神棚に絶対してはいけないタブー行為5つ!家族を守る正しい祀り方も解説

神棚

ご家庭で神棚を設置し、神様をお祀りする場所を設ける家庭は最近では少なくなっていますが、神社から授かったお札は、やはり神棚に飾るべきとされています。今回は、神様をお祀りする神棚の正しい扱い方についてご紹介します。

神棚は家の中で神様をお祀りする神聖な場所

神棚で手を合わせる

皆さんのご自宅には、神棚をお祀りしていますか。神棚は、その名の通り、家の中に神様を祀るための場所です。神社で祈祷を受けた際に授与されるお札を祀り、神様への感謝の気持ちを伝えるための神聖な場所とされています。

そのため、神棚は正しい方法で祀り、丁寧に扱う必要があります。間違った方法で祀ったり、不敬な行為をすると、神様の怒りを招くことがあります。

神棚は家族が集まる高い場所にお祀りするのが基本

神棚を祀る場所としては、一般に家族がよく集まるリビングなどが適しています。家の神棚に祀られた神様は、その家族の安全と幸福を守る役割を担っていますので、家族が頻繁に集まる場所に祀ることが重要です。

神棚は家族の目線より高い、天井に近い位置に設置するのが基本です。明るく清潔な場所を選び、南向きに設置することが望ましいとされていますが、それが難しい場合は、東向きに設置するのも一つの方法です。

神棚の「お神札」は年に1回交換することが推奨されている

神棚に祀るお神札は、通常、神社で授与されます。このお神札は、永久に同じものを使い続けるわけではありません。

お神札は、家族を一年間守ってくれた神様への感謝を込めて、毎年神社に返納し、新しいお神札を授与してもらう必要があります。同じお神札を長く使い続けると、お神札が劣化し、悪いものを呼び寄せるようになってしまうと考えられています。

神様の怒りを招きかねない神棚への5つのタブー行為

神棚

神様を祀る神棚は、家族を見守る重要な役割を担っています。神棚をご自宅に設置する際には、絶対に避けるべきタブー行為に注意が必要です。

ここで、神様の不興を買う可能性がある行為をいくつか挙げてみましょう。

1.神棚を低い位置に設置する

神棚は、家の住人の目線よりも高い位置に設置する必要があります。これは、低い位置に神棚を設置すると、人間が神様を見下ろす形になり、極めて不敬な行為とされるからです。神棚は、なるべく明るく清潔な場所、天井に近い高い位置に設置することが望ましいです。

2.神棚の掃除を怠る

神棚は神様が宿る神聖な場所です。常に清潔に保つことは、神様への敬意を示す基本的な行為です。神棚が埃を帯びたり、汚れが目立つ状態で放置されると、神様が不快に思うかもしれません。できれば毎日、難しくても見つけ次第、感謝の気持ちを込めて神棚を掃除するようにしましょう。

3.神棚へのお参りを長期間怠る

日常的に、神棚へは毎日手を合わせることが望ましいです。お参りする際には、「二礼二拍手一礼」の形式を守り、手と口を清潔にしてから行うことが重要です。

もし神棚のお参りを長期間怠ると、家族を見守る神様に対して不敬な態度とみなされ、災いを招く恐れがあるだけでなく、神様が去ることもあり得ます。

ですから、神棚を祀る家庭では、毎日神様に手を合わせる習慣を身につけることが大切です。子供たちも一緒にお参りすることで、感謝の心や思いやりを育てることができます。

4.仏壇と神棚を向かい合わせに配置する

仏壇と神棚を向かい合わせに設置することは避けるべきです。これは、神棚と仏壇が異なる宗派に属するため、互いに不敬となる行為です。

神棚と仏壇が向かい合わせになる配置では、一方の信仰に手を合わせる際に他方に背を向けることになり、どちらも不敬な態度となります。神棚の設置場所は、仏壇と向かい合わせにならないよう注意し、できれば仏間ではなくリビングなどの適切な場所に祀ることが推奨されます。

5.神棚に足を向けて寝る

昔から「神棚に足を向けて眠ると悪夢を見たり、災いが起こる」と言われています。神棚に足を向けて眠る行為は、神様に対して背を向けることに等しく、非常に失礼な行為です。

リビングでうっかり寝てしまうこともあるかもしれませんが、神棚に足が向かないよう気をつけましょう。このため、神棚を寝室に設置するのも避けるべきです。

神様を祀る神棚は必ず正しい方法で扱うことを心がけよう

いかがでしたか。神棚は家の中でも特別に神聖な場所とされ、適切な扱いと家人の行動が求められます。神棚の祀り方だけでなく、日常的に神棚にどのように接するかも大切です。

神様への感謝の気持ちを常に心に留め、できる限り毎日神棚にお参りし、正しい姿勢で敬うことが重要です。また、神棚の配置や周辺の環境を整えることによって、その神聖さを保ち、家庭内の平和と幸福を願うことも忘れないようにしましょう。

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