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電子レンジを使ったあとの食材が、思った仕上がりにならない
食材の下茹でや、昨日のおかずの残りを温めるときなど、電子レンジを使用する機会は多くあります。使用頻度が高いものだからこそ、うまく食材が温まらないと困りますよね。
食材がうまく温まらない原因は、複数あります。どのようなものがあるのかを確認し、加熱ムラが発生しないよう上手に使いこなしましょう。
電子レンジで温まりにくい時の原因4つ!
電子レンジが温まりにくいとき、以下のような原因が考えられます。
1.寿命が近づいている
電子レンジを長年使用しているのであれば、もしかすると寿命が近づいているのかもしれません。
- 電子レンジの寿命…約10年
- 食材を温める機能をつかさどる、マグネトロンの寿命…約2000時間
マグネトロンはかなり使い込まなければ故障することはないかもしれませんが、使い方によっては想像よりも早く故障することもあるので注意しましょう。
2.塊の食材を電子レンジで温めているため
食材が大きな塊になっていると、内部まで温まらないことがあります。大きなおにぎりやかたまり肉の調理などを行うと、真ん中だけ火が通っていないということも、起こる確率が高いです。
3.電子レンジの中が汚れたまま使用している
電子レンジを使用していると、汚れがこびりついてしまうこともあるでしょう。その汚れをそのままにしてしまうと、電子レンジでの加熱がスムーズに進まなくなるかもしれません。
- 汚れに電磁波が当たってしまい、食材が温まりにくくなる
- 加熱が弱まる可能性がある
レンジの中が汚れてしまったら、できるだけ早く汚れを拭き取りましょう。放置してしまうと頑固汚れになってしまい、除去するのが大変になってしまうことが多いです。
4.電子レンジの性能によって、食材を置く場所を変える
電子レンジの性能を正しく把握しておかなければ、食材の加熱にムラができやすくなります。
- フラットな床タイプ…食材を中央に設置する
- ターンテーブルタイプ…テーブルの端に食材を設置する
自宅の電子レンジがどのような形状化を確認し、加熱する際食材をどこに置くかを検討してくださいね。
電子レンジで食材がなかなか温まらないときの対処法
食材がなかなか温まらない場合、以下のことを試してみましょう。
- メーカーに問い合わせてみる
- 寿命が来ている場合は、買い換えを検討
- 食材をできるだけ均等な厚さになるよう広げる
- 汚れをこまめに拭き取る
食材の形状、電子レンジの形状、双方に気を付けて使用すると、食材が均等に温まりやすくなりますよ。使用年数がかなり長くなっているのであれば、新しいものを購入する時期に差し掛かっているのかもしれません。
まとめ
電子レンジのタイプと食材の形状を正しく把握し、電子レンジを上手に使いこなしましょう。正しい方法で使用することで、電子レンジを長く使用できる可能性も高まります。