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女性だけの職場はトラブルが多い
女性が多い職場だと、どうしてもトラブルが多くなりやすいものです。まずは、女性が多い職場の種類を見てみましょう。
- 美容師
- 幼稚園教諭
- 保育士
- 介護職
- 栄養士
- 事務職
- ネイリスト
- エスティシャンなど
上記のような職場は、女性同士のいざこざやトラブルが起きやすい傾向があります。
女性だけの職場でありがちな『4つのトラブル』
女性だけの職場に見られやすいトラブルは、以下のものが挙げられます。
1.お局様が職場を牛耳り、新人をいじめる
女性の職場でよくみられるのが、古株の女性が若くて右も左もわからない新人女性をいじめるという現場です。
- 教えてもできないからと、人前で怒鳴る
- できていないことだけを、職場の人に大きな声で言いふらす
- 自分の思い通りにならなければ、後輩をいじめる
この結果、新人が数か月で病気になって退職することも少なくありません。
2.派閥争いが絶えない
女性だけしかいない職場である程度の人数がいる場合、必ずといっていいほど複数の派閥が生じます。
- 所属する派閥によって、体制が異なる
- ほかの派閥に移ると、以前在籍していた派閥の人間からいじめられることがある
- 「どっちの仲間に入るの?」など、派閥に属していない人に迫る
派閥争いは終わりがなく、一度巻き込まれると抜け出すのが困難なことが大半です。
3.陰口、悪口が常にある
陰口や悪口は、女性の人数が多ければ多いほど発生しやすくなります。
- 違う派閥のリーダー格の悪口、陰口
- 同じ派閥で、リーダー格ではないのに目立っている人の陰口
- 仲間の悪口を言い合い、悪口の対象となっている相手とは何事もなかったかのように仲良くする
他人の悪口や陰口をいって、ストレスの発散を行っている女性も少なくありません。
4.陰湿ないじめや無視が常にある
女性が多い職場の場合、男性の目がないのでいじめが陰湿化しやすい傾向があります。
- あからさまな集団無視
- 書類をいじめている人だけに配布しない
- 存在そのものを無いものとして扱い、「居たんだ」「見えなかった」など本人の目の前で言う
- 一人だけ不出来なようにつるし上げられ、悪目立ちさせて周囲から浮いた存在に仕立て上げるなど
いじめをする人は、他人をいじめてすっきりする反面、自分がいじめられないように次から次へと標的を作っている節があります。内心、自分がいじめられて同じような目に合うのを、恐れているのかもしれません。
女性だけの職場で、トラブルに巻き込まれない方法
女性だけの職場でトラブルに巻き込まれないためには、以下のことを試してみましょう。
- 陰口や悪口に加担しない
- 中立の立場を維持する
- トラブルメーカーとは距離を置く
- 相手に不快な思いをさせないよう、できるだけ丁寧に接する
- 職場であることを意識し、割り切って仕事に集中する
- 基本的に低姿勢で接し、目立ちすぎないよう心がける
あまりにもいじめが酷く、中立の立場が維持できない場合は、転職を考えることも視野に入れましょう。精神衛生上劣悪な環境では、仕事が長続きせず、心を病んでしまう可能性があります。
まとめ
女性だけの職場は、仕事以外の場面でトラブルが絶えません。強く生き抜くこともできますが、無理をして職場にしがみつくことはありません。心身に大きな負荷がかかっているならば、転職を考えることも重要です。