾燥までだと1回約49円の電気代となります。

消費電力は5W、そして使用電力量は3Wh増えていくごとに、電気代は数銭増えていきます。

洗濯機8キロと9キロの水道代の違い

お住いの地域によって、または洗濯容量によって使う水量が変わってきます。

縦型洗濯機の場合1キロあたり10リットルの水が必要になり、ドラム式洗濯機の場合は縦型洗濯機よりも水量は少なく、7~9リットルが目安でしょう。

8キロ洗濯機の場合は満水で約80~90リットル、9キロ洗濯機の場合は満水で約90~100リットルの水が必要になります。1リットルあたり0.24円で換算すると洗濯物1キロに対して水1リットルの使用と想定すると、

  • 8キロ洗濯機の場合1回あたり約19円
  • 9キロ洗濯機の場合は約22円

かかることになります。

洗濯機8キロと9キロの機能面の違い

洗濯機のサイズや洗える量だけでなく、どのような面が機能的に優れているのかも当然視野に入れておかなければいけません。

メーカーによって違いはありますが、9キロの洗濯機の方がメーカー独自のエコモードが搭載されているなど、節水機能に優れているものが多く見受けられます。

ということは9キロの洗濯機を購入して節水機能を活用すると、8キロの洗濯機より水道代を節約できるかもしれませんよね。

また、モーターと水量を自動調整するインバーター機能が搭載されている洗濯機は、「洗い」「脱水」「乾燥」それぞれの必要に応じて自動調整してくれるので節電・節水に効果があります。

《 ポイント 》

  • 電気代だけで見ると、それほど大きな差はない。
  • 8キロは満水で約80~90リットル、9キロは約90~100リットルの水が必要。
  • エコモードが搭載されている9キロの方が8キロの洗濯機より節水になる。
  • インバーター機能が搭載されている洗濯機は、節電・節水に効果がある。

洗濯機8キロと9キロの違い④価格

洗濯機

洗濯機8キロと9キロの価格の違いはメーカーにもよりますが、8キロの洗濯機と9キロの洗濯機の価格には5,000円~15,000円程度の違いがあります。

本体価格が安い8キロの洗濯機は、購入費用を抑えられるのでお得感がありますが、購入時の安さだけではなく、使用時にかかる電気代にも注目しなければいけません。

例えば、8キロを選んで、その分洗濯回数が増えてしまっては意味がありませんよね。

また、洗濯の量に合わせてモーターの働きを自動的に調節してくれるインバーター式は、本体価格が高いのですが、節水節電に効果を発揮しますので、結果的に日々の電気代が節約できます。

購入費用を抑えたい人は価格が安い商品を、洗濯機の使用頻度が高いご家庭ではインバーター式がおすすめです。

洗濯機の種類

洗濯機を選ぶ夫婦

全自動洗濯機

1番売れているのは、洗濯からすすぎ、脱水までぜんぶ自動でやってくれる全自動洗濯機です。乾燥機能はついていませんが、扇風機で衣類に風をあてているような送風乾燥を搭載している機種が増えています。

洗濯乾燥機

全自動洗濯機に乾燥機能が搭載されているので、部屋干しや屋外に干すことができない方におすすめです。

ドラム式洗濯機

乾燥機能が搭載されているドラム式洗濯機は、共働き世帯など忙しくて時間がない家庭におすすめです。大きな特徴は標準使用水量が全自動洗濯機や洗濯乾燥機よりも節水になんるという点です。価格は高めでサイズもグッと大きくなるので設置場所のチェックは必須でしょう。

《 ポイント 》

  • 全自動洗濯機、洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機の3種類がある。

最後に

洗濯をする女性

洗濯機8キロと9キロの違いについていかがでしたでしょうか?

洗濯機の8キロと9キロの違いはサイズや価格、洗える量、ちょっとした機能面の差です。9キロの洗濯機の方が容量やサイズが大きくなり、本体価格も5,000円~15,000ほど高くなります。ですが、ほとんどが節水機能付きなので洗濯物が多いご家族には向いているのではないでしょうか。

洗濯機は長くて10年以上使い続けられる家電です。しかも決して安くはないので、この記事を参考に納得のいく洗濯機を購入してくださいね!

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