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乾電池、そのまま捨てていませんか?
乾電池はいろいろな種類がありますが、どれも小さなサイズですよね。こんなに小さいものだからと、可燃ごみの中に入れて処理してしまいたいと思うこともあるでしょう。
しかし、乾電池を可燃ごみに出してしまうのはNGな行為!マナー違反を犯して周囲に迷惑をかけたり、環境に大きな負荷をかけてしまうのは避けましょう。
乾電池を捨てる時の『絶対NG行為』4つとは?
乾電池を捨てるときにすべきではない、NGな行為とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。事前に把握し、NG行為を行わないよう注意しましょう。
1.そのまま不燃ごみに出す
絶縁せずに、不燃ごみで処理してしまうのは危険です。
- 金属と触れて、ショートする
- 発火や破裂する可能性がある
セロハンテープやビニールテープを+と-双方に貼って、正しい方法で絶縁して破棄するようにしましょう。どちらかだけ絶縁すればよいわけではありません。
2.金属製品と一緒に処理する
金属は、電気を通してしまう性質を持っています。そのため、金属製品と一緒に電池を捨ててしまうと、以下のことが起こりやすくなるかもしれません。
- 発火
- 破裂
ちょっと間違えてしまったなどのうっかりが、思いがけない大惨事を招く可能性は十分にあります。ことが起こってからでは取り返しがつかないので、金属製品と電池は絶対に一緒にゴミとして同じ場所に出さないよう注意しましょう。
3.自治体の指示に従わず、可燃ごみに入れる
乾電池の処理は、自治体の処理方法に従って行うべきです。燃やしても問題ない種類の電池だったとしても、自治体で不燃ごみに指定されているのであれば、正しい処理方法を守って不燃ごみとして出すのがマナー。同じ地区の人がルールを守っているのであれば、それに従いましょう。
4.土に埋める
土に埋めると、電池に含まれる有害物質が土に溶けだしてしまいます。環境に大きな負担をかけてしまう行為なので、土に埋めるのはNG。面倒だと感じたとしても、絶縁作業を行って指定された破棄方法に従って処理しましょう。
乾電池の正しい捨て方
乾電池の正しい捨て方は、基本的には以下の通りになります。
- 乾電池・コイン型リチウム乾電池…自治体の指示に従って処理
- ボタン電池…ボタン電池を回収する専用の缶に提出
- 充電池…充電式電池のリサイクルBOX
乾電池の捨て方は、自治体の指示に従うのがセオリーです。引っ越しなどで居住先が変わったら、ゴミの出し方の表を市役所などで入手し、それに従ってゴミを処理しましょう。
まとめ
乾電池の捨て方は、少し特殊であることが多いです。めんどくさいからといって、適当な処理をしてしまうのは絶対NG!