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両面テープの剥がし方5選!
①ドライヤー等で温める
両面テープは温めることで、粘着力が弱まり柔らかくなって剥がしやすくなります。
最初に大まかな粘着部分を剥がせるだけ剥がします。その後、残っている粘着部分にドライヤー等で熱を加えて温めます。プラスチック素材などは30秒くらいを目安に、あまり熱を加えすぎると下地が変形することもあるので、注意しましょう。
熱が冷めないうちに、そっと粘着部分を剥がしていきます。一度では取りきれない場合がほとんどなので、「温める→ゆっくり剥がす」という工程を何度か繰り返してください。
超強力な両面テープは、この方法である程度まで剥がせますが、完全に剥がすのには、この作業をしてから専用の剥がし剤を使うのが良いでしょう。
②消しゴムやガムテープ、サンドペーパーを使う
剥がした跡のベタベタを、消しゴムでこすると消しカスと一緒にぽろぽろと粘着部分も落とせます。また、剥がした跡がベタベタではなく、カチカチに固まった粘着部分には、サンドペーパーで優しく少しずつこすって、削り取るという方法も有効です。
下地も一緒に削らないように、様子を見ながら注意して削ってください。逆に、剥がしたばかりのベタベタの粘着力がまだ残っているような時は、ガムテープなどでペタペタすると、ベタつく粘着力が落とせます。
③お酢を使う
キッチンペーパーやティッシュにお酢を十分しみ込ませます。それを、シールの部分の上から覆い、10分以上そのまま放置し、拭き取ってみてください。この方法でも、粘着がキレイに落とせる場合もあります。お酢であれば安心して使えるので、食器や食材を入れる容器などにおすすめです。
④ハンドクリームや食器用洗剤でパックする
サランラップを用意して、ハンドクリームや食器用洗剤を使ってパックしてから、剥がしていく方法です。ハンドクリームや食器用洗剤に含まれる成分は、粘着力を弱めてくれるそうです。ベタベタ部分に塗って、その上からラップをすると、粘着部分に浸透して剥がれやすくなります。
ハンドクリームを使った場合は、ティッシュなどでふき取るか、粘着力が残っている時は指でこすって仕上げてください。洗剤を使った場合は、しっかりと洗剤の成分を拭き取るか洗い流してください。
⑤専用のテープ剥がしグッズを使う
粘着部分が広い範囲であると、温めたり、消しゴムでこすったりするのは大変です。また、お酢やハンドクリームなどで下地に影響がでる心配のあるときは、専用のテープ剥がしグッズを使いましょう。
両面テープを剥がすときの注意点
下地部分の材質を確かめてから、シール剥がしを行います。お酢やハンドクリームが浸透してシミになってしまう場合もあります。
また、ドライヤーなどで温める時は、やけどに注意することと、高温を加えることで粘着部分の材質が変形しないかなどの注意も必要です。無理にこすったり、削ったりするのは控えましょう。
両面テープ剥がしに便利なおすすめグッズ
LOCTITE(ロックタイト) 両面テープはがし 70ml DWH-701
革製品や高級家具には使用できませんが、スポットノズルが付いているので、狭い部分にもスプレーができ、専用のヘラもついているので、とても便利です。広範囲の粘着を取るにも最適です。
INOUE カーボンはがしヘラ 40mm 17041
ドライヤーなどの熱で温めて、剥がしやすくなったところに使うのに重宝します。金属製のヘラなどと違い、しなりが強いため力が入れやすくカーボンのため、ガラス面もキズをつけずに剥がすことができるという口コミなどもあります。
まとめ
両面テープは使っている時は便利なものですが、剥がしたときのベタベタした粘着が気になりますよね。専用のスプレーなど使うのがよいですが、狭い空間などで専用スプレーの臭いが気になったり、すぐに用意できない時もあると思います。
今回紹介した方法は、そんな時でも身近なもので簡単に試せる方法なので、覚えておいてくださいね!