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歩きスマホは危険と隣り合わせ
スマホが普及し、深刻化しているのが歩きスマホです。若年層だけでなく、年齢を重ねた人であっても、歩きスマホをしている人は少なくありません。自分は大丈夫と思っているかもしれませんが、歩きスマホをすること自体が非常に危険な行為といえます。
歩きスマホをしても、法律に触れるわけではありません。しかし、命の危険を伴う事故に遭う可能性があります。
歩きスマホで起こる『最悪な事故』7選!
歩きスマホをしたために起こる可能性がある事故について、まとめました。紹介している事故は、実際に起こった事故ばかりです。
1.車や自転車と接触する
歩きスマホで多いのが、車や自転車との接触事故です。
- 車が走ってきているにもかかわらず、道路に侵入して接触する
- 自転車が近づいているのに気づかず、接触するなど
車や自転車は、家を出ればどこでも走っています。車や自転車がよけてくれる、歩行者優先と思い込んで歩きスマホで移動するのは非常に危険です。
2.踏切に進入し、電車に接触する
スマホに熱中して、踏切の音に気付かず、線路内に侵入して電車と接触という事故も起こっています。イヤホンを耳に入れ、大音量で音楽を聴いていると、周囲の音が拾えなくなるので危険です。
走る電車と人間が接触してしまうと、ただでは済みません。命にかかわる事故に遭ってしまう可能性もあります。
3.駅のホームから転落する
駅のホームで歩きスマホをしていると、前方不注意で駅のホームから転落するという事故も起きています。駅のホームはかなり高さがあるので、打ち所が悪いと最悪の場合死亡する可能性があります。
4.人とぶつかる
歩きスマホで多いのが、人と衝突するということです。
- 前を歩く人に衝突する
- 正面方向かってきた人とぶつかる
- 背が小さな子どもに気が付かづ、蹴ってしまうなど
ぶつかる相手によっては、加害者になる可能性も十分にあります。
5.川や溝に落ちる
歩きスマホをしていると、視野が狭く先を見通すことができません。
- 前を見ておらず、川や池に転落して溺れる
- 溝に足がはまるなどして、負傷して救急搬送されるなど
川や池に落ちたらパニックになってしまい、命にかかわる事態になりかねません。溝にはまっても大したことないと思うかもしれませんが、捻挫や骨折などで緊急搬送されることもあります。
6.痴漢やひったくり被害に遭う
スマホに熱中するあまり、犯罪者から目を付けられやすくなることもあります。
- 人や自転車とすれ違うときに、痴漢被害に遭う
- 周囲への注意力が欠落し、信号待ちなどでひったくりの被害に遭う
上記のような犯罪に巻き込まれるのに、年齢や性別は関係ありません。
7.段差や壁に気づかず事故に遭う
小さな段差や少し先にある壁に気が付かないまま直進し、事故に遭う事例も報告されています。
- 段差や階段から転落して、足を負傷する
- 壁や電柱に衝突し、顔面をケガする
- 壁などの突起と衝突し、目を負傷する
顔には目や鼻など、非常に重要な器官が集中しています。けがの仕方によっては、今後の人生に多大な影響を及ぼす事態に発展してしまうかもしれません。
歩きスマホで事故に遭わないための対策
屋外でスマホを操作するときは、以下のポイントに注意しましょう。
- スマホを操作するときは、立ち止まる習慣をつける
- 人や車が多い場所、狭い路地などでスマホ操作をしない
事故や被害に遭わないためにも、周囲を見渡せる状態で歩くというのが基本です。自分が歩きスマホをしていなかったとしても、周囲の人が歩きスマホをしていると衝突する可能性があります。それを回避し、安全に移動するためにも、緊急時ではない限り歩きスマホはすべきではありません。
まとめ
歩きスマホは、危険と隣り合わせの行為です。みんながしているから安全、大丈夫というわけではありません。周囲を見渡し、冷静な判断ができる目を養って、より安全に普段の生活が送れるスキルを身につけましょう。